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公開番号2025097502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213723
出願日2023-12-19
発明の名称車両制御システム
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類B60L 3/00 20190101AFI20250624BHJP(車両一般)
要約【課題】コストを上昇させることなく、車体の一部の水没を検知できる車両制御システムを提供すること。
【解決手段】第2ECUは、車両上下方向において、高電圧システムと同位置または高電圧システムよりも低い位置(位置P2)に取り付けられている。高電圧システムを制御する第1ECUは、第2ECUから通信による信号が受信できない場合、高電圧システムにおける高電圧の印可を禁止する。第2ECUは、車室外または車室内の座席の下方の位置に取り付けられている。第1ECUは、第2ECUよりも高い位置(位置P1)に取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
高電圧システムを備える車両に搭載され、
前記高電圧システムを制御する第1ECUと、
前記第1ECUとは異なる第2ECUと、を備え、
前記第1ECUと前記第2ECUとが通信を行うように設定された車両制御システムであって、
前記第2ECUは、車両上下方向において、前記高電圧システムと同位置または前記高電圧システムよりも低い位置に取り付けられており、
前記第1ECUは、前記第2ECUから通信による信号が受信できない場合、前記高電圧システムにおける高電圧の印可を禁止することを特徴とする車両制御システム。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記第2ECUは、車室外または車室内の座席の下方の位置に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項3】
前記第1ECUは、前記第2ECUよりも高い位置に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水没検知センサを車体下部の路面により近い位置に取り付けることで、電気自動車の車体の一部の水没を検知するようにした技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-220290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のものは、水没検知センサを追加することでコスト上昇を引き起こすという問題があった。
【0005】
本発明は、コストを上昇させることなく、車体の一部の水没を検知できる車両制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両制御システムは、高電圧システムを備える車両に搭載され、前記高電圧システムを制御する第1ECUと、前記第1ECUとは異なる第2ECUと、を備え、前記第1ECUと前記第2ECUとが通信を行うように設定された車両制御システムであって、前記第2ECUは、車両上下方向において、前記高電圧システムと同位置または前記高電圧システムよりも低い位置に取り付けられており、前記第1ECUは、前記第2ECUから通信による信号が受信できない場合、前記高電圧システムにおける高電圧の印可を禁止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、コストを上昇させることなく、車体の一部の水没を検知できる車両制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両制御システムを搭載した車両の構成を示す構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両制御システムの第1ECUおよび第2ECUの位置を示す図である。
図3は、本発明の一実施例に係る車両制御システムによって実行される水没検知動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両制御システムは、高電圧システムを備える車両に搭載され、高電圧システムを制御する第1ECUと、第1ECUとは異なる第2ECUと、を備え、第1ECUと第2ECUとが通信を行うように設定された車両制御システムであって、第2ECUは、車両上下方向において、高電圧システムと同位置または高電圧システムよりも低い位置に取り付けられており、第1ECUは、第2ECUから通信による信号が受信できない場合、高電圧システムにおける高電圧の印可を禁止することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両制御システムは、コストを上昇させることなく、車体の一部の水没を検知できる。
【実施例】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の一実施例について詳細に説明する。図1に示すように、本発明の一実施例に係る車両制御システムを搭載した車両1は、モータと内燃機関型のエンジンとを駆動源とするハイブリッド車両を構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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