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公開番号2025123900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019673
出願日2024-02-13
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250818BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐振動性または耐衝撃性の向上を図ることができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、蓄電素子100と、スペーサ200と、外装体300と、を備え、スペーサは、蓄電素子とスペーサとの並び方向である第一方向において、蓄電素子と対向するスペーサ本体210と、スペーサ本体から、第一方向と交差する方向である第二方向の一方側に突出するスペーサ突出部220と、を備え、外装体は、蓄電素子及びスペーサよりも第二方向の一方側に底部311を備え、底部は、第一方向、または、第一方向及び第二方向と交差する第三方向に延びる延部311dを備え、スペーサ突出部は、延部の第二方向の一方側に配置され、外装体に対するスペーサの第二方向の他方側への移動を制限する第一制限部221を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子と、スペーサと、外装体と、を備え、
前記スペーサは、
前記蓄電素子と前記スペーサとの並び方向である第一方向において、前記蓄電素子と対向するスペーサ本体と、
前記スペーサ本体から、前記第一方向と交差する方向である第二方向の一方側に突出するスペーサ突出部と、を備え、
前記外装体は、前記蓄電素子及び前記スペーサよりも前記第二方向の前記一方側に底部を備え、
前記底部は、前記第一方向、または、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向に延びる延部を備え、
前記スペーサ突出部は、前記延部の前記第二方向の前記一方側に配置され、前記外装体に対する前記スペーサの前記第二方向の他方側への移動を制限する第一制限部を備える
蓄電装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記延部は、前記底部の前記第一方向の端部から前記第一方向に延びる、または、前記底部の前記第三方向の端部から前記第三方向に延びる
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第一制限部は、前記延部の延びる方向と同じ方向に延びる
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記スペーサ突出部は、前記延部の前記第二方向の前記他方側に配置され、前記外装体に対する前記スペーサの前記第二方向の前記一方側への移動を制限する第二制限部をさらに備える
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記スペーサ突出部は、前記延部の前記第一方向または前記第三方向の端部を跨いで配置され、前記第一制限部と前記第二制限部とを繋ぐ繋ぎ部をさらに備える
請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第一制限部は、前記第一方向及び前記第三方向の双方に延びる
請求項1または2に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池セルとプレートと支持部材とを備え、プレートは、二つの電池セルの間に位置され、支持部材には、プレートの第一の端部を収容した凹部が設けられた電池モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-116813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された従来の電池モジュールでは、プレートの第一の端部が支持部材の凹部に収容されているが、外部から振動または衝撃が加えられた場合に、プレートが支持部材から抜けてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、耐振動性または耐衝撃性の向上を図ることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、スペーサと、外装体と、を備え、前記スペーサは、前記蓄電素子と前記スペーサとの並び方向である第一方向において、前記蓄電素子と対向するスペーサ本体と、前記スペーサ本体から、前記第一方向と交差する方向である第二方向の一方側に突出するスペーサ突出部と、を備え、前記外装体は、前記蓄電素子及び前記スペーサよりも前記第二方向の前記一方側に底部を備え、前記底部は、前記第一方向、または、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向に延びる延部を備え、前記スペーサ突出部は、前記延部の前記第二方向の前記一方側に配置され、前記外装体に対する前記スペーサの前記第二方向の他方側への移動を制限する第一制限部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、耐振動性または耐衝撃性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の構成を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置が備える蓄電ユニットの蓄電素子及びスペーサを示す分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。
図4は、実施の形態に係るスペーサの構成を示す斜視図である。
図5は、実施の形態に係るスペーサの構成を示す斜視図である。
図6は、実施の形態に係るスペーサのスペーサ突出部の構成を示す断面図である。
図7は、実施の形態に係る外装体本体の構成を示す斜視図である。
図8は、実施の形態に係る外装体本体と蓄電素子及びスペーサとの位置関係を示す断面図である。
図9は、実施の形態の変形例1に係るスペーサのスペーサ突出部の構成を示す断面図である。
図10は、実施の形態の変形例2に係るスペーサのスペーサ突出部の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、スペーサと、外装体と、を備え、前記スペーサは、前記蓄電素子と前記スペーサとの並び方向である第一方向において、前記蓄電素子と対向するスペーサ本体と、前記スペーサ本体から、前記第一方向と交差する方向である第二方向の一方側に突出するスペーサ突出部と、を備え、前記外装体は、前記蓄電素子及び前記スペーサよりも前記第二方向の前記一方側に底部を備え、前記底部は、前記第一方向、または、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向に延びる延部を備え、前記スペーサ突出部は、前記延部の前記第二方向の前記一方側に配置され、前記外装体に対する前記スペーサの前記第二方向の他方側への移動を制限する第一制限部を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る蓄電装置によれば、スペーサのうちの第二方向の一方側に突出するスペーサ突出部は、外装体の底部の延部の第二方向の一方側に配置される第一制限部を備えている。このように、第一制限部が延部の第二方向の一方側に配置されるため、第一制限部が延部に第二方向で接触することで、外装体に対するスペーサの第二方向の他方側への移動を制限できる。これにより、外部から振動または衝撃が加えられた場合でも、スペーサ及び蓄電素子が外装体に対して移動するのを制限できる。したがって、蓄電装置によれば、耐振動性または耐衝撃性の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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