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公開番号
2025132361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029867
出願日
2024-02-29
発明の名称
電動車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
ダイハツ工業株式会社
,
スズキ株式会社
,
いすゞ自動車株式会社
,
日野自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約
【課題】荷物の積載効率と、前記電池の交換の作業性と、を両立できる電動車両を提供する。
【解決手段】電動車両10は、フロアパネル16と、前記フロアパネル16の上側に配置されるデッキボード30と、前記フロアパネル16と前記デッキボード30との間に配される電池装填部40と、前記電池装填部40に車両側方から抜き差しされる1以上の交換式の電池44と、前記電池装填部40の車幅方向一端に設けられた装填口48と、前記装填口48を開閉するリッド50と、を備え、前記フロアパネル16の車幅方向一端から前記装填口48までの間には余白領域17があり、前記デッキボード30は、デッキボード本体32と、前記デッキボード30の車幅方向一端に配置され、前記余白領域17を上側から覆うように、前記電池装填部40より車幅方向外側にせり出すオーバハング部34と、を有し、前記オーバハング部34は、前記余白領域17の上空を開放する退避位置に移動可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
フロアパネルと、
前記フロアパネルの上側に配置されるデッキボードと、
前記フロアパネルと前記デッキボードとの間に配される電池装填部と、
前記電池装填部に車両側方から抜き差しされる1以上の交換式の電池と、
前記電池装填部の車幅方向一端に設けられた装填口と、
前記装填口を開閉するリッドと、
を備え、前記フロアパネルの車幅方向一端から前記装填口までの間には余白領域があり、
前記デッキボードは、
デッキボード本体と、
前記デッキボードの車幅方向一端に配置され、前記余白領域を上側から覆うように、前記電池装填部より車幅方向外側にせり出すオーバハング部と、
を有し、前記オーバハング部は、前記余白領域の上空を開放する退避位置に移動可能である、
ことを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電動車両であって、さらに、
車幅方向に間隔を開けて配置された一対のサイドメンバを備え、
前記電池装填部は、前記一対のサイドメンバの間の幅内に配置されており、
前記リッドは、前記装填口の下端近傍の軸を中心に下方に揺動することで前記装填口を開放する、
ことを特徴とする電動車両。
【請求項3】
請求項1に記載の電動車両であって、
前記オーバハング部は、前記デッキボードの面方向にスライドすることで、前記退避位置に移動する、ことを特徴とする電動車両。
【請求項4】
請求項1に記載の電動車両であって、
前記オーバハング部は、前記デッキボード本体に揺動可能に連結されており、上方に揺動することで前記退避位置に移動する、ことを特徴とする電動車両。
【請求項5】
請求項1に記載の電動車両であって、
前記デッキボードは、さらに、剛体からなり、前記オーバハング部を下側から支持するサポート部材を備える、ことを特徴とする電動車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、交換式の電池を搭載した電動車両を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両に、動力源であるモータと、当該モータに電力を供給する電池と、を備えた電動車両が広く知られている。電動車両に搭載される電池は、充放電可能な二次電池であり、必要に応じて外部電源により充電される。
【0003】
ここで、電池の充電中も、電動車両を有効に活用するために、電池を、電動車両に着脱可能な交換式にすることが提案されている。交換式の電池を採用した場合、電動車両に搭載された電池の充電率が低下すれば、当該電池を電動車両から取り外し、予め充電済みの別の電池に交換する。そして、電動車両から取り外された電池は、電動車両の外部において、充電される。そして、この取り外された電池の充電中も、電動車両は、走行可能となるため、電動車両を、より有効に活用できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-151916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、交換式の電池が、車両のフロアパネルの下側に配置された技術が開示されている。また、特許文献1の技術の場合、電池の装填口が、電動車両の車幅方向端部に位置している。この場合、車両が側突した際、衝突の衝撃が、即座に電池に入力されるため、電池が破損するおそれがある。そこで、電池の装填口と車両の車幅方向端部との間に、若干の余白領域を設けることが考えられる。
【0006】
ここで、通常、電池の上側には、フロアパネルまたはデッキボードと呼ばれるパネル材が配置される。余白領域がパネル材により上側から覆われると、ユーザが、装填口周辺を視認しにくくなり、電池交換の作業性が低下する。一方、パネル材のうち余白領域と重複する部分を切り欠いた場合、当該切り欠かれた部分に荷物が積載できないため、荷物の積載効率が低下する。
【0007】
そこで、本明細書では、荷物の積載効率と、前記電池の交換の作業性と、を両立できる電動車両を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示する電動車両は、フロアパネルと、前記フロアパネルの上側に配置されるデッキボードと、前記フロアパネルと前記デッキボードとの間に配される電池装填部と、前記電池装填部に車両側方から抜き差しされる1以上の交換式の電池と、前記電池装填部の車幅方向一端に設けられた装填口と、前記装填口を開閉するリッドと、を備え、前記フロアパネルの車幅方向一端から前記装填口までの間には余白領域があり、前記デッキボードは、デッキボード本体と、前記デッキボードの車幅方向一端に配置され、前記余白領域を上側から覆うように、前記電池装填部より車幅方向外側にせり出すオーバハング部と、を有し、前記オーバハング部は、前記余白領域の上空を開放する退避位置に移動可能である、ことを特徴とする。
【0009】
かかる構成とすることで、余白領域の上にも荷物を載置できるため、荷物の積載効率が向上する。また、オーバハング部が退避位置に移動することで、当該オーバハング部により視界を邪魔されることなく、電池を容易に交換できる。
【0010】
この場合、さらに、車幅方向に間隔を開けて配置された一対のサイドメンバを備え、前記電池装填部は、前記一対のサイドメンバの間の幅内に配置されており、前記リッドは、前記装填口の下端近傍の軸を中心に下方に揺動することで前記装填口を開放してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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