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公開番号2025124476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020560
出願日2024-02-14
発明の名称電子回路
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02M 3/08 20060101AFI20250819BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】チャージポンプの異常検出に要する時間を短縮する。
【解決手段】電子回路は、チャージポンプの出力電圧に応じた対象電圧と、基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、第1のコンパレータの出力信号を、クロック信号に同期して保持する保持回路と、保持回路の出力信号に基づいて、チャージポンプの異常を検出する検出回路と、を含む。検出回路は、保持回路の出力信号に応じて充放電されるキャパシタと、キャパシタの充電電圧と、閾値電圧とを比較した結果を示す検出信号を出力する出力部と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
チャージポンプの出力電圧に応じた対象電圧と、基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、
前記第1のコンパレータの出力信号を、クロック信号に同期して保持する保持回路と、
前記保持回路の出力信号に基づいて、前記チャージポンプの異常を検出する検出回路と、を含み、
前記検出回路は、
前記保持回路の出力信号に応じて充放電されるキャパシタと、
前記キャパシタの充電電圧と、閾値電圧とを比較した結果を示す検出信号を出力する出力部と、
を含む電子回路。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記キャパシタは、
前記対象電圧が前記基準電圧よりも低い場合に充電される第1のキャパシタと、
前記対象電圧が前記基準電圧よりも高い場合に充電される第2のキャパシタと、
を含み、
前記出力部は、
前記第1のキャパシタの充電電圧と第1の閾値電圧とを比較した結果を示す第1の検出信号を出力する第2のコンパレータと、
前記第2のキャパシタの充電電圧と前記第1の閾値電圧とを比較した結果を示す第2の検出信号を出力する第3のコンパレータと、
を含む請求項1に記載の電子回路。
【請求項3】
前記キャパシタは、
前記対象電圧が前記基準電圧よりも低い場合に充電され、前記対象電圧が前記基準電圧よりも高い場合に放電される第1のキャパシタを含み、
前記第1のキャパシタの充電電圧と第1の閾値電圧とを比較した結果を示す第1の検出信号を出力する第2のコンパレータと、
前記第1のキャパシタの充電電圧と第2の閾値電圧とを比較した結果を示す第2の検出信号を出力する第3のコンパレータと、
を含む請求項1に記載の電子回路。
【請求項4】
前記検出回路は、制御信号に基づいて、前記第1のキャパシタへの充放電を停止させる停止回路を更に含む
請求項3に記載の電子回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の技術は電子回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
チャージポンプの異常を検出する技術として以下の技術が知られている。例えば、特許文献1には、チャージポンプと、チャージポンプの出力電圧を検出する電圧検出器と、電圧検出器の出力に基づいて、出力電圧が目標電圧に到達するようにチャージポンプを制御する制御回路と、出力電圧が目標電圧に到達しない状態が所定時間以上継続する場合、チャージポンプの異常と判定する異常検知カウンタとを備えた、チャージポンプ回路が記載されている。
【0003】
特許文献2には、クロック信号によりキャパシタに充放電を行うことで入力電圧を昇圧した昇圧電圧を生成するチャージポンプ本体と、該チャージポンプ本体から出力する昇圧電圧が所定値を超えるとき検出電圧を出力するレベル検出回路と、を有するチャージポンプ回路において、レベル検出回路から出力する検出電圧をクロック信号によってサンプルホールドするサンプルホールド回路を備えたことを特徴とするチャージポンプ回路が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-117045号公報
特開2017-60318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
TED(TCON-Embedded Driver)と呼ばれるディスプレイドライバIC(Integrated Circuit)にはチャージポンプが内蔵されており、更に、チャージポンプの異常を検出する検出回路も内蔵されている。検出回路は、チャージポンプの出力電圧が閾値を下回った場合に、チャージポンプに異常が生じていることを示す信号を出力する。しかしながら、従来の構成によれば、チャージポンプの異常検出に比較的長い時間を要していた。
【0006】
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、チャージポンプの異常検出に要する時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の技術に係る電子回路は、チャージポンプの出力電圧に応じた対象電圧と、基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、前記第1のコンパレータの出力信号を、クロック信号に同期して保持する保持回路と、前記保持回路の出力信号に基づいて、前記チャージポンプの異常を検出する検出回路と、を含む。前記検出回路は、前記保持回路の出力信号に応じて充放電されるキャパシタと、前記キャパシタの充電電圧と、閾値電圧とを比較した結果を示す検出信号を出力する出力部と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、チャージポンプの異常検出に要する時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
開示の技術の実施形態に係る電子回路1の構成の一例を示す回路ブロック図である。
開示の技術の実施形態に係る検出回路の構成の一例を示す回路図である。
開示の技術の実施形態に係る検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
開示の技術の実施形態に係る検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
比較例に係る電子回路の構成を示す回路ブロック図である。
開示の技術の他の実施形態に係る検出回路の構成の一例を示す図である。
開示の技術の他の実施形態に係る検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
開示の技術の他の実施形態に係る検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
開示の技術の他の実施形態に係る検出回路の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、開示の技術の実施形態について図面を参照しつつ説明する。尚、各図面において、実質的に同一又は等価な構成要素又は部分には同一の参照符号を付与している。
(【0011】以降は省略されています)

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