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公開番号
2025130569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027824
出願日
2024-02-27
発明の名称
基準電圧源
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G05F
3/24 20060101AFI20250901BHJP(制御;調整)
要約
【課題】製造ばらつきの影響を受けにくい基準電圧源を提供する。
【解決手段】第1トランジスタM1は、エンハンスメント型のNチャンネルMOSFETであり、ソースが接地ラインVSSと接続され、ゲートおよびドレインが出力ノードVREFと接続される。第2トランジスタM2は、デプレッション型のNチャンネルMOSFETであり、ドレインが電源ラインVDDと接続され、ゲート、ソースおよびバックゲートが出力ノードVREFと接続される。バックゲート電圧調節回路110には、基準電圧源100の出力である基準電圧V
ref
がフィードバックされ、第1トランジスタM1のバックゲートに、基準電圧V
ref
と正の相関を有するバイアス電圧V
sb1
を供給する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電源ラインと、
接地ラインと、
出力ノードと、
ソースが前記接地ラインと接続され、ゲートおよびドレインが前記出力ノードと接続されたエンハンスメント型のNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタと、
ドレインが前記電源ラインと接続され、ゲート、ソースおよびバックゲートが前記出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
前記第1トランジスタのバックゲートに、前記出力ノードに発生する基準電圧と正の相関を有するバイアス電圧を供給するバックゲート電圧調節回路と、
を備える、基準電圧源。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記バックゲート電圧調節回路は、ゲートが前記出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第3トランジスタを含み、前記第3トランジスタのソース電圧に応じた前記バイアス電圧を出力する、請求項1に記載の基準電圧源。
【請求項3】
前記バックゲート電圧調節回路は、前記第3トランジスタのソースと前記接地ラインの間に直列に接続された第1抵抗および第2抵抗をさらに含み、前記第1抵抗と前記第2抵抗の接続ノードの電圧が、前記バイアス電圧である、請求項2に記載の基準電圧源。
【請求項4】
前記第1抵抗と前記第2抵抗は、異なる温度係数を有する、請求項3に記載の基準電圧源。
【請求項5】
前記バックゲート電圧調節回路は、
前記第3トランジスタのバックゲートとソースの間の電圧を、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタに流れる電流に応じて調節する安定化回路をさらに含む、請求項3または4に記載の基準電圧源。
【請求項6】
前記安定化回路は、
ゲートに前記基準電圧を受け、ソースが前記接地ラインと接続され、バックゲートに前記バイアス電圧を受ける第4トランジスタと、
前記第3トランジスタの前記バックゲートと前記ソースの間に接続された第3抵抗と、
前記第4トランジスタに流れる電流を折り返して前記第3抵抗に供給するカレントミラー回路と、
を含む、請求項5に記載の基準電圧源。
【請求項7】
電源ラインと、
接地ラインと、
出力ノードと、
ソースが前記接地ラインと接続され、ゲートおよびドレインが前記出力ノードと接続されたエンハンスメント型のNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタと、
ドレインが前記電源ラインと接続され、ゲート、ソースおよびバックゲートが前記出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
ゲートが前記出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第3トランジスタと、
を備え、
前記第1トランジスタのバックゲートに、前記第3トランジスタのソース電圧に応じたバイアス電圧が供給されている、基準電圧源。
【請求項8】
前記第3トランジスタのソースと前記接地ラインの間に直列に接続された第1抵抗および第2抵抗をさらに備え、
前記第1抵抗と前記第2抵抗の接続ノードの電圧が、前記バイアス電圧である、請求項7に記載の基準電圧源。
【請求項9】
ゲートに前記出力ノードに発生する基準電圧を受け、ソースが前記接地ラインと接続され、バックゲートに前記バイアス電圧を受ける第4トランジスタと、
前記第3トランジスタの前記バックゲートと前記ソースの間に接続された第3抵抗と、
前記第4トランジスタに流れる電流を折り返して前記第3抵抗に供給するカレントミラー回路と、
をさらに備える、請求項7または8に記載の基準電圧源。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基準電圧源に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
さまざまな半導体集積回路に、基準電圧源が搭載される。基準電圧源は、電源電圧や温度に依存しない基準電圧を発生する回路であり、その代表的なものとして、バンドギャップリファレンス回路が知られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-188245号公報
【0004】
[概要]
本開示は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、製造ばらつきの影響を受けにくい基準電圧源の提供にある。
【0005】
本開示のある態様の基準電圧源は、電源ラインと、接地ラインと、出力ノードと、ソースが接地ラインと接続され、ゲートおよびドレインが出力ノードと接続されたエンハンスメント型のNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタと、ドレインが電源ラインと接続され、ゲート、ソースおよびバックゲートが出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、第1トランジスタのバックゲートに、出力ノードに発生する基準電圧と正の相関を有するバイアス電圧を供給するバックゲート電圧調節回路と、を備える。
【0006】
本開示の別の態様もまた、基準電圧源である。この基準電圧源は、電源ラインと、接地ラインと、出力ノードと、ソースが接地ラインと接続され、ゲートおよびドレインが出力ノードと接続されたエンハンスメント型のNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタと、ドレインが電源ラインと接続され、ゲート、ソースおよびバックゲートが出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、ゲートが出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第3トランジスタと、を備える。第1トランジスタのバックゲートに、第3トランジスタのソース電圧に応じたバイアス電圧が供給されている。
【0007】
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、本開示の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、比較技術に係る基準電圧源を説明する回路図である。
図2は、図1の基準電圧源の特性(シミュレーション結果)を示す図である。
図3は、実施形態に係る基準電圧源の回路図である。
図4は、実施例1に係る基準電圧源の回路図である。
図5は、図4の基準電圧源の特性(シミュレーション結果)を示す図である。
図6は、第1抵抗と第2抵抗の温度係数の最適化の一例を説明する図である。
図7は、実施例3に係る基準電圧源の回路図である。
図8は、図7の基準電圧源の特性(シミュレーション結果)を示す図である。
【0009】
[詳細な説明]
(実施形態の概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。この概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、すべての実施形態の重要な要素を特定することも、一部またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
【0010】
一実施形態に係る基準電圧源は、電源ラインと、接地ラインと、出力ノードと、ソースが接地ラインと接続され、ゲートおよびドレインが出力ノードと接続されたエンハンスメント型のNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタと、ドレインが電源ラインと接続され、ゲート、ソースおよびバックゲートが出力ノードと接続されたデプレッション型のNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、第1トランジスタのバックゲートに、出力ノードに発生する基準電圧と正の相関を有するバイアス電圧を供給するバックゲート電圧調節回路と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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