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公開番号
2025116932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011467
出願日
2024-01-30
発明の名称
潤滑油希釈抑制装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F01M
5/04 20060101AFI20250804BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】本開示は、潤滑油の希釈率の上昇を抑制可能な潤滑油希釈抑制装置を提供する。
【解決手段】潤滑油希釈抑制装置1は、タンク2と、気体導出路3と、油導入路4と、気体導入路5と、油導出路6と、電磁弁7と、制御部8とを備えている。タンク2は、内燃機関ICEのクランクケースCCの外部又は内部に配置される。気体導出路3は、タンク2の内部からタンク2の外部へ気体を導出し、油導入路4は、内燃機関ICEのオイルパンOPからタンク2の内部へ潤滑油LOを導入する。気体導入路5は、タンク2の外部からタンク2の内部へ気体を導入し、油導出路6は、タンク2からオイルパンOPへ潤滑油LOを導出する。電磁弁7は、気体導出路3、油導入路4、気体導入路5、及び油導出路6の各々に設けられ、制御部8は、電磁弁7の開閉を個別に制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関のクランクケースの外部又は内部に配置されるタンクと、
前記タンクの内部から前記タンクの外部へ気体を導出する気体導出路と、
前記内燃機関のオイルパンから前記タンクの内部へ潤滑油を導入する油導入路と、
前記タンクの外部から前記タンクの内部へ気体を導入する気体導入路と、
前記タンクから前記オイルパンへ前記潤滑油を導出する油導出路と、
前記気体導出路、前記油導入路、前記気体導入路、及び前記油導出路の各々に設けられた電磁弁と、
前記電磁弁の開閉を個別に制御する制御部と、を備える、
潤滑油希釈抑制装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記電磁弁は、前記気体導出路を開閉する気体導出弁と、前記油導入路を開閉する油導入弁と、前記気体導入路を開閉する気体導入弁と、前記油導出路を開閉する油導出弁と、を含み、
前記制御部は、前記気体導出弁と油導入弁を開いて前記気体導入弁と前記油導出弁を閉じることで前記オイルパンから前記タンクへ潤滑油を導入する油導入処理と、前記気体導出弁を開いて前記油導入弁と前記油導出弁を閉じた状態で前記気体導入弁を開閉して前記タンクの内圧を所定の負圧に維持する負圧蒸発処理と、前記気体導出弁と前記油導入弁を閉じて前記気体導入弁と前記油導出弁を開くことで前記タンクから前記オイルパンへ潤滑油を導出する油導出処理と、を順次実行する、
請求項1に記載の潤滑油希釈抑制装置。
【請求項3】
前記タンクの内部の潤滑油を加熱する加熱装置をさらに備え、
前記制御部は、前記負圧蒸発処理において前記加熱装置を制御して前記潤滑油を所定の温度に加熱する、
請求項2の潤滑油希釈抑制装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記内燃機関を搭載する車両が外部電源に接続されているときに、前記油導入処理、前記負圧蒸発処理、及び前記油導出処理を実行する、
請求項2又は請求項3に記載の潤滑油希釈抑制装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記負圧蒸発処理において、前記車両が前記外部電源に接続されているときに、前記内燃機関の排気通路に設けられた電気加熱式触媒を加熱する、
請求項4に記載の潤滑油希釈抑制装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、潤滑油希釈抑制装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、内燃機関の制御装置が知られている(例えば、下記特許文献1)。特許文献1に記載された内燃機関の制御装置は、潤滑油の油温が作動油温領域に属する場合に、オイルジェットから潤滑油を噴射させることで、潤滑油の油温を上昇させて潤滑油の希釈率が高くなることが抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-216266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された内燃機関の制御装置は、例えば、内燃機関が短時間かつ間欠的に駆動されて冷間始動が繰り返されるような場合、潤滑油の温度を十分に上昇させることができず、潤滑油の希釈率が上昇するおそれがある。
【0005】
本開示は、潤滑油の希釈率の上昇を抑制可能な潤滑油希釈抑制装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つの態様は、内燃機関のクランクケースの外部又は内部に配置されるタンクと、前記タンクの内部から前記タンクの外部へ気体を導出する気体導出路と、前記内燃機関のオイルパンから前記タンクの内部へ潤滑油を導入する油導入路と、前記タンクの外部から前記タンクの内部へ気体を導入する気体導入路と、前記タンクから前記オイルパンへ前記潤滑油を導出する油導出路と、前記気体導出路、前記油導入路、前記気体導入路、及び前記油導出路の各々に設けられた電磁弁と、前記電磁弁の開閉を個別に制御する制御部と、を備える、潤滑油希釈抑制装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の上記態様によれば、潤滑油の希釈率の上昇を抑制可能な潤滑油希釈抑制装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係る潤滑油希釈抑制装置の実施形態を示す概略構成図である。
図1の潤滑油希釈抑制装置の制御部による処理の流れを示すフロー図である。
図2に示す水・燃料の混入量を算出する処理を説明するグラフである。
図1に示す潤滑油希釈抑制装置の各部の動作を示すタイミング図である。
図1の潤滑油希釈抑制装置の制御部による処理の流れを示すフロー図である。
図1の潤滑油希釈抑制装置の制御部による処理の流れを示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
図1は、本開示に係る潤滑油希釈抑制装置の実施形態を示す概略構成図である。本実施形態の潤滑油希釈抑制装置1は、例えば、内燃エンジン車、発電機として内燃機関を搭載したバッテリ式電気自動車(BEV)、ハイブリッド自動車(HEV)、又は、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)など、内燃機関ICEが搭載された車両に搭載される。内燃機関ICEに用いられる燃料は、例えば、ガソリン、軽油、及びLPGなどの通常の燃料に加えて、水素、合成燃料、及びバイオマス燃料などのカーボンニュートラル燃料を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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