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公開番号2025097121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213230
出願日2023-12-18
発明の名称車両制御システム
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類B60R 16/033 20060101AFI20250623BHJP(車両一般)
要約【課題】イグニッションスイッチがオフである期間の使用電力量を抑制することができる車両制御システムを提供すること。
【解決手段】イグニッションスイッチ7がオフである期間に高電圧バッテリ2に蓄積された電力により低電圧バッテリ4を充電する補機充電制御を行う車両制御システムであって、設定時刻に起動信号を送信する送信部11と、起動信号を受信したときに補機充電制御を実行する制御部10とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
イグニッションスイッチがオフである期間に高電圧バッテリに蓄積された電力により低電圧バッテリを充電する補機充電制御を行う車両制御システムであって、
設定時刻に起動信号を送信する送信部と、
前記起動信号を受信したときに前記補機充電制御を実行する制御部と、
を備えることを特徴とする車両制御システム。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記イグニッションスイッチがオフになると省電力モードに移行し、前記省電力モードで前記起動信号を受信すると作動モードに移行し、前記作動モードに移行すると前記補機充電制御を実行し、前記補機充電制御の実行が完了すると前記省電力モードに移行することを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記起動信号の受信回数が所定回数になると前記補機充電制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項4】
前記送信部は、時計機能を有するECUによって構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、第1のバッテリと、第1のバッテリに直接接続され、第1のバッテリから電力が供給されるDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータから電力が供給され、低電圧系統にイグニッションスイッチを介して低電圧を供給する第2のバッテリと、を備え、イグニッションスイッチが低電圧系統に電力を供給しない状態であることを検出すると時間の計測を開始し、計測した値が第1の閾値の範囲外になるとDC/DCコンバータを起動し、計測した値が第2の閾値の範囲外になるとDC/DCコンバータを停止して計測した値を初期値にする充電制御処理を繰り返し実行し、イグニッションスイッチが低電圧系統に電力を供給する状態であることを検出したとき充電制御処理を停止する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-39744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術は、イグニッションスイッチがオフである期間の積算時間をカウントアップするためにECU等の制御装置を継続して起動させておく必要があるため、イグニッションスイッチがオフである期間の使用電力量が増えてしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、イグニッションスイッチがオフである期間の使用電力量を抑制することができる車両制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両制御システムは、イグニッションスイッチがオフである期間に高電圧バッテリから出力された電力により低電圧バッテリを充電する補機充電制御を行う車両制御システムであって、設定時刻に起動信号を送信する送信部と、前記起動信号を受信した時に前記補機充電制御を実行する制御部と、を備える構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、イグニッションスイッチがオフである期間の使用電力量を抑制することができる車両制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両制御システムを搭載した車両の概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両制御システムの起動信号送信動作を示すフローチャートである。
図3は、本発明の一実施例に係る車両制御システムの起動信号受信時動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両制御システムは、イグニッションスイッチがオフである期間に高電圧バッテリから出力された電力により低電圧バッテリを充電する補機充電制御を行う車両制御システムであって、設定時刻に起動信号を送信する送信部と、起動信号を受信した時に補機充電制御を実行する制御部と、を備えることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両制御システムは、イグニッションスイッチがオフである期間の使用電力量を抑制することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の一実施例に係る車両制御システムを搭載した車両について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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