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公開番号
2025117250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011992
出願日
2024-01-30
発明の名称
電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社豊田自動織機
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
50/627 20210101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】注液枠の注液空間における電解液の残留量を小さくできる電池を提供する。
【解決手段】複数の電極16、20、25を有する積層体15と、積層体の外周側に設けられ、積層体の内部空間Vと連通する連通孔48と、連通孔と連通する内部空間である注液空間47と、を有し、注液空間に電解液を注入可能な注液装置60が接続可能な注液枠45と、注液枠の内面に対応する形状の外周面53及び撥水処理された内周面54を有し、連通孔と連通する貫通孔52が形成されたスリーブ部材50と、を備え、注液枠の内面が、複数の平面と、互いに交差する複数の平面の端部同士を接続する接続部を有し、スリーブ部材の内周面の接続部に対応する部位が湾曲面54-1によって構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電極を有する積層体と、
前記積層体の外周側に設けられ、前記積層体の内部空間と連通する連通孔と、前記連通孔と連通する内部空間である注液空間と、を有し、前記注液空間に電解液を注入可能な注液装置が接続可能な注液枠と、
前記注液枠の内面に対応する形状の外周面及び撥水処理された内周面を有し、前記連通孔と連通する貫通孔が形成されたスリーブ部材と、
を備え、
前記注液枠の前記内面が、複数の平面と、互いに交差する複数の前記平面の端部同士を接続する接続部を有し、
前記スリーブ部材の前記内周面の前記接続部に対応する部位が湾曲面によって構成された電池。
続きを表示(約 93 文字)
【請求項2】
前記スリーブ部材が樹脂製である請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記湾曲面の断面形状がC字形状である請求項1又は請求項2に記載の電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電池の一例として、複数の電極を有する積層体の外周部を樹脂枠で覆い、樹脂枠の側面の一部に樹脂製の注液枠を設けたものが知られている。この注液枠の内部空間である注液空間は、積層体の内部空間と連通する。さらに注液枠の端面には開口部が設けられている。注液装置を注液枠の端面に接触させながら、注液装置から注液空間に電解液を注入すると、電解液が注液空間を介して内部空間に注入される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-021544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
注液装置から注液空間に注入された電解液の一部が、積層体の内部空間へ移動せずに注液空間に残留することがある。電解液は積層体の内部空間において所定の機能を発揮する。そのため、注液空間における電解液の残留量は小さいのが好ましい。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、注液枠の注液空間における電解液の残留量を小さくできる電池を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様の電池は、複数の電極を有する積層体と、前記積層体の外周側に設けられ、前記積層体の内部空間と連通する連通孔と、前記連通孔と連通する内部空間である注液空間と、を有し、前記注液空間に電解液を注入可能な注液装置が接続可能な注液枠と、前記注液枠の内面に対応する形状の外周面及び撥水処理された内周面を有し、前記連通孔と連通する貫通孔が形成されたスリーブ部材と、を備え、前記注液枠の前記内面が、複数の平面と、互いに交差する複数の前記平面の端部同士を接続する接続部を有し、前記スリーブ部材の前記内周面の前記接続部に対応する部位が湾曲面によって構成される。
【0007】
第1態様の電池は、複数の電極を有する積層体と、積層体の外周側に設けられ、積層体の内部空間と連通する連通孔と、連通孔と連通する内部空間である注液空間と、を有する注液枠と、注液枠の内面に対応する形状の外周面及び撥水処理された内周面を有し、連通孔と連通する貫通孔が形成されたスリーブ部材と、を備える。さらに注液枠には、注液空間に電解液を注入可能な注液装置が接続可能である。そのため注液装置から注液空間(スリーブ部材の内部空間)に注入された電解液は、スリーブ部材の貫通孔及び注液枠の連通孔を介して積層体の内部空間に注入される。
【0008】
スリーブ部材の内周面は撥水処理されている。さらにスリーブ部材の内周面の注液枠の接続部に対応する部位が湾曲面によって構成されている。そのためスリーブ部材の内部空間に注入された電解液は、スリーブ部材の内部空間(注液枠の注液空間)に残留し難い。そのため第1態様の電池は、注液枠の注液空間における電解液の残留量を小さくできる。
【0009】
さらにスリーブ部材の内周面の注液枠の接続部に対応する部位が湾曲面によって構成されているので、例えば注液装置から注液枠に力が付与されたときに、スリーブ部材の内周面の注液枠の接続部に対応する部位に応力集中が発生し難い。そのためスリーブ材が変形し難い。
【0010】
第2態様の電池は、第1態様において、前記スリーブ部材が樹脂製である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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