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公開番号
2025107824
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001300
出願日
2024-01-09
発明の名称
内燃機関の排気管構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
F01N
13/00 20100101AFI20250714BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気管に凝縮水が溜まらないようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、車両1のフロアパネルの下方に配置され、車両側面視において水平方向に沿って延び、排気ガスを車両後方へ流動させる排気管20を備える内燃機関の排気管構造10であって、排気管20は、内部に底部53から上方に膨出する膨出部100a~100cが設けられている。排気管20に溜まった凝縮水が膨出部100a~100cと接触することにより、容易に凍結した凝縮水を融解させたり、凝縮水を蒸発させたりすることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のフロアパネルの下方に配置され、車両側面視において水平方向に沿って延び、排気ガスを車両後方へ流動させる排気管を備える内燃機関の排気管構造であって、
前記排気管は、
内部に底部から上方に膨出する膨出部が設けられていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記膨出部は、
少なくとも前記排気管の車両上下方向の高さ位置が最も低くなる区間に設けられているとともに、排気ガスの流動方向に沿って延びる形状であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気管構造。
【請求項3】
前記膨出部は、
上端が前記排気管の断面中心よりも下方に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気管構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の排気管構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、エンジンを搭載する車両には排気ガスを車両後方へ流動させる排気管が設けられる。排気ガスに含まれる水蒸気が排気管を流動する際に、温度変化等によって凝縮水として排気管内に溜まってしまうことがある。
【0003】
特許文献1には、凝縮水が溜まりやすい排気管の水平部の前後に下方に凹む凹部を設けた排気管構造が開示されている。このような排気管構造によれば、車両が傾斜地を走行する際に凹部に凝縮水を溜めることで流路断面積が減少することにより、凹部に排気ガスによる負圧が発生するために凝縮水を一気に排水できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6508159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の排気管構造では、車両が傾斜地を走行するという限定的な場面でしか考慮されていない。また、短時間の走行等の排気ガスの流量が少ない場合には排気管内の凝縮水が完全に排水されず、残留した凝縮水は気温が低い場合には排気管内で凍結する場合がある。排気管内で凝縮水が凍結すると、排気管が閉塞されてしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、排気管に凝縮水が溜まらないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、車両のフロアパネルの下方に配置され、車両側面視において水平方向に沿って延び、排気ガスを車両後方へ流動させる排気管を備える内燃機関の排気管構造であって、前記排気管は、内部に底部から上方に膨出する膨出部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、排気管に凝縮水が溜まらないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の概略構成を示す図である。
排気管の一部の構成の一例を示す斜視図である。
実施例1の膨出部の構成の一例を示す図である。
実施例2および実施例3の膨出部の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施形態は、車両1のフロアパネルの下方に配置され、車両側面視において水平方向に沿って延び、排気ガスを車両後方へ流動させる排気管20を備える内燃機関の排気管構造10であって、排気管20は、内部に底部53から上方に膨出する膨出部100a~100cが設けられている。排気管20に溜まった凝縮水が膨出部100a~100cと接触することにより、容易に凍結した凝縮水を融解させたり、凝縮水を蒸発させたりすることができる。したがって、排気管20の凝縮水を消失させることができることから、排気管20に凝縮水が溜まらないようにすることができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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