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公開番号
2025122784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018430
出願日
2024-02-09
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G06F
15/78 20060101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】不揮発性メモリにソフトウェアが記憶されている半導体装置は、アクセス制限に関して更なる検討の余地があった。
【解決手段】半導体装置Xは、不揮発性メモリ2xと、制限制御回路8と、制限制御回路8に接続されて制限制御回路8を介して不揮発性メモリ2xにアクセス可能なように構成された通信回路4と、を含む。不揮発性メモリ2xは、制限制御回路8を介して通信回路4からアクセス可能なように構成された第1記憶領域5と、制限パラメータが記憶された第2記憶領域9と、を含む。制限制御回路8は、制限パラメータに応じて、通信回路4の第1記憶領域5に対するアクセスを遮断する第1状態と、通信回路4の第1記憶領域5に対するアクセスを許容する第2状態と、のいずれかに切り替え可能なように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
不揮発性メモリと、
制限制御回路と、
前記制限制御回路に接続されて前記制限制御回路を介して前記不揮発性メモリとの間で通信を確立するように構成された通信回路と、
を含み、
前記不揮発性メモリは、
前記制限制御回路を介して前記通信回路からアクセス可能なように構成された第1記憶領域と、
制限パラメータが記憶された第2記憶領域と、
を含み、
前記制限制御回路は、前記制限パラメータに応じて、
前記通信回路の前記第1記憶領域に対するアクセスを遮断する第1状態と、
前記通信回路の前記第1記憶領域に対するアクセスを許容する第2状態と、
のいずれかに切り替え可能なように構成されている半導体装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記通信回路は、
外部から通信信号を受け付けるように構成されたインターフェースと、
前記インターフェースが受け付けた前記通信信号に基づいて、前記制限制御回路を介して前記第1記憶領域にアクセスするコントローラー回路と、
を含み、
前記制限制御回路は、
前記第1記憶領域と前記コントローラー回路との間に接続されて、前記第1状態と前記第2状態とのいずれかに切り替え可能なように構成された制限回路と、
前記制限回路と前記第2記憶領域とに接続されて、前記制御パラメータに応じて前記制限回路を前記第1状態または前記第2状態に切り替えるように構成された制御回路と、
を含む請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記制御回路は、前記制限パラメータと共に前記通信信号に応じて前記制限回路を前記第1状態と前記第2状態のいずれかに切り替える請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記制御回路は、前記通信信号に含まれる所定のコマンド符号に応じて、前記制御回路を前記第1状態から前記第2状態に切り替える請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記コントローラー回路は、前記通信信号に基づく第1制御信号を前記制限回路に入力し、
前記制御回路は、前記通信信号と前記制限パラメータとに応じた第2制御信号を前記制限回路に入力し、
前記制限回路は、
前記コントローラー回路から前記第1制御信号の入力を受け付ける第1端子と、
前記制御回路から前記第2制御信号の入力を受け付ける第2端子と、
前記第1端子に入力された前記第1制御信号の論理値と、前記第2端子に入力された前記第2制御信号の論理値とに基づく第3制御信号を前記第1記憶領域に入力する第3端子と、
を含む請求項2から4のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項6】
前記通信信号は、シリアル通信に準拠した信号であり、
前記制限回路は、前記第1端子および前記第2端子を入力段とし、前記第3端子を出力段とするように構成された論理ゲートである請求項5に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載のような、マイコン等のソフトウェアが搭載された半導体装置は、生産工程を経た工場出荷段階以降では、外部からソフトウェアにアクセスできないように所定の制約を持たせていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-24053号公報
【0004】
[概要]
上述したような半導体装置は、外部からソフトウェアへのアクセスの制約の手法について、さらなる検討の余地があった。
【0005】
本明細書中に開示されている半導体装置は、不揮発性メモリと、制限制御回路と、通信回路と、を含む。通信回路は、制限制御回路に接続されて制限制御回路を介して不揮発性メモリとの間で通信を確立するように構成されている。不揮発性メモリは、制限制御回路を介して通信回路からアクセス可能なように構成された第1記憶領域と制限パラメータが記憶された第2記憶領域と、を含む。制限制御回路は、制限パラメータに応じて、通信回路の第1記憶領域に対するアクセスを遮断する第1状態と、通信回路の第1記憶領域に対するアクセスを許容する第2状態と、のいずれかに切り替え可能なように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、比較例に係る半導体装置Yを示す図である。
図2は、本開示に係る半導体装置Xを示す図である。
【0007】
[詳細な説明]
<比較例の半導体装置Yについて>
先ず、半導体装置Yについて、本開示の半導体装置Xの比較例として説明する。次いで、比較例の問題点を説明し、その後に本開示の半導体装置Xについて説明する。
【0008】
図1は、比較例に係る半導体装置Yを示す図である。半導体装置Yは、所定の電子機器に搭載される半導体集積回路(=IC[Integrated Circuit])である。半導体装置Yは、マイコン1と、不揮発性メモリ2yと、読み出し回路3と、通信回路4と、を備えている。
【0009】
マイコン1は、半導体装置Yが搭載される電子機器の所定の機能を制御するように構成されている。マイコン1は、後述するファームウェアFWに則って動作する。
【0010】
不揮発性メモリ2yは、データを不揮発に記憶可能なEEPROM[Electrically Erasable Programable ROM]である。不揮発性メモリ2yは、ファームウェア領域5を有する。ファームウェア領域5は、ファームウェアFWが記憶される領域としてメモリアドレスを割り振られている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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