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公開番号
2025127894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024889
出願日
2024-02-21
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250826BHJP(車両一般)
要約
【課題】ジャンクションボックスがロアケースとは異なる部材に固定された構造においてジャンクションボックスに接続された導通部材に作用する相対的なストレスを低減させること。
【解決手段】複数の電池セルが積層した電池モジュールと、電池モジュールを収容するとともに電池モジュールが固定されたロアケースと、電池モジュールの上方に配置されたジャンクションボックスと、ロアケースが固定された第1ボデー部材と、ジャンクションボックスが固定された第2ボデー部材と、電池モジュールとジャンクションボックスとを電気的に接続する導通部材と、を備え、導通部材は、電池モジュールに接続される第1接続部と、ジャンクションボックスに接続される第2接続部と、第1接続部と第2接続部とを繋ぐ中間部と、を有し、中間部の剛性は、第1接続部の剛性よりも低く、かつ第2接続部の剛性よりも低い。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セルが積層した電池モジュールと、
前記電池モジュールを収容するとともに前記電池モジュールが固定されたロアケースと、
前記電池モジュールの上方に配置されたジャンクションボックスと、
前記ロアケースが固定された第1ボデー部材と、
前記ジャンクションボックスが固定された第2ボデー部材と、
前記電池モジュールと前記ジャンクションボックスとを電気的に接続する導通部材と、
を備え、
前記導通部材は、
前記電池モジュールに接続される第1接続部と、
前記ジャンクションボックスに接続される第2接続部と、
前記第1接続部と前記第2接続部とを繋ぐ中間部と、を有し、
前記中間部の剛性は、前記第1接続部の剛性よりも低く、かつ前記第2接続部の剛性よりも低い
ことを特徴とする車両。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1接続部は、水平方向に延在する第1水平部を含み、
前記第2接続部は、水平方向に延在する第2水平部を含み、
前記中間部は、
前記第1水平部から上下方向の上側に向けて屈曲する第1屈曲部と、
前記第2水平部から上下方向の下側に向けて屈曲する第2屈曲部と、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との間で上下方向に延在する振動吸収部と、を含み、
前記振動吸収部は、前記電池モジュールと前記ジャンクションボックスとが相対的に振動した際に前記第1接続部と前記第2接続部との相対動きを吸収するように変形する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記第1水平部と前記第1屈曲部とは一体的に形成されたバスバにより構成され、
前記第2水平部と前記第2屈曲部とは一体的に形成されたバスバにより構成され、
前記振動吸収部は電線の編組体により構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記導通部材は、バスバにより構成され、
前記振動吸収部は、
前記第1屈曲部から上側に向けて上下方向に沿って延在する第1垂直部と、
前記第1垂直部から上側に向けて上下方向に対して傾斜する第1傾斜部と、
前記第1傾斜部から上側に向けて上下方向に沿って延在する第2垂直部と、
前記第2垂直部から上側に向けて上下方向に対して傾斜する第2傾斜部と、
前記第2傾斜部から前記第2屈曲部に向けて上下方向に沿って延在する第3垂直部と、を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項5】
前記第1傾斜部と前記第2垂直部と前記第2傾斜部とには、上下方向に延在するスリットが設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池パックを搭載した車両が開示されている。特許文献1に記載の構成では、フロアパネルの下方に電池パックを配置し、電池パックのケース内において電池モジュールとジャンクションボックスとがロアケースに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6167096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、電池モジュールとジャンクションボックスとが同じ剛性体(ロアケース)に固定されているので、電池モジュールとジャンクションボックスとを電気的に接続する導通部材に相対的なストレスが入力されるリスクは低い。これに対して、ジャンクションボックスがロアケースとは異なる部材に固定される構造が考えられる。この場合、電池モジュールとジャンクションボックスとが異なる剛性体に固定されることになるため、電池モジュールとジャンクションボックスとが相対的に振動した際、導通部材に作用するストレスが過大になる虞がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ジャンクションボックスがロアケースとは異なる部材に固定された構造においてジャンクションボックスに接続された導通部材に作用する相対的なストレスを低減させることができる車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数の電池セルが積層した電池モジュールと、前記電池モジュールを収容するとともに前記電池モジュールが固定されたロアケースと、前記電池モジュールの上方に配置されたジャンクションボックスと、前記ロアケースが固定された第1ボデー部材と、前記ジャンクションボックスが固定された第2ボデー部材と、前記電池モジュールと前記ジャンクションボックスとを電気的に接続する導通部材と、を備え、前記導通部材は、前記電池モジュールに接続される第1接続部と、前記ジャンクションボックスに接続される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを繋ぐ中間部と、を有し、前記中間部の剛性は、前記第1接続部の剛性よりも低く、かつ前記第2接続部の剛性よりも低いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、ジャンクションボックスがロアケースとは異なる部材に固定された構造においてジャンクションボックスに接続された導通部材に作用する相対的なストレスを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における車両を模式的に示す図である。
電池モジュールとジャンクションボックスとを導通部材で接続した構造を説明するための図である。
ジャンクションボックスとインターフェースとを導通部材で接続した構造を説明するための図である。
振動吸収部が編組体により構成された構造を説明するための図である。
出力側の導通部材を説明するための図である。
導通部材がバスバにより構成された構造を説明するための図である。
振動吸収部がスリットを有する構造を説明するための図である。
振動吸収部が幅方向のくびれ形状を有する構造を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態における車両について具体的に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態における車両を模式的に示す図である。車両1は、電池パックを搭載した電動車両である。車両1はフロアパネルの下方に電池パックを配置した構造を有する。車両1は、電池モジュール2と、ロアケース3と、ジャンクションボックス4と、第1ボデー部材5と、第2ボデー部材6と、導通部材7とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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