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公開番号
2025111307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005656
出願日
2024-01-17
発明の名称
制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F02P
5/152 20060101AFI20250723BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】本発明の目的は、ノッキングの誤判定があったことを特定できる制御装置を提供することである。
【解決手段】内燃機関の運転領域は、第1運転領域ないし第N運転領域を含んでいる。第1運転領域ないし第N運転領域のそれぞれは、第1学習値ないし第N学習値を有している。制御装置は、第M運転領域において内燃機関が運転している時にノッキングセンサから取得したノッキング信号に基づいてノッキングが発生したと判定した場合、第M学習値を変化させる学習値変化処理を行う。第1学習値ないし第N学習値のばらつきに関連する第1パラメータの絶対値が第1所定値Y1より大きい場合、および/または、第1学習値の傾きの絶対値ないし第N学習値の傾きの絶対値の中に第2所定値Y2より大きい値が存在する場合、制御装置は、ノッキングの誤判定が発生したと特定する特定処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
制御装置であって、
Nは、2以上の整数であり、
Mは、1以上N以下の整数であり、
内燃機関の運転領域は、第1運転領域ないし第N運転領域を含んでおり、
前記1運転領域ないし前記第N運転領域のそれぞれは、第1学習値ないし第N学習値を有しており、
前記制御装置は、第M運転領域において前記内燃機関が運転している時にノッキングセンサから取得したノッキング信号に基づいてノッキングが発生したと判定した場合、第M学習値を変化させる学習値変化処理を行い、
前記第1学習値ないし前記第N学習値のばらつきに関連する第1パラメータの絶対値が第1所定値Y1より大きい場合、および/または、前記第1学習値の傾きの絶対値ないし前記第N学習値の傾きの絶対値の中に第2所定値Y2より大きい値が存在する場合、前記制御装置は、ノッキングの誤判定が発生したと特定する特定処理を行う、
制御装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記第1学習値の絶対値ないし前記第N学習値の絶対値の少なくとも1つが第2閾値より大きい場合、前記特定処理を行う、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記第2閾値より大きな絶対値を有する学習値を特定する第1特定処理を行い、
前記制御装置は、前記第1特定処理において特定した前記学習値に対応する運転領域において、誤判定が発生したと特定する第2特定処理を行う、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記第1特定処理において特定した前記学習値を、特定した前記学習値を除く前記第1学習値ないし前記第N学習値の平均値に近づける、
請求項3に記載の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の内燃機関の制御装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の内燃機関の制御装置が知られている。この内燃機関の制御装置は、気筒で異常燃焼が発生したことを感知した場合に点火タイミングを遅角させ、異常燃焼の発生を感知しない限りにおいて点火タイミングを進角させると共に、内燃機関の運転領域の区分毎に異常燃焼が発生しないような点火タイミングを学習値として記憶する。そして、内燃機関の制御装置は、この学習値を以後の点火タイミングの制御に利用する。内燃機関の制御装置は、経時変化後の内燃機関の運転領域の区分毎の点火タイミングの学習値の基準値を予め記憶している。そして、内燃機関の制御装置は、実際に学習して記憶した学習値と基準値とを比較することにより誤学習の発生を検知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-51257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上のように、内燃機関の制御装置の分野において、異常燃焼の正確な検知が求められている。
【0005】
そこで、本発明の目的は、ノッキングの誤判定があったことを特定できる制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面は、
制御装置であって、
Nは、2以上の整数であり、
Mは、1以上N以下の整数であり、
内燃機関の運転領域は、第1運転領域ないし第N運転領域を含んでおり、
前記1運転領域ないし前記第N運転領域のそれぞれは、第1学習値ないし第N学習値を有しており、
前記制御装置は、第M運転領域において前記内燃機関が運転している時にノッキングセンサから取得したノッキング信号に基づいてノッキングが発生したと判定した場合、第M学習値を変化させる学習値変化処理を行い、
前記第1学習値ないし前記第N学習値のばらつきに関連する第1パラメータの絶対値が第1所定値Y1より大きい場合、および/または、前記第1学習値の傾きの絶対値ないし前記第N学習値の傾きの絶対値の中に第2所定値Y2より大きい値が存在する場合、前記制御装置は、ノッキングの誤判定が発生したと特定する特定処理を行う、
制御装置である。
【0007】
本発明の第2側面は、
前記制御装置は、前記第1学習値の絶対値ないし前記第N学習値の絶対値の少なくとも1つが第2閾値より大きい場合、前記特定処理を行う、
第1側面に記載の制御装置である。
【0008】
本発明の第3側面は、
前記制御装置は、前記第2閾値より大きな絶対値を有する学習値を特定する第1特定処理を行い、
前記制御装置は、前記第1特定処理において特定した前記学習値に対応する運転領域において、誤判定が発生したと特定する第2特定処理を行う、
第2側面に記載の制御装置である。
【0009】
本発明の第4側面は、
前記制御装置は、前記第1パラメータの絶対値が前記第1所定値Y1より大きい場合、前記第2所定値Y2より大きな絶対値の傾きを有する学習値を特定する第1特定処理を行い、
前記制御装置は、前記第1特定処理において特定した前記学習値に対応する運転領域において、誤判定が発生したと特定する第2特定処理を行う、
第1側面に記載の制御装置である。
【0010】
本発明の第5側面は、
前記制御装置は、前記第1特定処理において特定した前記学習値を、特定した前記学習値を除く前記第1学習値ないし前記第N学習値の平均値に近づける、
第3側面または第4側面に記載の制御装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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