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公開番号
2025136156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034381
出願日
2024-03-06
発明の名称
コネクタ
出願人
日本航空電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
12/71 20110101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子をより狭いピッチで配置可能な構造を有するコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ10は、複数の端子50とハウジング20とを備えている。端子50の夫々は、基板(図示せず)に固定される被固定部52と、被固定部52から延びる被保持部54と、被保持部54から延びるバネ部56とを有している。端子50は、ピッチ方向(Y方向)に沿って配置されている。ピッチ方向において互いに隣り合う2つの端子50の被固定部52は、幅方向(X方向)において互いに異なる位置にある。ハウジング20には、端子50の被保持部54を夫々保持する複数の保持部32と、端子50のバネ部56を夫々収容する複数の収容部34とが形成されている。ピッチ方向において互いに隣り合う2つの端子50のうちの一方の被保持部54を保持する保持部32は、これらの端子50のうちの他方のバネ部56を収容する収容部34と幅方向において重なっていない。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基板に搭載されるコネクタであって、
前記コネクタは、複数の端子と、ハウジングとを備えており、
前記端子の夫々は、被固定部と、被保持部と、バネ部と、接点とを有しており、
前記被固定部は、前記基板に固定され、
前記被保持部は、前記被固定部から延びており、
前記バネ部は、前記被保持部から延びており、
前記接点は、前記バネ部に支持されており、
前記端子は、ピッチ方向に沿って配置されており、
前記ピッチ方向において互いに隣り合う2つの前記端子の前記被固定部は、前記ピッチ方向と直交する幅方向において互いに異なる位置にあり、
前記ハウジングには、前記端子に夫々対応する複数の保持部と、前記端子に夫々対応する複数の収容部とが形成されており、
前記保持部の夫々は、対応する前記端子の前記被保持部を保持しており、
前記収容部の夫々は、対応する前記端子の前記バネ部を収容しており、
前記収容部は、前記ピッチ方向に沿って配置されており、
前記ピッチ方向において互いに隣り合う2つの前記収容部の間には、仕切り壁が設けられており、
前記ピッチ方向において互いに隣り合う2つの前記端子について、これらの前記端子のうちの一方の前記被保持部を保持する前記保持部は、これらの前記端子のうちの他方のバネ部を収容する前記収容部と、前記幅方向において重なっていない
コネクタ。
続きを表示(約 96 文字)
【請求項2】
請求項1記載のコネクタであって、
前記被固定部の前記ピッチ方向におけるサイズは、前記バネ部の前記ピッチ方向におけるサイズよりも大きい
コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板に搭載されるコネクタに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、このタイプのコネクタが開示されている。
【0003】
図13を参照すると、特許文献1のコネクタ90は、基板(図示せず)に搭載される所謂オンボードコネクタである。コネクタ90は、樹脂からなるハウジング92と、ハウジング92に保持された複数の端子94とを備えている。端子94は、ピッチ方向(Y方向)に沿って夫々延びる2つの端子列を形成している。端子列の夫々における端子94は、複数の第1端子96と、複数の第2端子98とを含んでいる。第2端子98は、上下方向(Z方向)と平行に延びる軸を中心にして第1端子96を180°回転した形状を有している。端子列の夫々において、第1端子96と第2端子98とは、交互に配置されている。上述した交互配置(千鳥配置)によれば、ピッチ方向において互いに隣り合う2つの端子94の間の距離を短くできる。即ち、端子94を狭いピッチで配置でき、これにより、コネクタ90のピッチ方向のサイズを小さくできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-110817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コネクタのピッチ方向のサイズを更に小さくしたいという要望がある。
【0006】
そこで、本発明は、端子をより狭いピッチで配置可能な構造を有するコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1のコネクタとして、
基板に搭載されるコネクタであって、
前記コネクタは、複数の端子と、ハウジングとを備えており、
前記端子の夫々は、被固定部と、被保持部と、バネ部と、接点とを有しており、
前記被固定部は、前記基板に固定され、
前記被保持部は、前記被固定部から延びており、
前記バネ部は、前記被保持部から延びており、
前記接点は、前記バネ部に支持されており、
前記端子は、ピッチ方向に沿って配置されており、
前記ピッチ方向において互いに隣り合う2つの前記端子の前記被固定部は、前記ピッチ方向と直交する幅方向において互いに異なる位置にあり、
前記ハウジングには、前記端子に夫々対応する複数の保持部と、前記端子に夫々対応する複数の収容部とが形成されており、
前記保持部の夫々は、対応する前記端子の前記被保持部を保持しており、
前記収容部の夫々は、対応する前記端子の前記バネ部を収容しており、
前記収容部は、前記ピッチ方向に沿って配置されており、
前記ピッチ方向において互いに隣り合う2つの前記収容部の間には、仕切り壁が設けられており、
前記ピッチ方向において互いに隣り合う2つの前記端子について、これらの前記端子のうちの一方の前記被保持部を保持する前記保持部は、これらの前記端子のうちの他方のバネ部を収容する前記収容部と、前記幅方向において重なっていない
コネクタを提供する。
【0008】
本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記被固定部の前記ピッチ方向におけるサイズは、前記バネ部の前記ピッチ方向におけるサイズよりも大きい
コネクタを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ピッチ方向において互いに隣り合う2つの端子(第1端子及び第2端子)の被固定部は、幅方向において互いに異なる位置にある。即ち、本発明の端子は、千鳥配置されており、これにより、端子を狭いピッチで配置可能である。また、第1端子の被保持部を保持する保持部と、第2端子のバネ部を収容する収容部とは、幅方向において互いに重ならないようにずれている。この構造によれば、端子間のピッチを更に狭くしても、2つの収容部の間に位置する仕切り壁を必要な厚さ以上に保つことができ、これにより、ハウジングの強度の劣化を防止できる。即ち、本発明によれば、端子をより狭いピッチで配置可能な構造を有するコネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。コネクタの一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。
図1のコネクタを示す上面図である。
図1のコネクタを相手側コネクタとともに示す側面図である。コネクタが搭載される基板の上面の輪郭、及び、相手側コネクタが搭載される相手側基板の下面の輪郭を破線で描画している。
図1のコネクタを示す底面図である。コネクタのピッチ方向における中間部を描画していない。
図4のコネクタの一部(破線Aで囲んだ部分)を拡大して示す底面図である。端子の輪郭を1点鎖線で描画している。
図3の相手側コネクタを示す斜視図である。
図2のコネクタをVII-VII線に沿って示す断面図である。図示した第1端子とピッチ方向において隣り合っている第2端子の保持部の輪郭を破線で描画している。
図2のコネクタをVIII-VIII線に沿って示す断面図である。図示した第2端子とピッチ方向において隣り合っている第1端子の保持部の輪郭を破線で描画している。
図7の第1端子を示す斜視図である。
図9の第1端子を示す側面図である。ハウジングの収容部の輪郭を破線で描画している。
図9の第1端子を示す上面図である。
図8の第2端子を示す側面図である。
特許文献1のコネクタを示す斜視図である。コネクタの一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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