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公開番号2025122819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018499
出願日2024-02-09
発明の名称内燃機関の冷却システム
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類F01P 7/16 20060101AFI20250815BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】カバーの内部の冷却水を用いてヒータ性能と内燃機関の暖機性能の両方を向上させることができる内燃機関の冷却システムを提供する。
【解決手段】内燃機関の冷却システムは、車両に搭載される空調装置と、前記空調装置の空調風が通過する空調風通路に配置される第1ヒータコアと、前記第1ヒータコアと隣接して配置される第2ヒータコアと、前記車両に搭載される内燃機関の排気管を覆い、冷却水が通過する冷却水通路を有するカバー部材と、前記冷却水通路と前記第1ヒータコアとを接続し、内部を冷却水が流通するする第1経路と、前記第1経路と独立して設けられ、前記内燃機関と前記第2ヒータコアとを接続し、内部を冷却水が流通する第2経路と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される空調装置と、
前記空調装置の空調風が通過する空調風通路に配置される第1ヒータコアと、
前記第1ヒータコアと隣接して配置される第2ヒータコアと、
前記車両に搭載される内燃機関の排気管を覆い、冷却水が通過する冷却水通路を有するカバー部材と、
前記冷却水通路と前記第1ヒータコアとを接続する第1経路と、
前記第1経路と独立して設けられ、前記内燃機関と前記第2ヒータコアとを接続し、内部を冷却水が流通する第2経路と、
を備える内燃機関の冷却システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1ヒータコアが前記第2ヒータコアよりも前記空調風通路の上流に配置される、
請求項1に記載の内燃機関の冷却システム。
【請求項3】
前記第1経路の流量と、前記第2経路の流量とを制御する第1流量制御と、
前記空調装置の暖房を制御する暖房制御と、
を有する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記暖房制御を実行中に、前記車両の外気温または車室内の室温と、前記第2経路の冷却水の水温を取得し、前記外気温または前記室温が第1所定温度以上であり、かつ、前記水温が所定水温未満である場合、前記第1経路の冷却水を循環させ、前記第2経路の冷却水の循環を停止する、
請求項1に記載の内燃機関の冷却システム。
【請求項4】
前記第1経路の流量と、前記第2経路の流量とを制御する第1流量制御と、
前記空調装置の暖房を制御する暖房制御と、
を有する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記暖房制御を実行中に、前記車両の外気温または車室内の室温と、前記第2経路の冷却水の水温を取得し、前記外気温または前記室温が第1所定温度未満の場合、かつ、前記水温が所定水温未満である場合、前記第1経路および前記第2経路の冷却水を循環させる、
請求項1に記載の内燃機関の冷却システム。
【請求項5】
前記第1経路の流量と、前記第2経路の流量とを制御する第1流量制御と、
前記空調装置の暖房を制御する暖房制御と、
を有する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記暖房制御を実行中に、前記車両の外気温または車室内の室温と、前記第2経路の冷却水の水温を取得し、前記外気温または前記室温が第1所定温度以上の場合、かつ、前記水温が所定水温以上である場合、前記第1経路の冷却水の循環を停止し、前記第2経路の冷却水を循環させる、
請求項1に記載の内燃機関の冷却システム。
【請求項6】
前記第1経路の流量と、前記第2経路の流量とを制御する第1流量制御と、
前記空調装置の暖房を制御する暖房制御と、
を有する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記暖房制御を停止中に、前記第2経路の冷却水の水温を取得し、前記水温が所定水温未満である場合、前記第1経路の冷却水および前記第2経路の冷却水を循環させ、前記水温が前記所定水温以上である場合、前記第1経路の冷却水および前記第2経路の冷却水の循環を停止する、
請求項1に記載の内燃機関の冷却システム。
【請求項7】
前記内燃機関の内部を流れるエンジンオイルと、
前記車両に搭載されるトランスミッションの内部を流れるトランスミッションオイルと、
前記第1経路から分岐し、前記エンジンオイルと熱交換が可能な第1部材に接続される第3経路と、
前記第1経路から分岐し、前記トランスミッションオイルと熱交換が可能な第2部材に接続される、第4経路と、
を備え、
前記制御部は、
前記第3経路と、前記第4経路の流量を制御する第2流量制御と、
前記空調装置の暖房を制御する暖房制御と、
を有し、
前記制御部は、前記暖房制御を実行中に、前記第1経路の前記車両の外気温または車室内の室温を取得し、前記室温が第1所定温度よりも高い第2所定温度未満の場合、前記第3経路および前記第4経路の冷却水の循環を停止し、
前記制御部は、前記暖房制御を停止中、または、前記第2所定温度以上の場合、前記第3経路および前記第4経路の冷却水を循環させる、
請求項1から6のいずれか1項に記載の内燃機関の冷却システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、内燃機関の冷却システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排気管を覆うカバーの内部に冷却水を通過させる内燃機関の冷却システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の内燃機関の冷却システムは、アイドリングなどの際に、内燃機関を通過する冷却水をカバー内部の冷却水通路に供給し、排気管の内部にある排気浄化装置を保温する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-19518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、カバーの内部の冷却水を、空調装置のヒータコアに用いる技術は開示していない。本開示の課題は、カバーの内部の冷却水を用いてヒータ性能と内燃機関の暖機性能の両方を向上させることができる内燃機関の冷却システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る内燃機関の冷却システムは、車両に搭載される空調装置と、前記空調装置の空調風が通過する空調風通路に配置される第1ヒータコアと、前記第1ヒータコアと隣接して配置される第2ヒータコアと、前記車両に搭載される内燃機関の排気管を覆い、冷却水が通過する冷却水通路を有するカバー部材と、前記冷却水通路と前記第1ヒータコアとを接続し、内部を冷却水が流通するする第1経路と、前記第1経路と独立して設けられ、前記内燃機関と前記第2ヒータコアとを接続し、内部を冷却水が流通する第2経路と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
この内燃機関の冷却システムによれば、排気管の熱を、冷却水通路を通過する冷却水が受ける。排気管の熱によって加熱された冷却水は、第1経路を通過して第1ヒータコアに流れる。冷却水通路を通過する第1経路の冷却水は、内燃機関を通過する第2経路の冷却水よりも、より多くの熱を受け温まりやすい。さらに、第2経路は、第1経路と独立して設けられる。これによって、第1経路の冷却水の熱が、内燃機関に奪われることもない。このため、第1ヒータコアが加熱されやすい。この結果、空調装置のヒータ性能が向上する。第1ヒータコアに隣接する第2ヒータコアは、第1ヒータコアからの熱を受ける。これによって、第2ヒータコアが暖まりやすい。このため、第2ヒータコアを通過する冷却水の温度が上昇しやすい。この結果、内燃機関の暖機が促進される。このように内燃機関の冷却システムは、ヒータ性能と暖機性能の両方を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態による内燃機関の冷却システムのシステム図。
制御部が実行する第1流量制御の制御手順を示すフローチャート。
制御部が実行する第2流量制御の制御手順を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0009】
図1に示すように、内燃機関Eの冷却システム1は、内燃機関Eと、トランスミッションTMと、空調装置2と、第1ヒータコア4と、第2ヒータコア6、カバー部材8と、第1経路10と、第2経路12と、第3経路14と、第4経路16と、エンジン冷却経路18と、制御部20と、を備える。
【0010】
内燃機関Eは車両に搭載される。内燃機関Eの冷却システム1は、内燃機関Eの冷却と、空調装置2へ冷却水を供給するシステムとして機能する。内燃機関Eは、排気管E1を有する。排気管E1は、排気集合部E2と、触媒部E3と、を含む。排気管E1は、内燃機関E本体の排気が流れる。排気集合部E2は、内燃機関E本体の各シリンダの排気を集合させる。触媒部E3は、排気を浄化する触媒を収容する部分である。本実施形態では触媒部E3は、内燃機関Eの近傍に配置される。具体的には、触媒部E3は、フロントキャタリストコンバータであり、例えばエンジンルーム(車両の床下より上流側)に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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