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公開番号
2025126593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022907
出願日
2024-02-19
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250822BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】保護板500からの蓄電モジュール15への外力の入力を抑制すること。
【解決手段】蓄電装置11は、電力を充放電可能な複数の蓄電モジュール15と、複数の蓄電モジュール15を内部に収容する蓄電装置ケース17と、蓄電装置ケース17の下面の外側に配置された保護板500とを備える。保護板500は、蓄電装置ケース17に接続された接続部(リブ501)を含む。接続部は、保護板500のうち接続部の周囲に位置する部分よりも剛性および強度の少なくとも一方が高い。このため、接続部の周囲に位置する保護板500の部分が蓄電装置ケース17に接続される場合と比較して、内部に蓄電モジュール15が収容された蓄電装置ケース17への保護板500に入力された外力の入力を抑制することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電力を充放電可能な複数の蓄電モジュールと、
前記複数の蓄電モジュールを内部に収容する収容ケースと、
前記収容ケースの下面の外側に配置された保護板とを備え、
前記保護板は、前記収容ケースに接続された接続部を含み、
前記接続部は、前記保護板のうち前記接続部の周囲に位置する部分よりも剛性および強度の少なくとも一方が高い、蓄電装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記収容ケースは、前記保護板の前記接続部と接続される固定部を含み、
前記蓄電モジュールは、前記収容ケースの内表面のうち前記固定部の上方に位置する部分に固定された、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記複数の蓄電モジュールの各々と、前記収容ケースとを接着する接着剤をさらに備え、
前記接着剤は、前記収容ケースの内表面のうち前記固定部の上方に位置する部分に設けられた、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記複数の蓄電モジュールの各々は、
一方向に配列する第1蓄電セルおよび第2蓄電セルを含む複数の蓄電セルと、
連結部と、
前記複数の蓄電セルと前記連結部とを収容するモジュールケースとを含み、
前記第1蓄電セルは、前記第2蓄電セルと隣り合う第1端部と、前記第1端部に設けられた第1端子とを含み、
前記第2蓄電セルは、前記第1蓄電セルと隣り合う第2端部と、前記第2端部に設けられた第2端子と含み、
前記連結部は、前記第1端子および前記第2端子が接続されることで形成されており、
前記蓄電モジュールは、前記モジュールケースの外表面のうち前記連結部の外側に位置する部分において前記収容ケースに固定された、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記モジュールケースは、上下方向に配列する天板および底板を含み、
前記蓄電モジュールの各々は、前記モジュールケース内に設けられるとともに前記連結部に設けられた仕切部材を含み、
前記仕切部材は、前記天板および前記底板に亘って配置された、請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記保護板は、板状に形成された本体部と、前記本体部から上方に向けて突出するように形成されたリブとを含み、
前記接続部は、前記リブである、請求項1から請求項5のいずれかに記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、長手方向の両端に電極が形成されたラミネート型の複数の電池セルが長手方向に直列接続された状態で長尺のケースに封入された長尺の二次電池の蓄電モジュールがあった。たとえば、特許文献1においては、ラミネートフィルムを外した状態で複数の電池セルが直列接続されている。この長尺の蓄電モジュールを薄手方向に積層した電池パックが、たとえば、特許文献1の図18に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-502698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような長尺の蓄電モジュールにおいては、長尺でない場合と比較して、振動等による外力の作用でのケースの変形が大きくなる。このため、収容ケースの下面の外側に配置された保護板からの収容ケースを介した蓄電モジュールへの外力の入力を抑制することが求められる。
【0005】
この開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、保護板からの蓄電モジュールへの外力の入力を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この開示に係る蓄電装置は、電力を充放電可能な複数の蓄電モジュールと、複数の蓄電モジュールを内部に収容する収容ケースと、収容ケースの下面の外側に配置された保護板とを備える。保護板は、収容ケースに接続された接続部を含む。接続部は、保護板のうち接続部の周囲に位置する部分よりも剛性および強度の少なくとも一方が高い。
【0007】
このような構成によれば、蓄電モジュールを内部に収容する収容ケースに、保護板のうち接続部の周囲に位置する部分よりも剛性および強度の少なくとも一方が高い保護板の接続部が接続される。このため、接続部の周囲に位置する保護板の部分が収容ケースに接続される場合と比較して、内部に蓄電モジュールが収容された収容ケースへの保護板に入力された外力の入力を抑制することができる。その結果、保護板からの蓄電モジュールへの外力の入力を抑制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【0008】
収容ケースは、保護板の接続部と接続される固定部を含み、蓄電モジュールは、収容ケースの内表面のうち固定部の上方に位置する部分に固定されるようにしてもよい。
【0009】
このような構成によれば、保護板のうち接続部の周囲に位置する部分よりも剛性および強度の少なくとも一方が高い保護板の接続部に収容ケースの固定部が接続される。このため、接続部の周囲に位置する保護板の部分に収容ケースが接続される場合と比較して、内部に蓄電モジュールが収容された収容ケースの固定部への保護板に入力された外力の入力を抑制することができる。その結果、保護板からの蓄電モジュールへの外力の入力を抑制することができる。
【0010】
複数の蓄電モジュールの各々と、収容ケースとを接着する接着剤をさらに備え、接着剤は、収容ケースの内表面のうち固定部の上方に位置する部分に設けられるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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