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公開番号
2025123736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019376
出願日
2024-02-13
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
23/50 20060101AFI20250818BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体素子の接合信頼性を向上するのに適した半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置A10は、支持体1と、支持体1の厚さ方向zのz1側に配置され、且つ支持体1に支持された半導体素子3と、を備える。半導体素子3は、回路部322と、厚さ方向zのz2側を向く素子第1面320と、素子第1面320に設けられた複数の第1電極34と、を有し、支持体1は、第1端子部24と、第2端子部25と、を備える。複数の第1電極34の各々は、回路部322に導通しており、第1端子部24は、複数の第1電極34の少なくともいずれかを介して回路部322に導通してている。第2端子部25と素子第1面320との間に介在し、且つ第2端子部25および素子第1面320の双方に接続された第1導電部6を備え、第1導電部6の厚さ方向zに直交する断面の断面積は、第1電極34の厚さ方向zに直交する断面の断面積よりも小さい。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、
前記支持体の厚さ方向の一方側に配置され、且つ前記支持体に支持された半導体素子と、を備え、
前記半導体素子は、回路部と、前記厚さ方向の他方側を向く素子第1面と、前記素子第1面に設けられた複数の第1電極と、を有し、
前記支持体は、1以上の第1端子部と、1以上の第2端子部と、を備え、
前記複数の第1電極の各々は、前記回路部に導通しており、
前記1以上の第1端子部の各々は、前記複数の第1電極の少なくともいずれかを介して前記回路部に導通しており、
前記1以上の第2端子部の各々と前記素子第1面との間に介在し、且つ前記第2端子部および前記素子第1面の双方に接続された1以上の第1導電部を備え、
前記第1導電部の前記厚さ方向に直交する断面の面積である第1断面積は、前記第1電極の前記厚さ方向に直交する断面の面積である第2断面積よりも小さい、半導体装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記第1導電部は、前記複数の第1電極のいずれかに近接して配置される、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
複数の前記第1導電部を備え、
前記半導体素子は、前記第1導電部と、前記複数の第1電極のいずれか、および他の前記第1導電部の少なくとも一方と、に導通する接続確認用配線を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記接続確認用配線は、前記第1導電部と、前記複数の第1電極のいずれかとの双方に導通する第1配線を含む、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記接続確認用配線は、前記第1導電部と、他の前記第1導電部との双方に導通する第2配線を含む、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2断面積に対する前記第1断面積の割合は、30%以上95%以下である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1導電部と前記第1電極との間の距離は、前記第1電極の前記厚さ方向に直交する方向の寸法の100%以上300%以下である、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1導電部の前記厚さ方向の寸法は、前記第1導電部の前記厚さ方向に直交する方向の寸法の250%以上500%以下である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記支持体の一部と、前記半導体素子と、を覆う封止樹脂をさらに備える、請求項1ないし8のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1導電部は、前記厚さ方向に見て前記第1電極よりも前記封止樹脂の内方に位置する、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体素子を備えた半導体装置は、様々な構成が提案されている。特許文献1には、従来の半導体装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体装置は、リードおよび半導体素子を備えている。リードは、複数の端子部を有する。特許文献1に記載の半導体装置において、半導体素子は、リード上にフリップチップ実装により搭載されている。リードは、厚さ方向の一方側を向く主面を有する。半導体素子は、当該主面に対向する側に設けられた複数の電極を有し、複数の電極が、たとえばはんだなどからなる接合層を介してリードの主面に接合されている。複数の端子部の各々は、複数の電極の少なくともいずれかを介して半導体素子の内部回路に導通している。
【0003】
しかしながら、上記のように半導体素子がフリップチップ実装された構成においては、複数の電極それぞれのリードに対する接合部にクラック等の損傷が生じていても、当該損傷の有無を判別するのは困難である。したがって、半導体素子とリードとの間の接合部の接合状態を確認することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-77694号公報
【0005】
[概要]
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、フリップチップ実装により支持体に搭載された半導体素子の接合信頼性を向上するのに適した半導体装置を提供することを主たる課題とする。
【0006】
本開示によって提供される半導体装置は、支持体と、前記支持体の厚さ方向の一方側に配置され、且つ前記支持体に支持された半導体素子と、を備え、前記半導体素子は、回路部と、前記厚さ方向の他方側を向く素子第1面と、前記素子第1面に設けられた複数の第1電極と、を有し、前記支持体は、1以上の第1端子部と、1以上の第2端子部と、を備え、前記複数の第1電極の各々は、前記回路部に導通しており、前記1以上の第1端子部の各々は、前記複数の第1電極の少なくともいずれかを介して前記回路部に導通しており、前記1以上の第2端子部の各々と前記素子第1面との間に介在し、且つ前記第2端子部および前記素子第1面の双方に接続された1以上の第1導電部を備え、前記第1導電部の前記厚さ方向に直交する断面の面積である第1断面積は、前記第1電極の前記厚さ方向に直交する断面の面積である第2断面積よりも小さい。
【0007】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図(封止樹脂を透過)である。
図2は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図(半導体素子および封止樹脂を透過)である。
図3は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す底面図である。
図4は、図2のIV-IV線に沿う断面図である。
図5は、図2のV-V線に沿う断面図である。
図6は、図2のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図2のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、図4の部分拡大図である。
図9は、図4の部分拡大図である。
図10は、図5の部分拡大図である。
図11は、図6の部分拡大図である。
図12は、第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置を示す、図2と同様の平面図である。
図13は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置を示す、図2と同様の平面図である。
図14は、第1実施形態の第3変形例に係る半導体装置を示す、図2と同様の平面図である。
図15は、第1実施形態の第4変形例に係る半導体装置を示す、図2と同様の平面図である。
【0009】
[詳細な説明]
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0010】
以下では、同一あるいは類似の構成要素に、同じ符号を付して、重複する説明を省略する。本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)
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