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公開番号2025091045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206009
出願日2023-12-06
発明の名称二輪車搭載装置
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 9/06 20060101AFI20250611BHJP(車両一般)
要約【課題】車両への二輪車の搭載時に軽い力で二輪車を持ち上げる。
【解決手段】二輪車搭載装置(30)は、スペアタイヤ(15)が装着される車両後面に二輪車が搭載可能に形成されている。二輪車搭載装置には、スペアタイヤ用の取付部(14)に固定されるベース部材(31)と、ベース部材に上下方向に揺動可能に支持されたバー部材(34)と、バー部材に対して上方に押圧力を付与するダンパー部材(36)と、が設けられている。バー部材には二輪車の保持部(35)が設けられており、ダンパー部材によって二輪車の昇降がアシストされる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スペアタイヤが装着される車両後面に二輪車が搭載可能な二輪車搭載装置であって、
前記スペアタイヤ用の取付部に固定されるベース部材と、
前記ベース部材に上下方向に揺動可能に支持されたバー部材と、
前記バー部材に対して上方に押圧力を付与するダンパー部材と、を備え、
前記バー部材には前記二輪車の保持部が設けられており、前記ダンパー部材によって前記二輪車の昇降がアシストされることを特徴とする二輪車搭載装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記ベース部材が前記車両後面と前記スペアタイヤの間に位置していることを特徴とする請求項1に記載の二輪車搭載装置。
【請求項3】
後面視にて前記ベース部材が前記スペアタイヤから側方に突き出しており、
前記バー部材の揺動支点が前記スペアタイヤの側方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二輪車搭載装置。
【請求項4】
前記車両後面はバックドアによって形成されており、
前記バー部材の揺動支点が前記バックドアのドアハンドルと前記スペアタイヤを挟んだ反対側に位置していることを特徴とする請求項3に記載の二輪車搭載装置。
【請求項5】
前記ダンパー部材が前記車両後面と前記スペアタイヤの間に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二輪車搭載装置。
【請求項6】
前記ダンパー部材の全体が前記スペアタイヤに後側から覆われていることを特徴とする請求項5に記載の二輪車搭載装置。
【請求項7】
前記スペアタイヤ用の取付部が前記車両後面から突き出した複数の取付ボスであり、
前記ダンパー部材は前記バー部材に追従して揺動し、前記複数の取付ボスの内側に前記ダンパー部材の揺動範囲が収まっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二輪車搭載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二輪車搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動四輪車に二輪車を載せるために、車両後面のスペアタイヤの後側に二輪車搭載装置を設置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の二輪車搭載装置は、スペアタイヤの後面側のキャリアプレートと、キャリアプレートの上縁の左右一対のクランプと、を備えている。キャリアプレートはスペアタイヤから後方に突き出した取付ボスにスペーサを介してネジ止めされ、キャリアプレート上の左右一対のクランプに二輪車のトップチューブが保持されることで、車両後面の二輪車搭載装置に二輪車が搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-18085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の二輪車搭載装置は、人力で二輪車を持ち上げなればならない。また、近年では電動アシスト自転車や電動モペッド等のように、人力では持ち上げることが困難な重い車両も登場している。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、車両への二輪車の搭載時に軽い力で二輪車を持ち上げることができる二輪車搭載装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の二輪車搭載装置は、スペアタイヤが装着される車両後面に二輪車が搭載可能な二輪車搭載装置であって、前記スペアタイヤ用の取付部に固定されるベース部材と、前記ベース部材に上下方向に揺動可能に支持されたバー部材と、前記バー部材に対して上方に押圧力を付与するダンパー部材と、を備え、前記バー部材には前記二輪車の保持部が設けられており、前記ダンパー部材によって前記二輪車の昇降がアシストされることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の二輪車搭載装置によれば、バー部材の保持部に二輪車が保持された状態で、ダンパー部材によってバー部材に上方に押圧力が付与されている。ダンパー部材の押圧力がバー部材に対して上方に作用するため、二輪車の重力に抗して上向きに軽い力を加えるだけで二輪車を持ち上げることができる。また、二輪車の重量がバー部材に対して下方に作用するため、ダンパー部材の押圧力に抗して下向きに軽い力を加えるだけで二輪車を降ろすことができる。よって、二輪車を車両後面に容易に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の車両のバックドアを後方から見た図である。
本実施例の二輪車搭載装置の斜視図である。
本実施例の二輪車搭載装置の正面図である。
本実施例の二輪車搭載装置による二輪車の昇降動作の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の二輪車搭載装置では、スペアタイヤが装着される車両後面に二輪車が搭載される。二輪車搭載装置のベース部材がスペアタイヤ用の取付部に固定されている。ベース部材にはバー部材が上下方向に揺動可能に支持され、バー部材にはダンパー部材によって上方に押圧力が付与されている。バー部材には二輪車の保持部が設けられており、バー部材の保持部に二輪車が保持された状態で、ダンパー部材によってバー部材に上方に押圧力が付与されて二輪車の昇降がアシストされる。ダンパー部材の押圧力がバー部材に対して上方に作用するため、二輪車の重力に抗して上向きに軽い力を加えるだけで二輪車を持ち上げることができる。また、二輪車の重量がバー部材に対して下方に作用するため、ダンパー部材の押圧力に抗して下向きに軽い力を加えるだけで二輪車を降ろすことができる。よって、二輪車を車両後面に容易に搭載することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の二輪車搭載装置について説明する。図1は本実施例の車両のバックドアを後方から見た図である。図2は本実施例の二輪車搭載装置の斜視図である。図3は本実施例の二輪車搭載装置の正面図である。なお、図2及び図3ではスペアタイヤを2点鎖線で記載している。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

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