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公開番号
2025131428
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029166
出願日
2024-02-28
発明の名称
車両後部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
太平洋工業株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
25/04 20060101AFI20250902BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】意匠パネルで液密性を確保できない場合でも、車室の液密性を確保できる車両後部構造を提供する。
【解決手段】車両後部構造は、サイドドア開口10の後端縁を画定する第一ピラー14と、車両の背面と側面との境界を画定する第二ピラー16と、前記第二ピラー16の下端に接続されるランプハウジング18と、前記第一ピラー14と前記ランプハウジング18との間に配され、両者に接続されるホイールハウス19と、前記第一ピラー14、前記第二ピラー16、ランプハウジング18、および、前記ホイールハウス19で囲まれるエリアを隙間なく埋めるルーフサイドインナ24と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
サイドドア開口の後端縁を画定する第一ピラーと、
車両の背面と側面との境界を画定する第二ピラーと、
前記第二ピラーの下端に接続されるランプハウジングと、
前記第一ピラーと前記ランプハウジングとの間に配され、両者に接続されるホイールハウスと、
前記第一ピラー、前記第二ピラー、前記ランプハウジング、および、前記ホイールハウスで囲まれるエリアを隙間なく埋めるルーフサイドインナと、
を備えることを特徴とする車両後部構造。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両後部構造であって、さらに、
前記車両の内外を連通するベントダクトを備え、
前記ホイールハウスは、
後輪の周面に沿うホイールアーチ部と、
前記ホイールアーチ部から後輪の径方向外側に突き出るフランジ部と、
を有し、
前記ベントダクトは、前記フランジ部、かつ、トランクボードより下側に配置される、
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項3】
請求項1に記載の車両後部構造であって、
前記ルーフサイドインナの周縁は、前記第一ピラー、前記第二ピラー、および、前記ホイールハウスに接合されており、
前記ルーフサイドインナと他部材との複数の継ぎ目には、1以上のシール部材が設けられており、
前記複数の継ぎ目のうち車両外側からみて上向きの継ぎ目に配されるシール部材の数は、前記複数の継ぎ目のうち車両外側からみて下向きの継ぎ目に配されるシール部材の数より多い、
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項4】
請求項1に記載の車両後部構造であって、さらに、
バックドア開口の上縁を画定するルーフヘッダと、
前記バックドア開口の下縁を画定するリヤエンドと、
前記バックドア開口の周縁に取り付けられるウエザーストリップと、
を備え、
一対の前記第二ピラーそれぞれの上端が前記ルーフヘッダの車幅方向両端に接合され、
一対の前記ランプハウジングそれぞれの下端が前記リヤエンドの車幅方向両端に接合され、
前記第二ピラーは、車両外側に向かって突き出る後フランジであって、前記ウエザーストリップでシールされる後フランジを有する、
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の車両後部構造であって、さらに、
少なくとも前記ルーフサイドインナを外側から覆い、前記車両の外表面を構成する意匠パネルを備え、
前記意匠パネルは、樹脂製である、
ことを特徴とする車両後部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両の後部構造を開示する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の後輪の上側には、リヤバンパパネルや、クォータパネル、リヤフェンダパネルと呼ばれる意匠パネルが設けられている。従来、意匠パネルは、金属製であり、周辺の他部材と接合されていた。また、こうした接合の継ぎ目には、十分なシールが施されていた。そして、意匠パネルにより液密性が確保されているため、従来、当該意匠パネルより内側に配置される部品の液密性については、十分に考慮されていなかった。
【0003】
例えば、特許文献1には、車体の側面を構成する側壁部を備えた車両が開示されている。特許文献1において、側壁部には、大きな開口が形成されている。しかし、特許文献1の場合、側壁部の外側に、液密性を有する意匠パネルが配される。そのため、特許文献1の車両によれば、車室への雨水の侵入が防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-38983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、意匠パネルを、金属製ではなく、樹脂製にすることが一部で提案されている。樹脂製の意匠パネルは、金属製の意匠パネルに比べて、成形の自由度が高く、また、軽量である。そのため、樹脂製の意匠パネルを採用することで、車両の意匠の自由度が向上し、また、車両を軽量化できる。
【0006】
一方で、樹脂製の意匠パネルの場合、金属と熱膨張率が異なるため、車両本体に、液密に取り付けることが難しい。そのため、特許文献1の車両のように、側壁部に孔が形成されている車両に樹脂製の意匠パネルを適用した場合、液密性を確保できず、車室への雨滴の侵入を防止できない。
【0007】
そこで、本明細書では、意匠パネルで液密性を確保できない場合でも、車室の液密性を確保できる車両後部構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示する車両後部構造は、サイドドア開口の後端縁を画定する第一ピラーと、車両の背面と側面との境界を画定する第二ピラーと、前記第二ピラーの下端に接続されるランプハウジングと、前記第一ピラーと前記ランプハウジングとの間に配され、両者に接続されるホイールハウスと、前記第一ピラー、前記第二ピラー、前記ランプハウジング、および、前記ホイールハウスで囲まれるエリアを隙間なく埋めるルーフサイドインナと、を備えることを特徴とする。
【0009】
かかる構成とすることで、ルーフサイドインナが、第一ピラー、第二ピラー、ランプハウジング、および、ホイールハウスで囲まれるエリアを隙間なく埋める。そのため、意匠パネルで液密性を確保できない場合でも、車室の液密性を確保できる。
【0010】
この場合、さらに、前記車両の内外を連通するベントダクトを備え、前記ホイールハウスは、後輪の周面に沿うホイールアーチ部と、前記ホイールアーチ部から後輪の径方向外側に突き出るフランジ部と、を有し、前記ベントダクトは、前記フランジ部、かつ、トランクボードより下側に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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