TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025128583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025329
出願日2024-02-22
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01L 23/29 20060101AFI20250827BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】封止樹脂がパッシベーション膜から剥がれることを抑制可能な半導体装置を提供するものである。
【解決手段】半導体装置(100,200,300)は、表面(20a)にパッシベーション膜(23)を有する半導体素子(20)と、パッシベーション膜上に配置されている樹脂突起(30)と、半導体素子及び樹脂突起を覆う封止樹脂(40)とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表面にパッシベーション膜を有する半導体素子と、
前記パッシベーション膜上に配置されている樹脂突起と、
前記半導体素子及び前記樹脂突起を覆う封止樹脂とを備える、半導体装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記樹脂突起は、フォトレジストで形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記樹脂突起の幅は、前記パッシベーション膜に近づくにつれて小さくなっている、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記樹脂突起と前記パッシベーション膜との間の密着強度は、前記封止樹脂と前記パッシベーション膜との間の密着強度よりも大きい、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
光学フィルタをさらに備え、
前記半導体素子は、受光部を有し、
前記光学フィルタは、平面視において前記受光部と重なるように前記パッシベーション膜上に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記光学フィルタは、無機材料で形成されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記樹脂突起は、平面視において前記光学フィルタの外側にある前記パッシベーション膜の部分上に配置されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記光学フィルタは、平面視において前記受光部よりも外側にある部分を有し、
前記樹脂突起は、平面視において前記受光部よりも外側にある前記光学フィルタの部分上に配置されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記樹脂突起は、前記光学フィルタの平面視における外周縁部上及び平面視において前記光学フィルタの周囲にある前記パッシベーション膜の部分上に跨って配置されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記封止樹脂は、透明樹脂である、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特開2023-85909号公報(特許文献1)には、半導体装置が記載されている。特許文献1に記載の半導体装置は、基板と、半導体素子と、封止樹脂とを有している。半導体素子は、表面及び裏面を有しており、裏面が基板と対向するように基板上に配置されている。半導体素子は、受光部を有している。封止樹脂は、半導体素子を覆うように、基板上に配置されている。封止樹脂は、透明樹脂である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-85909号公報 [概要] 半導体素子は、通常、表面にパッシベーション膜を有している。そのため、半導体素子の表面では、パッシベーション膜と封止樹脂とが接触することになる。しかしながら、パッシベーション膜と封止樹脂との間の界面における密着強度は不十分であり、封止樹脂が吸湿する又は変形することに伴って、封止樹脂が半導体素子の表面から剥がれてしまうことがある。
【0004】
本開示の半導体装置は、表面にパッシベーション膜を有する半導体素子と、パッシベーション膜上に配置されている樹脂突起と、半導体素子及び樹脂突起を覆う封止樹脂とを備えている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
半導体装置100の平面図である。
図1のII-IIにおける半導体装置100の断面図である。
半導体装置100の製造工程図である。
樹脂突起形成工程S2を説明する断面図である。
半導体素子搭載工程S3を説明する断面図である。
半導体装置200の平面図である。
図6のVII-VIIにおける半導体装置200の断面図である。
半導体装置300の平面図である。
図6のIX-IXにおける半導体装置300の断面図である。
【0006】
[詳細な説明]
本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
【0007】
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体装置を説明する。第1実施形態に係る半導体装置を、半導体装置100とする。
【0008】
<半導体装置100の構成>
以下に、半導体装置100の構成を説明する。
【0009】
図1は、半導体装置100の平面図である。図1中では、封止樹脂40の樹脂が省略されている。図2は、図1のII-IIにおける半導体装置100の断面図である。図1及び図2に示されているように、半導体装置100は、基板10と、半導体素子20と、樹脂突起30と、封止樹脂40とを有している。
【0010】
基板10は、例えば、基材11と、導体パターン12と、導体パターン13とを有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ローム株式会社
発振回路
1日前
ローム株式会社
電子回路
11日前
ローム株式会社
回路装置
11日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
ローム株式会社
照度センサ
3日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
ローム株式会社
スナバ回路
11日前
ローム株式会社
半導体装置
9日前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
ローム株式会社
クロック生成回路
12日前
ローム株式会社
半導体パッケージ
11日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
1日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
8日前
ローム株式会社
半導体集積回路装置
8日前
ローム株式会社
表示ドライバ及び表示装置
11日前
ローム株式会社
絶縁チップおよび半導体装置
10日前
ローム株式会社
LEDドライバ及び表示装置
11日前
ローム株式会社
ソースドライバ及び表示装置
4日前
ローム株式会社
回路基板および回路モジュール
3日前
ローム株式会社
バッテリマネージメントシステム
5日前
ローム株式会社
制御装置、およびサーマルプリンタ
8日前
ローム株式会社
ドライバ回路及び画像表示システム
4日前
ローム株式会社
画像処理装置及び画像処理プログラム
3日前
ローム株式会社
レベル電圧生成回路及び表示ドライバ
9日前
ローム株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
11日前
ローム株式会社
半導体装置、および、半導体装置の製造方法
10日前
ローム株式会社
ブートストラップ回路及び不揮発性メモリ装置
4日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置および窒化物半導体パッケージ
3日前
ローム株式会社
オフセット調整システムおよびオフセット調整装置
10日前
ローム株式会社
電源喪失保護回路、データ記憶モジュール、サーバー
10日前
ローム株式会社
電子部品
2日前
ローム株式会社
半導体装置
9日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
続きを見る