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公開番号
2025099744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216644
出願日
2023-12-22
発明の名称
ハイブリッド車両の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
B60K
6/54 20071001AFI20250626BHJP(車両一般)
要約
【課題】エンジンの再始動性を向上させるとともに、エンジンアシストを行える速度領域を拡大できるようにする。
【解決手段】エンジン1と、電動機2と、エンジン1のクランクシャフト1aに接続し、プーリ径を可変とするクランクプーリ4、電動機2の回転軸2aに接続し、プーリ径を可変とする電動機プーリ5、及びクランクプーリ4と電動機プーリ5とを接続するベルト6を具備する変速機構3と、を備えたハイブリッド車両の制御装置100であって、電動機2によってエンジン1を再始動するとき、電動機プーリ5のプーリ径に対するクランクプーリ4のプーリ径の比であるプーリ比をエンジン1の再始動が可能な所定の値にし、電動機2によってエンジン1の駆動をアシストするとき、エンジン1の回転数に応じて、プーリ比を所定の値よりも小さくするプーリ比変更手段103を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
電動機と、
前記エンジンのクランクシャフトに接続し、プーリ径を可変とするクランクプーリ、前記電動機の回転軸に接続し、プーリ径を可変とする電動機プーリ、及び前記クランクプーリと前記電動機プーリとを接続するベルトを具備する変速機構と、を備えたハイブリッド車両の制御装置であって、
前記電動機によって前記エンジンを再始動するとき、前記電動機プーリのプーリ径に対する前記クランクプーリのプーリ径の比であるプーリ比を前記エンジンの再始動が可能な所定の値にし、
前記電動機によって前記エンジンの駆動をアシストするとき、前記エンジンの回転数に応じて、前記プーリ比を前記所定の値よりも小さくするプーリ比変更手段を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記プーリ比変更手段は、前記エンジンの回転数及び前記プーリ比に基づいて算出される前記電動機の回転数が、前記電動機の許容回転数を超えないように、前記プーリ比を変更することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ディーゼルエンジンに接続されたトランスミッションと駆動輪を駆動するデファレンシャルとを連結するプロペラシャフトと、モータージェネレーターの回転軸とを、無段変速機構を介して接続するハイブリッド車両が開示されている。モータージェネレーターによる回生発電を行うときは、モータージェネレーターの回転軸に取り付けられたプーリの直径を、プロペラシャフトに取り付けられたプーリの直径よりも小さくすることで、幅広い速度域で高効率な回生発電を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-175475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、ハイブリッド車両において、回生発電の効率を改善することに着目したものであるが、エンジンの再始動やエンジンアシストのために電動機からエンジンに動力を伝達する構成については検討されておらず、改善の余地がある。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、エンジンの再始動性を向上させるとともに、エンジンアシストを行える速度領域を拡大できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のハイブリッド車両の制御装置は、エンジンと、電動機と、前記エンジンのクランクシャフトに接続し、プーリ径を可変とするクランクプーリ、前記電動機の回転軸に接続し、プーリ径を可変とする電動機プーリ、及び前記クランクプーリと前記電動機プーリとを接続するベルトを具備する変速機構と、を備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記電動機によって前記エンジンを再始動するとき、前記電動機プーリのプーリ径に対する前記クランクプーリのプーリ径の比であるプーリ比を前記エンジンの再始動が可能な所定の値にし、前記電動機によって前記エンジンの駆動をアシストするとき、前記エンジンの回転数に応じて、前記プーリ比を前記所定の値よりも小さくするプーリ比変更手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、エンジンの再始動性を向上させるとともに、エンジンアシストを行える速度領域を拡大することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係るハイブリッド車両の要部の概略構成を示す図である。
実施例に係るECUの機能構成を示す図である。
実施例に係るECUが実行する処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の制御装置100は、エンジン1と、電動機2と、前記エンジン1のクランクシャフト1aに接続し、プーリ径を可変とするクランクプーリ4、前記電動機2の回転軸2aに接続し、プーリ径を可変とする電動機プーリ5、及び前記クランクプーリ4と前記電動機プーリ5とを接続するベルト6を具備する変速機構3と、を備えたハイブリッド車両の制御装置100であって、前記電動機2によって前記エンジン1を再始動するとき、前記電動機プーリ5のプーリ径に対する前記クランクプーリ4のプーリ径の比であるプーリ比を前記エンジン1の再始動が可能な所定の値にし、前記電動機2によって前記エンジン1の駆動をアシストするとき、前記エンジン1の回転数に応じて、前記プーリ比を前記所定の値よりも小さくするプーリ比変更手段103を備える。
これにより、エンジン1の再始動性を向上させるとともに、エンジンアシストを行える速度領域を拡大することが可能になる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1に、実施例に係るハイブリッド車両である自動車の要部の概略構成を示す。
図1に示すように、自動車には、エンジン1と、ISG(Integrated Starter Generator)2と、エンジン1とISG2とを接続する変速機構3とが搭載される。
(【0011】以降は省略されています)
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