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公開番号
2025091613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206953
出願日
2023-12-07
発明の名称
積載装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60P
1/43 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】作業者の負担を軽減しつつ作業の安定性を確保すると共に、簡素な構成でコスト低減が可能な積載装置を提供することを目的とする。
【解決手段】積載装置1は、車両2の荷台2Aに設置されたガイド部10と、ガイド部10に沿って移動する台車部20と、台車部20に収納されると共に、台車部20を荷台の外に到達するまで移動させた状態において地面Gに向けて展開することにより、地面Gに対して立脚して台車部20を支持する支持部30とを備えることを特徴とする。支持部30は、地面Gに対して立脚した状態において、地面Gから台車部20に向かう方向への付勢力を作用させる付勢部32を備えている。台車部20は、荷台2Aの外側に突出した状態において、支持部30を、台車部20を介して車両2の下方に押し下げた状態で保持するロック部36とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の荷台に設置されたガイド部と、
前記ガイド部に沿って移動する台車部と、
前記台車部に収納されると共に、前記台車部を前記荷台の外に到達するまで移動させた状態において地面に向けて展開することにより、前記地面に対して立脚して前記台車部を支持する支持部と、
を備えたものであることを特徴とする積載装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記支持部が、前記地面に対して立脚した状態において、前記地面から前記台車部に向かう方向への付勢力を作用させる付勢部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の積載装置。
【請求項3】
前記支持部が、シリンダ及びピストンを有する少なくとも一つのダンパー部材を備え、
前記台車部は、
前記荷台の外側に突出した状態において、前記ガイド部に対して回動自在に支持される回動部と、
前記荷台の外側に突出した状態において、前記支持部を、前記台車部を介して前記車両の下方に押し下げた状態で保持するロック部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の積載装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の荷台に各種積載物を積載する積載装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トラック等の車両の荷台に重量のある積載物を積み降ろしする際に、車両後端側に設置する積載用装置が利用されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の積載用装置は、積載物が載置される載置台を有し昇降する昇降部と、一端部が車両または車両に設けられた部材に固定され、他端部が前記昇降部に固定される連結部材と、この連結部材の中間部を持ち上げた状態でガイドするガイド部材と、このガイド部材を昇降させることにより前記昇降部を昇降させる昇降装置とを備えるものとされている。また、前記昇降装置が、油圧ポンプと、油圧電動シリンダとを備えるものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3120154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、積載物が荷台の大分部分を占めるような大型物品の場合は、積載物を荷揚げした後に、荷台上を前後に移動させる必要がある。一方、人手不足が問題となる現場では、このような積載物の積み降ろし作業をワンオペレーション(ワンマンオペレーション、ワンオペとも称する)で行うことが求められると共に、車両付帯物としての装置コストを低減したいというニーズもある。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の積載用装置は、昇降装置が、油圧ポンプや油圧電動シリンダを備えるものであり、装置が大掛かりなものとなっている。そのため、特許文献1に記載の積載用装置は、装置コストの負担が掛かる問題があった。
【0006】
そこで本発明は、作業者の負担を軽減しつつ作業の安定性を確保すると共に、簡素な構成でコスト低減が可能な積載装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の積載装置は、車両の荷台に設置されたガイド部と、前記ガイド部に沿って移動する台車部と、前記台車部に収納されると共に、前記台車部を前記荷台の外に到達するまで移動させた状態において地面に向けて展開することにより、前記地面に対して立脚して前記台車部を支持する支持部と、を備えたものであることを特徴とするものである。
【0008】
上述した積載装置は、荷台に設置されたガイド部に沿って台車部が移動するものとされているので、台車部に積載した積載物をガイド部に沿って荷台の所要の場所に配置できる。そのため、例えば、積載物が荷台の大分部分を占めるような大物の場合であっても、積載物を荷上げした後に、例えば、荷台上の前後に移動させることができる。また、上述した積載装置は、台車部を荷台の外に到達するまで移動させた状態において地面に向けて展開することにより、支持部を地面に対して立脚して台車部を支持することができる。そのため、上述した積載装置は、重量のある積載物を荷台に積載する場合であっても、台車部を介して、容易に積載物を荷台上まで移送することができる。したがって、上述した積載装置は、重量のある積載物であっても積み下ろし作業をワンオペで行うことができる。また、上述した積載装置は、支持部を台車部に収納できるので、荷台上で積載物を邪魔することがない。さらに、上述した積載装置は、荷台の外において支持部を地面に向けて展開できるので、積み降ろしの作業時に、支持部を、台車部の支持脚として機能させることができる。したがって、上述した積載装置は、他の駆動源を設ける必要がないので、簡素な構成で構成することができ、コスト低減が可能である。
【0009】
(2)上述した本発明の積載装置は、前記支持部が、前記地面に対して立脚した状態において、前記地面から前記台車部に向かう方向への付勢力を作用させる付勢部を備えていることを特徴とするとよい。
【0010】
上述した積載装置は、積載物が積載された台車部の重量により、支持部が下方側(地面側)に押し下げられて傾斜状態となった場合であっても、付勢部の付勢力により台車部が押し上げられる。そのため、上述した積載装置は、台車部に重量のある積載物が積載された場合であっても、作業者の負担なく、積載物を荷台の高さまで持ち上げることができる。ここで、付勢部には、各種の付勢手段を利用することができるが、別途の駆動源を有しないコストが低廉なダンパー部材やバネ等を用いることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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