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公開番号
2025109108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002830
出願日
2024-01-11
発明の名称
内燃機関の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
45/00 20060101AFI20250716BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】燃料残量が減少していることを適切に判定することを目的とする。
【解決手段】本発明の内燃機関の制御装置60は、スロットルバルブ32の開度を制御する制御部61と、スロットルバルブ32の開度に基づいて、エンジン本体11に流入する吸気量を推定する推定部62と、エンジン本体11の駆動中にエアフローセンサ33によって検出された吸気量と、推定部62により推定された吸気量との差分が所定値以上である場合に、燃料残量が減少していると判定する判定部63と、を有する。燃料欠乏状態の場合に生じる、実吸気量と推定吸気量との差分を用いることにより、燃料残量が減少していることを適切に判定することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
気体燃料を噴射する燃料インジェクタと、
内燃機関に流入する吸気量を調整するスロットルバルブと、
前記内燃機関に流入する吸気量を検出するエアフローセンサと、を備える内燃機関の制御装置であって、
前記制御装置は、
前記スロットルバルブの開度を制御する制御手段と、
前記スロットルバルブの開度に基づいて、前記内燃機関に流入する吸気量を推定する推定手段と、
前記内燃機関の駆動中に前記エアフローセンサによって検出された吸気量と、前記推定手段により推定された吸気量との差分が所定値以上である場合に、燃料残量が減少していると判定する判定手段と、
を有することを特徴とする内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 87 文字)
【請求項2】
前記推定手段は、
前記内燃機関の定常運転時に燃料残量が減少しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から気体燃料を使用して駆動する内燃機関が知られている。このような内燃機関を搭載した車両では、燃料残量が減少して燃料欠乏状態に陥ると、内燃機関が停止して車両が運転できなくなる。また、内燃機関の高負荷時に急な燃料欠乏状態に陥ると、排気ガスを浄化する触媒が高温下にさらされてしまい、熱劣化が急激に進行してしまう。したがって、燃料残量が減少している場合には、燃料の補充を促すために運転者に報知する必要があることから、燃料残量が減少していることを適切に判定することが求められる。
【0003】
特許文献1には、燃料タンク内の燃料残量をモニタするために、燃料タンクは圧力センサやレベルゲージ等の燃料残量検出手段を備えている。また、燃料残量検出手段により燃料残量が所定値以下であることが検出されると、報知手段がユーザに燃料の充填を促すことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-34491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、燃料残量が減少していることを適切に判定するために、例えば、燃料タンクに複数の燃料残量検出手段を備えると、燃料タンクに備えた燃料残量検出手段の数の分だけ装置が大型化したり、構造が複雑化したりしてしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、燃料残量が減少していることを適切に判定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、気体燃料を噴射する燃料インジェクタと、内燃機関に流入する吸気量を調整するスロットルバルブと、前記内燃機関に流入する吸気量を検出するエアフローセンサと、を備える内燃機関の制御装置であって、前記制御装置は、前記スロットルバルブの開度を制御する制御手段と、前記スロットルバルブの開度に基づいて、前記内燃機関に流入する吸気量を推定する推定手段と、前記内燃機関の駆動中に前記エアフローセンサによって検出された吸気量と、前記推定手段により推定された吸気量との差分が所定値以上である場合に、燃料残量が減少していると判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、燃料残量が減少していることを適切に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の概略構成を示す図である。
制御装置の機能構成の一例を示す図である。
制御装置による処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施形態は、気体燃料を噴射する燃料インジェクタ45と、エンジン本体11に流入する吸気量を調整するスロットルバルブ32と、エンジン本体11に流入する吸気量を検出するエアフローセンサ33とを備える内燃機関の制御装置60である。制御装置60は、スロットルバルブ32の開度を制御する制御部61と、スロットルバルブ32の開度に基づいて、エンジン本体11に流入する吸気量を推定する推定部62と、エンジン本体11の駆動中にエアフローセンサ33によって検出された吸気量と、推定部62により推定された吸気量との差分が所定値以上である場合に、燃料残量が減少していると判定する判定部63と、を有する。燃料欠乏状態の場合に生じる、実吸気量と推定吸気量との差分を用いることにより、燃料残量が減少していることを適切に判定することができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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