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公開番号
2025088191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202731
出願日
2023-11-30
発明の名称
車両用表示装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
35/29 20240101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転者が視認し易い方向指示表示を簡略な構成により実現できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置1は、ステアリングホイール4よりも車両前方に設置され、表示画面21が車両後方を向くように配置されているディスプレイ部2と、ディスプレイ部2の表示状態を制御する電子制御ユニット3と、を備える。ディスプレイ部2は、方向指示器5の作動状態を運転者に知らせるための方向指示マーク21Aの面積よりも広い面積をそれぞれ有する右側表示領域DA-Rおよび左側表示領域DA-Lが形成されており、電子制御ユニット3は、方向指示器5の作動状態に応じて、右側表示領域DA-Rおよび左側表示領域DA-Lの各表示状態をそれぞれ変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のステアリングホイールよりも車両前方に設置され、前記車両の走行状態に関する情報を表示可能な表示画面が車両後方を向くように配置されているディスプレイ部と、
前記ディスプレイ部の表示状態を制御する制御部と、を備え、
前記車両に設けられている方向指示器の作動状態を運転者に知らせるための方向指示マークが前記表示画面に表示されるように構成されている車両用表示装置において、
前記ディスプレイ部は、前記表示画面における左右方向の中央よりも右側に、前記方向指示マークの面積よりも広い面積を有する右側表示領域が形成され、かつ、前記表示画面における左右方向の中央よりも左側に、前記方向指示マークの面積よりも広い面積を有する左側表示領域が形成されており、
前記制御部は、前記方向指示器の作動状態に応じて、前記右側表示領域および前記左側表示領域の各表示状態をそれぞれ変化させることを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記ディスプレイ部は、前記表示画面における左右方向の中央に、前記車両の走行速度を含む情報を表示する中央表示領域が形成され、該中央表示領域の右方に隣接して前記右側表示領域が配置され、前記中央表示領域の左方に隣接して前記左側表示領域が配置されており、
前記制御部は、前記方向指示器の点滅タイミングに同期して、前記右側表示領域の表示状態および前記左側表示領域の表示状態をそれぞれ変化させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車等の車両の車室内には、該車両に設けられている方向指示器が作動状態にあることを運転者に知らせるための表示灯がダッシュボードの計器盤に設けられている。運転者は、通常の運転姿勢において、計器盤上の表示灯をステアリングホイール越しに確認することになる。ステアリングホイールは、運転者の好みの高さに調整可能になっているため、ステアリングホイールの高さや運転姿勢によっては計器盤上の表示灯が運転者の死角に入ってしまうことや方向指示の音が周辺の音によりかき消されることがあった。このような状況に対処した従来の技術として、例えば、特許文献1には、ハンドル(ステアリングホイール)の適所や、運転者から見てハンドルの円の外となる室内適所に、方向指示器の作動状態を知らせる表示灯を設けるようにした自動車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-301487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の技術については、方向指示器の作動状態を運転者に知らせるための表示灯がステアリングホイール等の計器盤とは異なる場所に新たに設けられることによって、ステアリングホイール等の構成が複雑化して製造コストが上昇してしまうという課題があった。
【0005】
そもそも、計器盤上の方向指示表示の配置は、ステアリングホイールの位置や形状、運転者の体格や姿勢などを考慮して設計されているが、想定外の体格や姿勢の運転者に対しては、計器盤上の方向指示表示がステアリングホイールの陰に隠れてしまう可能性がある。例えば、運転者が、座席のシートバックに背を預けずに前かがみの姿勢で車両を運転している場合、通常の運転姿勢では計器盤上の見え易い位置にある方向指示表示がステアリングホイール等の陰に隠れてしまう。そのような前かがみの姿勢では、運転者の注意が計器盤の表示に向けられていないことも想定されるため、計器盤の方向指示表示をより見落とし易い状況にある。
【0006】
本発明は上記の点に着目してなされたもので、運転者が視認し易い方向指示表示を簡略な構成により実現できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため本発明の一態様は、車両のステアリングホイールよりも車両前方に設置され、前記車両の走行状態に関する情報を表示可能な表示画面が車両後方を向くように配置されているディスプレイ部と、前記ディスプレイ部の表示状態を制御する制御部と、を備え、前記車両に設けられている方向指示器の作動状態を運転者に知らせるための方向指示マークが前記表示画面に表示されるように構成されている車両用表示装置を提供する。この車両用表示装置における前記ディスプレイ部は、前記表示画面における左右方向の中央よりも右側に、前記方向指示マークの面積よりも広い面積を有する右側表示領域が形成され、かつ、前記表示画面における左右方向の中央よりも左側に、前記方向指示マークの面積よりも広い面積を有する左側表示領域が形成されており、前記制御部は、前記方向指示器の作動状態に応じて、前記右側表示領域および前記左側表示領域の各表示状態をそれぞれ変化させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る車両用表示装置によれば、運転者が視認し易い方向指示表示を簡略な構成により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る車両用表示装置が搭載された車両の要部構成を示すブロック図である。
ディスプレイ部、ステアリングホイールおよび運転者の位置関係を説明する図である。
上記実施形態におけるディスプレイ部の表示画面に形成される各領域の表示状態の一例を示す図である。
図3のディスプレイ部を運転者がステアリングホイール越しに見たときの一例を示す図である。
右側の方向指示器が作動状態にある場合のディスプレイ部を運転者がステアリングホイール越しに見たときの一例を示す図である。
左側の方向指示器が作動状態にある場合のディスプレイ部を運転者がステアリングホイール越しに見たときの一例を示す図である。
左右両側の方向指示器が作動状態にある場合のディスプレイ部を運転者がステアリングホイール越しに見たときの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用表示装置1が搭載された車両の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、ディスプレイ部2、ステアリングホイール4および運転者Dの位置関係を説明する図である。なお、以下で説明する各図において、矢印Fr方向は車両前後方向で前方を示し、矢印U方向は車両上下方向で上方を示し、矢印R方向および矢印L方向は、車室内から車両前方を見たときの右方および左方を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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