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公開番号
2025091107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206154
出願日
2023-12-06
発明の名称
自動運転装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60R
1/28 20220101AFI20250611BHJP(車両一般)
要約
【課題】逆光により自動運転が一時停止してしまうことを回避しつつ、太陽光発電システムの発電効率を良好とすることができる自動運転装置を提供すること。
【解決手段】複数のセルにより構成されて車両1の天面に装着されるソーラーパネル2と、ソーラーパネル2のセル毎の発電量を測定してソーラーパネル2の発電量分布図を作成する発電量測定部41と、カメラ3の撮影した画像から、道路の車線、道路形状、及び道路状態を認識して自動運転を制御し、発電量分布図からカメラ3の近傍の発電量が所定値以上の場合にカメラ3に逆光が発生する可能性があると判定して、カメラ3に逆光が発生する可能性があると判定された場合に、太陽に対するカメラ3の方向をずらすように車両1の挙動を制御する制御部42と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ソーラーパネルにより発電を行なう太陽光発電システムを備え、
カメラの撮影した画像から、道路の車線、道路形状、及び道路状態を認識して自動運転を行なう車両の自動運転装置であって、
前記ソーラーパネルは、複数のセルにより構成されて前記車両の天面に装着され、
前記セルごとの発電量を測定して前記ソーラーパネルの発電量分布図を作成する発電量測定部と、
前記発電量分布図から前記カメラの近傍の発電量が所定値以上の場合に前記カメラに逆光が発生する可能性があると判定して、前記カメラに逆光が発生する可能性があると判定された場合に、太陽に対する前記カメラの方向をずらすように前記車両の挙動を制御する制御部と、を備える自動運転装置。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記カメラに逆光が発生する可能性があると判定された場合に、太陽の仰角が大きくなるように車線変更する請求項1に記載の自動運転装置。
【請求項3】
前記制御部は、太陽の仰角を大きくすることができない場合、自動運転から手動運転に切り替える請求項2に記載の自動運転装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、経路上の通過時間、緯度経度、及び太陽の高度から、逆光により正しい車線、道路形状、及び道路状態の少なくとも一つが判別できない車線判定不能地点を特定し、車線判定不能地点を逆光となる時間に通らないように経路と速度を調整する自動運転装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-62172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
太陽光発電システムを備える自動運転車両にこの技術を適用することを考える。太陽光発電システムは、日射量が多い地点ほど発電効率が良好となる。逆光が発生する地点も日射量が多い地点と考えられる。
【0005】
このため、太陽光発電システムを備える自動運転車両にこの技術を適用した場合、逆光となることを避けることで太陽光発電システムによる発電量が低下してしまうという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、逆光により自動運転が一時停止してしまうことを回避しつつ、太陽光発電システムの発電効率を良好とすることができる自動運転装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため本発明は、ソーラーパネルにより発電を行なう太陽光発電システムを備え、カメラの撮影した画像から、道路の車線、道路形状、及び道路状態を認識して自動運転を行なう車両の自動運転装置であって、前記ソーラーパネルは、複数のセルにより構成されて前記車両の天面に装着され、前記セルごとの発電量を測定して前記ソーラーパネルの発電量分布図を作成する発電量測定部と、前記発電量分布図から前記カメラの近傍の発電量が所定値以上の場合に前記カメラに逆光が発生する可能性があると判定して、前記カメラに逆光が発生する可能性があると判定された場合に、太陽に対する前記カメラの方向をずらすように前記車両の挙動を制御する制御部と、を備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
このように、本発明によれば、逆光により自動運転が一時停止してしまうことを回避しつつ、太陽光発電システムの発電効率を良好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る自動運転装置のブロック図である。
図2は、本発明の一実施例に係る自動運転装置を搭載する車両のソーラーパネルの構成図である。
図3は、本発明の一実施例に係る自動運転装置を搭載する車両のソーラーパネルの発電分布図の太陽の仰角が大きい場合の例を示す図である。
図4は、本発明の一実施例に係る自動運転装置を搭載する車両のソーラーパネルの発電分布図の太陽の仰角が小さい場合の例を示す図である。
図5は、本発明の一実施例に係る自動運転装置の逆光回避制御処理の手順を示すフローチャートである。
図6は、本発明の一実施例に係る自動運転装置の逆光回避制御処理のステップS4の処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る自動運転装置は、ソーラーパネルにより発電を行なう太陽光発電システムを備え、カメラの撮影した画像から、道路の車線、道路形状、及び道路状態を認識して自動運転を行なう車両の自動運転装置であって、ソーラーパネルは、複数のセルにより構成されて車両の天面に装着され、セルごとの発電量を測定してソーラーパネルの発電量分布図を作成する発電量測定部と、発電量分布図からカメラの近傍の発電量が所定値以上の場合にカメラに逆光が発生する可能性があると判定して、カメラに逆光が発生する可能性があると判定された場合に、太陽に対するカメラの方向をずらすように車両の挙動を制御する制御部と、を備えるよう構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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