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公開番号
2025122786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018435
出願日
2024-02-09
発明の名称
電動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250815BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の前方のボンネットの下方の前方スペースに配置される電磁波の発生源となる素子による電磁波の影響を抑制する。
【解決手段】電動車は、車両に搭載されたバッテリと、車両の前方のボンネットの内側の前方収納スペースに配置された走行用モータを有する駆動装置と、前方収納スペースの駆動装置の上部に配置されてモータを駆動するパワーコントロールユニットと、前方収納スペースのパワーコントロールユニットの上に配置されて外部電源からの電力によりバッテリを充電する充電器と、を備える。充電器は、電磁波の発生源となる素子を有する第1基板と、電磁波の発生源となる素子を有しない又は電磁波の発生源としては影響が小さな素子を有する少なくとも1つの第2基板と、第1基板と第2基板とを収納する収納ケースと、を有し、第1基板を第2基板の下方に配置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されたバッテリと、車両の前方のボンネットの内側の前方収納スペースに配置された走行用モータを有する駆動装置と、前記前方収納スペースの前記駆動装置の上部に配置されて前記モータを駆動するパワーコントロールユニットと、前記前方収納スペースの前記パワーコントロールユニットの上に配置されて外部電源からの電力により前記バッテリを充電する充電器と、を備える電動車であって、
前記充電器は、電磁波の発生源となる素子を有する第1基板と、電磁波の発生源となる素子を有しない又は電磁波の発生源としては影響が小さな素子を有する少なくとも1つの第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを収納する収納ケースと、を有し、前記第1基板は前記第2基板の下方に配置されている、
ことを特徴とする電動車。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
請求項1記載の電動車であって、
前記モータより車両前方に配置されたラジエータを備え、
前記収納ケースには、前記第1基板と前記第2基板との間に前記ラジエータからの冷却媒体が通流する冷却流路が配置されている、
電動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電動車としては、補機バッテリに接続された補機系電力ラインに接続された降圧コンバータと、補機系電力ラインにフィルタを介して接続された補機と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電動車では、フィルタを介して接続された補機を接続することにより、降圧コンバータから発せられるノイズ電流が補機の性能に与える影響を抑えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-207054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の電動車では、降圧コンバータのノイズ電流が補機の性能に影響を与えるのを抑制するためにフィルタを設けているから、部品点数が増加したり、回路が複雑化したりし、車両の小型化や軽量化に資することができない。
【0005】
本開示の電動車は、車両の前方のボンネットの下方の前方スペースに配置される電磁波の発生源となる素子による電磁波の影響を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
車両に搭載されたバッテリと、車両の前方のボンネットの内側の前方収納スペースに配置された走行用モータを有する駆動装置と、前記前方収納スペースの前記駆動装置の上部に配置されて前記モータを駆動するパワーコントロールユニットと、前記前方収納スペースの前記パワーコントロールユニットの上に配置されて外部電源からの電力により前記バッテリを充電する充電器と、を備える電動車であって、
前記充電器は、電磁波の発生源となる素子を有する第1基板と、電磁波の発生源となる素子を有しない又は電磁波の発生源としては影響が小さな素子を有する少なくとも1つの第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを収納する収納ケースと、を有し、前記第1基板は前記第2基板の下方に配置されている、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示の電動車では、車両に搭載されたバッテリと、車両の前方のボンネットの内側の前方収納スペースに配置された走行用モータを有する駆動装置と、前方収納スペースの駆動装置の上部に配置されてモータを駆動するパワーコントロールユニットと、前方収納スペースのパワーコントロールユニットの上に配置されて外部電源からの電力によりバッテリを充電する充電器と、を備える。充電器としては、電磁波の発生源となる素子を有する第1基板と、電磁波の発生源となる素子を有しないか電磁波の発生源としては影響が小さな素子を有する少なくとも1つの第2基板と、第1基板と第2基板とを収納する収納ケースと、を有するものとし、第1基板を第2基板の下方に配置する。これにより、電磁波の発生源となる素子の上方には第2基板とケースの壁面とが存在するため、電磁波はある程度遮蔽される。この結果、電磁波の発生源となる素子による電磁波の影響を抑制することができる。ここで、第2基板は、電磁波の発生源とはならない素子だけを有する基板であったり、電磁波の発生源とはならない素子だけでなく電磁波の発生源としてはその影響が小さな素子を有する基板であったりしてもよい。
【0009】
本開示の電動車において、前記モータより車両前方に配置されたラジエータを備え、前記収納ケースには、前記第1基板と前記第2基板との間に前記ラジエータからの冷却媒体が通流する冷却流路部材が配置されているものとしてもよい。こうすれば、電磁波の発生源となる素子を有する第1基板の上に冷却流路、第2基板が順に重ねられることになり、電磁波の遮蔽効果を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態としての電動車20の前方部分の構成の概略を模式的に示す模式構成図である。
AC充電器50の各基板52,54,55,56が収納ケース51に収納されている様子の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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