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公開番号2025116616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024011134
出願日2024-01-29
発明の名称特装車
出願人極東開発工業株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類F02D 29/02 20060101AFI20250801BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】走行用駆動源の回転数を容易に調整できる特装車を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、走行用駆動源の回転動力が伝達される作業装置と、走行用駆動源の回転数を制御可能な制御部と、制御部に接続される回転数増減スイッチと、を備え、制御部は、回転数増減スイッチに対して走行用駆動源の回転数を増加させる増操作が行われたときに、走行用駆動源の回転数が、予め設定されている増加分、該増操作時の回転数から増加するように制御し、回転数増減スイッチに対して走行用駆動源の回転数を減少させる減操作が行われたときに、走行用駆動源の回転数が、予め設定されている減少分、該減操作時の回転数から減少するように制御し、回転数増減スイッチに対し、増操作及び減操作と異なる特定の操作が行われたときに、走行用駆動源の回転数が予め設定されている指定回転数になるように制御する、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行用駆動源と、
前記走行用駆動源の回転動力が伝達されることによって作動し、且つ前記走行用駆動源の回転数の増減によって出力が変化する作業装置と、
前記走行用駆動源の回転数を制御可能な制御部と、
前記制御部に接続される回転数増加スイッチ及び回転数減少スイッチ、又は、回転数増減スイッチと、を備え、
前記制御部は、
前記回転数増加スイッチ又は前記回転数増減スイッチに対して前記走行用駆動源の回転数を増加させる増操作が行われたときに、前記走行用駆動源の回転数が、予め設定されている増加分、該増操作時の回転数から増加するように制御し、
前記回転数減少スイッチ又は前記回転数増減スイッチに対して前記走行用駆動源の回転数を減少させる減操作が行われたときに、前記走行用駆動源の回転数が、予め設定されている減少分、該減操作時の回転数から減少するように制御し、
前記回転数増加スイッチ及び前記回転数減少スイッチの少なくとも一方、又は、前記回転数増減スイッチに対し、前記増操作及び前記減操作と異なる特定の操作が行われたときに、前記走行用駆動源の回転数が予め設定されている指定回転数になるように制御する、特装車。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記指定回転数は、所定の第一回転数と、前記第一回転数より大きな第二回転数と、を含み、
前記制御部は、
前記特定の操作が行われたときに、
該特定の操作時の前記走行用駆動源の回転数が前記第一回転数より小さいときは、該走行用駆動源の回転数が前記第一回転数になるように制御し、
該特定の操作時の前記走行用駆動源の回転数が前記第一回転数以上のときは、該走行用駆動源の回転数が前記第二回転数になるように制御する、請求項1に記載の特装車。
【請求項3】
前記特定の操作は、特定の増操作と特定の減操作とを含み、
前記指定回転数は、前記第一回転数より小さな第三回転数を含み、
前記制御部は、
前記特定の増操作が行われたときに、
該特定の増操作時の前記走行用駆動源の回転数が前記第一回転数より小さいときは、該走行用駆動源の回転数が前記第一回転数になるように制御し、
該特定の増操作時の前記走行用駆動源の回転数が前記第一回転数以上のときは、該走行用駆動源の回転数が前記第二回転数になるように制御し、
前記特定の減操作が行われたときに、
該特定の減操作時の前記走行用駆動源の回転数が前記第一回転数より大きいときは、該走行用駆動源の回転数が前記第一回転数になるように制御し、
該特定の減操作時の前記走行用駆動源の回転数が前記第一回転数以下のときは、該走行用駆動源の回転数が前記第三回転数になるように制御する、請求項2に記載の特装車。
【請求項4】
前記特定の操作は、前記回転数増加スイッチ及び前記回転数減少スイッチの少なくとも一方、又は、前記回転数増減スイッチの長操作であり、
前記長操作は、前記増操作及び前記減操作より操作時間の長い操作である、請求項1~3のいずれか1項に記載の特装車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行用駆動源と、走行用駆動源の駆動力が伝達されることで作動する作業装置と、を備える特装車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、走行用駆動源と、走行用駆動源の駆動力が伝達されることで作動する作業装置と、を備える特装車(粉粒体運搬車)が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この特装車は、走行用駆動源としてのエンジンと、作業装置としてのコンプレッサと、を備える。このコンプレッサは、エンジンから回転動力が伝達されることで、粉粒体を収容するタンクに導入用の配管を通じて加圧エアを導入する。これにより、タンク内の粉粒体が流動し、排出用の配管を通じて外部へ排出される。
【0004】
また、特装車は、回転数調整スイッチを有し、該回転数調整スイッチが操作されることでエンジンの回転数が増減し、これにより、コンプレッサの回転数が調整され、タンクに導入される加圧エアの流量が調整される。
【0005】
回転数調整スイッチは、トグルスイッチによって構成され、非操作時に、水平姿勢となるニュートラル位置に戻るように付勢されており、操作時に、操作レバーが上側又は下側に倒されている時だけ、ON状態となるモーメンタリ動作型に構成されている。
【0006】
前記特装車では、操作レバーが上側に倒される(増操作される)と、エンジンの回転数が増加することにより、コンプレッサの回転数が増加し、これにより、加圧エアの流量が増加する。また、操作レバーが下側に倒される(減操作される)と、エンジンの回転数が減少することにより、コンプレッサの回転数が減少し、これにより、加圧エアの流量が減少する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-2846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の特装車では、回転数調整スイッチが増操作されたときに、走行用駆動源(エンジン)の回転数が回転数調整スイッチの操作時の回転数から一定回転数だけ微増し、減操作されたときに、走行用駆動源の回転数が回転数調整スイッチの操作時の回転数から一定回転数だけ微減する。
【0009】
このため、目標の回転数まで走行用駆動源の回転数を増加させる、又は減少させるときに、増操作又は減操作を繰り返し又は連続して行わなければならず、手間や時間のかかる場合があった。
【0010】
そこで、本発明は、走行用駆動源の回転数を容易に調整できる特装車を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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