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公開番号2025128590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025339
出願日2024-02-22
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/342 20210101AFI20250827BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】セル排煙弁が蓄電セルの側面に設けられた蓄電セルを収容する蓄電装置において排煙効率を向上させる。
【解決手段】蓄電装置1は、複数の蓄電セル10と、収容ケース20とを備える。複数の蓄電セル10の各々は、蓄電セル10の側面に設けられ、蓄電セル10内のガスを排気するセル排煙弁を含む。収容ケース20は、ロアーケース22と、アッパーケース21と、ケース排煙弁23とを含む。ケース排煙弁23は、上下方向において収容ケース20の中央よりも、上方側または下方側に設けられている。ケース排煙弁23が収容ケース20の中央よりも上方に設けられている場合には、セル排煙弁は、上下方向において蓄電セル10の中央よりも上方に設けられている。ケース排煙弁23が収容ケース20の中央よりも下方に設けられている場合には、セル排煙弁は、上下方向において蓄電セル10の中央よりも下方に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の蓄電セルと、
前記複数の蓄電セルを収容する収容ケースとを備えた蓄電装置であって、
前記複数の蓄電セルの各々は、前記蓄電セルの側面に設けられ、前記蓄電セル内のガスを排気するセル排煙弁を含み、
前記収容ケースは、ロアーケースと、アッパーケースと、前記収容ケース内のガスを排気するケース排煙弁とを含み、
前記ケース排煙弁は、上下方向において前記収容ケースの中央よりも、上方側または下方側に設けられており、
前記ケース排煙弁が前記収容ケースの中央よりも上方に設けられている場合には、前記セル排煙弁は、上下方向において前記蓄電セルの中央よりも上方に設けられており、
前記ケース排煙弁が前記収容ケースの中央よりも下方に設けられている場合には、前記セル排煙弁は、上下方向において前記蓄電セルの中央よりも下方に設けられた、蓄電装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記ケース排煙弁が前記ロアーケースの中央よりも上方、または、前記アッパーケースに設けられており、前記セル排煙弁は、上下方向において前記蓄電セルの中央よりも上方に設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記ケース排煙弁が前記ロアーケースの中央よりも下方に設けられており、前記セル排煙弁は、上下方向において前記蓄電セルの中央よりも下方に設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電装置は、車両に搭載されており、
前記複数の蓄電セルの各々は、上面と、下面と、1対の短側面と、1対の長側面とを含み、
前記1対の長側面は、前記車両の幅方向に間隔をあけて配置されており、
前記1対の長側面の各々は、前記車両の前後方向に延在するように形成されており、
前記1対の短側面は、前記車両の前後方向に間隔をあけて設けられており、
前記セル排煙弁は、前記1対の短側面のうちの一方の面に設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記蓄電装置は、車両に搭載されており、
前記複数の蓄電セルの各々は、上面と、下面と、1対の短側面と、1対の長側面とを含み、
前記1対の長側面は、前記車両の前後方向に間隔をあけて配置されており、
前記1対の長側面の各々は、前記車両の幅方向に延在するように形成されており、
前記1対の短側面は、前記車両の幅方向に間隔をあけて設けられており、
前記セル排煙弁は、前記1対の短側面のうちの一方の面に設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記下面と前記ロアーケースとは、接着材によって固定された、請求項4または5に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-17448号公報(特許文献1)は、電池セルの上部に端子と、電池セル内のガスを排気する排煙弁とが設けられ、当該排煙弁から排出されたガスを電池パックの上部に設けられた排気ダクトから排出する電池パックを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-17448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、排煙弁が電池セルの側面に設けられた電池セルが電池パックに収容される場合もある。そのような場合に、排気ダクトが電池パックの上部に設けられていると、排煙弁と排気ダクトとの距離が離れるため排煙効率が低下する虞がある。排煙弁が蓄電セルの側面に設けられた蓄電セルを収容する蓄電装置において排煙効率の向上が求められている。
【0005】
本開示は、セル排煙弁が蓄電セルの側面に設けられた蓄電セルを収容する蓄電装置において排煙効率を向上させることを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従う蓄電装置は、複数の蓄電セルと、複数の蓄電セルを収容する収容ケースとを備える。複数の蓄電セルの各々は、蓄電セルの側面に設けられ、蓄電セル内のガスを排気するセル排煙弁を含む。収容ケースは、ロアーケースと、アッパーケースと、収容ケース内のガスを排気するケース排煙弁とを含む。ケース排煙弁は、上下方向において収容ケースの中央よりも、上方側または下方側に設けられている。ケース排煙弁が収容ケースの中央よりも上方に設けられている場合には、セル排煙弁は、上下方向において蓄電セルの中央よりも上方に設けられている。ケース排煙弁が収容ケースの中央よりも下方に設けられている場合には、セル排煙弁は、上下方向において蓄電セルの中央よりも下方に設けられている。
【0007】
好ましくは、ケース排煙弁がロアーケースの中央よりも上方、または、アッパーケースに設けられており、セル排煙弁は、上下方向において蓄電セルの中央よりも上方に設けられている。
【0008】
好ましくは、ケース排煙弁がロアーケースの中央よりも下方に設けられており、セル排煙弁は、上下方向において蓄電セルの中央よりも下方に設けられている。
【0009】
好ましくは、蓄電装置は、車両に搭載されている。複数の蓄電セルの各々は、上面と、下面と、1対の短側面と、1対の長側面とを含む。1対の長側面は、車両の幅方向に間隔をあけて配置されている。1対の長側面の各々は、車両の前後方向に延在するように形成されている。1対の短側面は、車両の前後方向に間隔をあけて設けられている。セル排煙弁は、1対の短側面のうちの一方の面に設けられている。
【0010】
好ましくは、蓄電装置は、車両に搭載されている。複数の蓄電セルの各々は、上面と、下面と、1対の短側面と、1対の長側面とを含む。1対の長側面は、車両の前後方向に間隔をあけて配置されている。1対の長側面の各々は、車両の幅方向に延在するように形成されている。1対の短側面は、車両の幅方向に間隔をあけて設けられている。セル排煙弁は、1対の短側面のうちの一方の面に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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