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公開番号
2025073193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183738
出願日
2023-10-26
発明の名称
エンジン
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F02D
35/00 20060101AFI20250502BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】シリンダの側方を排気管が通る機種において、排気ガスセンサの破損リスクを低減する。
【解決手段】エンジン(40)は、鞍乗型車両に搭載されている。エンジンには、クランクケース(41)の上部に重ねられたシリンダ(42)及びシリンダヘッド(43)と、シリンダヘッドからシリンダ側方を通って延びる排気管(70)と、シリンダ側方で排気管に取り付けられた排気ガスセンサ(86)と、シリンダヘッドの前方に位置付けられたラジエータ(51)と、が設けられている。排気ガスセンサがラジエータによって前方から覆われている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
鞍乗型車両に搭載されるエンジンであって、
クランクケースの上部に重ねられたシリンダ及びシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドから前記シリンダ側方を通って延びる排気管と、
前記シリンダ側方で前記排気管に取り付けられた排気ガスセンサと、
前記シリンダヘッドの前方に位置付けられたラジエータと、を備え、
前記排気ガスセンサが前記ラジエータによって前方から覆われていることを特徴とするエンジン。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記ラジエータは、冷却水の熱を空気中に放熱するラジエータコアと、前記ラジエータコアの上下両側のタンクと、を有し、
前記排気ガスセンサが下側のタンクによって前方から覆われていることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
【請求項3】
側面視にて、前記排気ガスセンサが前記シリンダヘッドと前記ラジエータの間に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジン。
【請求項4】
前記排気ガスセンサの基端が車幅方向内側に向けられており、
前面視にて、前記排気ガスセンサが前記シリンダヘッドに重なっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジン。
【請求項5】
前記排気管は、前記ラジエータの下方で触媒を収容する収容部と、前記収容部から下流に向かって縮径する縮径部と、を有し、
前記縮径部が湾曲しており、当該縮径部の下流側に前記排気ガスセンサが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジン。
【請求項6】
前記下側のタンクから冷却水のホースが延びており、前記排気ガスセンサが前記ホースによって上方から覆われていることを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
【請求項7】
前記ラジエータは、前記ラジエータコアの背面を覆うシュラウドを有し、
前記排気ガスセンサの基端から延びるリード線が前記シュラウドに保持されていることを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両のエンジンとして、排気管がシリンダ側方を通るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のエンジンは、クランクケース上にシリンダが設置され、シリンダ上にシリンダヘッドが設置されている。シリンダヘッドの前面には排気ポートが形成され、排気ポートからクランクケースに向けて下方に排気管が延出している。クランクケースの前方では排気管が上向きに湾曲してシリンダまで延び、シリンダ側方を通って車両後方まで排気管が延びている。排気管がシリンダ側方を通ることで鞍乗型車両の最低地上高が確保されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3489242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、排気管には排気ガスセンサが取り付けられるが、排気ガスセンサの設置箇所によっては排気ガスセンサが外方に露出して破損リスクが高くなる。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、シリンダの側方を排気管が通る機種において、排気ガスセンサの破損リスクを低減することができるエンジンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のエンジンは、鞍乗型車両に搭載されるエンジンであって、クランクケースの上部に重ねられたシリンダ及びシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドから前記シリンダ側方を通って延びる排気管と、前記シリンダ側方で前記排気管に取り付けられた排気ガスセンサと、前記シリンダヘッドの前方に位置付けられたラジエータと、を備え、前記排気ガスセンサが前記ラジエータによって前方から覆われていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様のエンジンによれば、シリンダ側方で排気管に排気ガスセンサが取り付けられることで、鞍乗型車両の最低地上高が確保し易くなっている。また、排気管に排気ガスセンサが取り付けられていても、ラジエータによって前方から排気ガスセンサが覆われることで、排気ガスセンサがラジエータに保護されて破損リスクを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の右側面図である。
本実施例のエンジン周辺の右側面図である。
本実施例のエンジン周辺の前面図である。
本実施例のエンジン周辺を右斜め後方から見た斜視図である。
本実施例の第2の酸素センサ周辺の前面図である。
本実施例の第2の酸素センサ周辺の右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様のエンジンは鞍乗型車両に搭載されており、クランクケースの上部にシリンダ及びシリンダヘッドが重ねられている。シリンダヘッドからシリンダ側方を通って排気管が延びており、シリンダ側方で排気管に排気ガスセンサが取り付けられている。シリンダヘッドの前方にはラジエータが位置付けられており、排気ガスセンサがラジエータによって前方から覆われている。シリンダ側方で排気管に排気ガスセンサが取り付けられることで、鞍乗型車両の最低地上高が確保し易くなっている。また、排気管に排気ガスセンサが取り付けられていても、ラジエータによって前方から排気ガスセンサが覆われることで、排気ガスセンサがラジエータに保護されて破損リスクを低減することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の右側面図である。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
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