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公開番号
2025123956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019769
出願日
2024-02-13
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F01M
13/00 20060101AFI20250818BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】 エンジンの始動直後において換気流路内での水分の凍結を抑制する。
【解決手段】 車両であって、バッテリと、充電インレットと、外部から前記充電インレットに供給される電力を変換して前記バッテリに供給することによって前記バッテリを充電する充電ユニットと、エンジンと、前記エンジンのクランク室に接続されている換気流路、を有する。前記換気流路が、前記充電ユニットの表面に沿って配設されている特定部分を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両であって、
バッテリと、
充電インレットと、
外部から前記充電インレットに供給される電力を変換して前記バッテリに供給することによって前記バッテリを充電する充電ユニットと、
エンジンと、
前記エンジンのクランク室に接続されている換気流路、
を有し、
前記換気流路が、前記充電ユニットの表面に沿って配設されている特定部分を有する、
車両。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記充電ユニットの前面に沿って配置されており、前記エンジンの吸気口に接続されているインテーク流路をさらに有し、
前記換気流路の前記特定部分が、前記充電ユニットの側面に沿って伸びており、
前記特定部分の前端が前記インテーク流路に接続されている、
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記車両のコンパートメント内において車幅方向に沿って前記エンジンと前記充電ユニットが配列されている、請求項1または2に記載の車両。
【請求項4】
前記車両の車室内に配置された給電アウトレットをさらに有し、
前記充電ユニットが、前記バッテリが出力する電力を変換して前記給電アウトレットに供給する動作を実行可能である、
請求項1または2に記載の車両。
【請求項5】
前記特定部分が、高さ方向において前記充電ユニットと重複する位置に配置されている、請求項1または2に記載の車両。
【請求項6】
前記特定部分が、前記充電ユニットの端部まで伸びている、請求項1または2に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
特許文献1に開示の車両は、エンジンのクランク室に接続された換気流路を有している。換気流路は、クランク室からブローバイガスを排出する。また、この車両は、換気流路を加熱する電気ヒータを有している。寒冷地においては、換気流路の内部において水分が凍結し、換気流路が閉塞される場合がある。特許文献1の車両は、エンジンの始動後に電気ヒータによって換気流路を加熱することにより、換気流路内における水分の凍結を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-185513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車両では、エンジンの始動後に電気ヒータを作動させる。このため、エンジンの始動直後においては換気流路が低温の場合がある。このため、エンジンの始動直後に低温の換気流路にブローバイガスが流れ、換気流路内において水分の凍結が生じる場合がある。本明細書では、エンジンの始動直後において換気流路内での水分の凍結を抑制する技術を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する構成1の車両は、バッテリと、充電インレットと、外部から前記充電インレットに供給される電力を変換して前記バッテリに供給することによって前記バッテリを充電する充電ユニットと、エンジンと、前記エンジンのクランク室に接続されている換気流路、を有する。前記換気流路が、前記充電ユニットの表面に沿って配設されている特定部分を有する。
【0006】
なお、「換気流路」には、PCVバルブが設けられていてもよいし、PCVバルブが設けられていなくてもよい。なお、クランク室に接続されている流路が、PCVバルブが設けられた流路とPCVバルブが設けられていない流路の2系統が存在する場合がある。この場合には、「換気流路」は、2系統の流路のいずれであってもよいし、両方であってもよい。
【0007】
この車両では、車両の停止中に充電ユニットによってバッテリが充電される。充電ユニットは外部から充電インレットを介して供給される電力により作動するので、車両の停止中に作動することが可能である。車両の停止中に充電ユニットが作動することで、充電ユニットが発熱する。換気流路の特定部分が充電ユニットの表面に沿って配設されているので、充電ユニットから生じる熱によって換気流路の特定部分が加熱される。このように、この車両では、車両の停止中に充電ユニットから生じる熱によって換気流路を予熱することができる。したがって、エンジンの始動時に換気流路内での水分の凍結を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の車両の模式図。
フロントコンパートメントを上側から見た平面図。
図2のIII-III線の位置における部材の配置を示す図。
バッテリ16に接続された電気回路の回路図。
双方向充電回路30bの回路図。
エンジン50の吸気系を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
上記構成1に続き、本明細書が開示する車両の追加的な構成について以下に説明する。
【0010】
(構成2)
前記充電ユニットの前面に沿って配置されており、前記エンジンの吸気口に接続されているインテーク流路をさらに有し、
前記換気流路の前記特定部分が、前記充電ユニットの側面に沿って伸びており、
前記特定部分の前端が前記インテーク流路に接続されている、
構成1に記載の車両。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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