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公開番号
2025116966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011529
出願日
2024-01-30
発明の名称
エアクリーナ
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
40/10 20200101AFI20250804BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】クリーナケース内への水滴や泥等の異物の侵入を抑えつつ、クリーナケースの容量を確保する。
【解決手段】エアクリーナ(60)は、鞍乗型車両のシートの下方に電装部品(80)と共に設置されている。エアクリーナには、吸気室が形成されたクリーナケース(61)と、吸気室に空気を取り込む吸入管(66)と、が設けられている。クリーナケースには電装部品を下側から支持する支持面(65)が形成され、吸入管の吸入口(67)が電装部品に上側から覆われている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
鞍乗型車両のシートの下方に電装部品と共に設置されたエアクリーナであって、
吸気室が形成されたクリーナケースと、
前記吸気室に空気を取り込む吸入管と、を備え、
前記クリーナケースには前記電装部品を下側から支持する支持面が形成され、
前記吸入管の吸入口が前記電装部品に上側から覆われていることを特徴とするエアクリーナ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
上面視での前記電装部品の投影面積が前記吸入口の開口面積よりも大きく、前記吸入口の全てが前記電装部品に上側から覆われていることを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ。
【請求項3】
前記クリーナケースの後部が窪んで凹部及び当該凹部を挟む一対の膨出壁が形成され、
前記凹部の底面に前記吸入管が設けられ、前記一対の膨出壁の上面が前記支持面になっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアクリーナ。
【請求項4】
前記一対の膨出壁が前記吸入口よりも後方に延びていることを特徴とする請求項3に記載のエアクリーナ。
【請求項5】
前記凹部の後方が開放されており、
前記凹部の底面と前記電装部品の下面の間隔が後方に向かって大きくなるように、前記凹部の底面が傾斜していることを特徴とする請求項3に記載のエアクリーナ。
【請求項6】
前記クリーナケースにはリアフェンダが取り付けられ、
前記吸入口が前記リアフェンダに後側から覆われていることを特徴とする請求項5に記載のエアクリーナ。
【請求項7】
前記クリーナケース上の前記電装部品が前記リアフェンダに後側から覆われ、
前記電装部品と前記リアフェンダに隙間が空けられて、当該隙間から前記吸入口に空気が取り込まれることを特徴とする請求項6に記載のエアクリーナ。
【請求項8】
前記シートが一対のシートレールによって下側から支持され、前記一対のシートレールがブリッジを介して繋がれており、
前記クリーナケース上の前記電装部品が前記ブリッジの下方に入り込んでいることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアクリーナ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアクリーナに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鞍乗型車両のエアクリーナとして、シート下方に設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のエアクリーナは、クリーナケースのダーティサイドが後方、クリーナケースのクリーンサイドが前方に向けられている。クリーナケースのダーティサイドから後方に吸入管が延びており、車両後方からクリーナケース内に吸入管を通じて空気が取り込まれている。また、シート下方には電装部品としてECM(Engine Control Module)も設置されている。ECMはクリーナケースのクリーンサイドの上面を窪ませた凹部の底面に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7263534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のエアクリーナでは吸入管が後方に向けられており、後輪で巻き上げられた水滴や泥等の異物が吸入管の吸入口に入り込み易い。また、クリーナケースの凹部の底面にECM等の電装部品が設置され、クリーナケースを窪ませた分だけ容量が減少するという問題があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、クリーナケース内への水滴や泥等の異物の侵入を抑えつつ、クリーナケースの容量を確保することができるエアクリーナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のエアクリーナは、鞍乗型車両のシートの下方に電装部品と共に設置されたエアクリーナであって、吸気室が形成されたクリーナケースと、前記吸気室に空気を取り込む吸入管と、を備え、前記クリーナケースには前記電装部品を下側から支持する支持面が形成され、前記吸入管の吸入口が前記電装部品に上側から覆われていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様のエアクリーナによれば、吸入管の吸入口が電装部品に覆われることで、後輪で水滴や泥等の異物が巻き上げられても、吸入口からクリーナケース内への異物の侵入を抑えることができる。吸入口の上方でクリーナケースの支持面に電装部品が支持され、電装部品を設置するためにクリーナケースの容量を減少させる必要がない。よって、シートの下方に電装部品とエアクリーナを適切に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例のエアクリーナ周辺の斜視図である。
本実施例のエアクリーナ周辺の上面図である。
本実施例のエアクリーナの斜視図である。
本実施例のエアクリーナの左側面図である。
本実施例のエアクリーナ周辺部分の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様のエアクリーナは、鞍乗型車両のシートの下方に電装部品と共に設置されている。エアクリーナのクリーナケースには吸気室が形成され、エアクリーナの吸気管を通じて吸気室に空気が取り込まれる。クリーナケースには電装部品を下側から支持する支持面が形成されている。吸入管の吸入口が電装部品に上側から覆われており、後輪で水滴や泥等の異物が巻き上げられても、吸入口からクリーナケース内への異物の侵入が抑えられている。また、吸入口の上方でクリーナケースの支持面に電装部品が支持され、電装部品を設置するためにクリーナケースの容量を減少させる必要がない。よって、シートの下方に電装部品とエアクリーナを適切に設置することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例のエアクリーナが設けられた鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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