TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025127677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024520
出願日2024-02-21
発明の名称内燃機関制御装置
出願人Astemo株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F02D 9/02 20060101AFI20250826BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】低燃費にすることができる内燃機関制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関制御装置100は、内燃機関1の回転数NEと定常運転状態のトルクTQRLLINEとを対応付けた第1のテーブルにおいて、検出される回転数NEに対応付けられているトルクTQRLLINEを導出すると共に、回転数NEと補正値MTQPACTとを対応付けた第2のテーブルにおいて、検出される回転数NEに対応付けられている補正値MTQPACTを導出し、第1のテーブルより導出したトルクTQRLLINEを第2のテーブルより導出した補正値MTQPACTにより補正して許容トルクTQTRGPACTを導出し、導出した許容トルクTQTRGPACTと検出される回転数NEとに基づいて内燃機関1のスロットル弁14の開度の上限値THLIMを導出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の回転数に基づいて前記内燃機関のスロットル弁の開度の上限値を導出する内燃機関制御装置であって、
前記回転数と前記内燃機関の定常運転状態におけるトルクとを対応付けた第1のテーブルを記憶すると共に、前記回転数と前記トルクを補正するための補正値とを対応付けた第2のテーブルを記憶する記憶部と、
前記第1のテーブルにおいて検出される前記回転数に対応付けられている前記トルクを導出すると共に、前記第2のテーブルにおいて検出される前記回転数に対応付けられている前記補正値を導出し、前記第1のテーブルより導出した前記トルクを前記第2のテーブルより導出した前記補正値により補正して許容トルクを導出し、導出した前記許容トルクと検出される前記回転数とに基づいて前記上限値を導出する制御部と、
を有することを特徴とする内燃機関制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内燃機関の運転状態に応じて燃料供給量を制御する内燃機関制御装置が知られている。特許文献1は、スロットル開度が所定値を越えた際にはスロットル開度の変化に応じて燃料供給量の増量を行う内燃機関制御装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-201048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、スロットル開度の変化に応じて必要以上の頻度で燃料供給量の増量を行う場合に、燃費が低下してしまうという課題を有する。
【0005】
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、低燃費にすることができる内燃機関制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の目的を達成するべく、本発明は、内燃機関の回転数に基づいて前記内燃機関のスロットル弁の開度の上限値を導出する内燃機関制御装置であって、前記回転数と前記内燃機関の定常運転状態におけるトルクとを対応付けた第1のテーブルを記憶すると共に、前記回転数と前記トルクを補正するための補正値とを対応付けた第2のテーブルを記憶する記憶部と、前記第1のテーブルにおいて検出される前記回転数に対応付けられている前記トルクを導出すると共に、前記第2のテーブルにおいて検出される前記回転数に対応付けられている前記補正値を導出し、前記第1のテーブルより導出した前記トルクを前記第2のテーブルより導出した前記補正値により補正して許容トルクを導出し、導出した前記許容トルクと検出される前記回転数とに基づいて前記上限値を導出する制御部と、を有することを一局面とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一局面にかかる内燃機関制御装置によれば、内燃機関の回転数に基づいて内燃機関のスロットル弁の開度の上限値を導出する内燃機関制御装置であって、回転数と内燃機関の定常運転状態におけるトルクとを対応付けた第1のテーブルを記憶すると共に、回転数とトルクを補正するための補正値とを対応付けた第2のテーブルを記憶する記憶部と、第1のテーブルにおいて検出される回転数に対応付けられているトルクを導出すると共に、第2のテーブルにおいて検出される回転数に対応付けられている補正値を導出し、第1のテーブルより導出したトルクを第2のテーブルより導出した補正値により補正して許容トルクを導出し、導出した許容トルクと検出される回転数とに基づいて上限値を導出する制御部と、を有するものであるため、低燃費にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る内燃機関制御装置の構成を示す図である。
図2は、本発明の実施形態に係る内燃機関制御装置が記憶している回転数と定常運転状態におけるトルクとを対応付けたテーブル及び回転数と補正値とを対応付けたテーブルの一例を示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る内燃機関制御装置が記憶している上限値導出用テーブルを示す図である。
図4は、本発明の実施形態に係る内燃機関制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
図5は、本発明の実施形態に係る内燃機関制御装置が制御する内燃機関の高負荷運転領域を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態に係る内燃機関制御装置につき、詳細に説明する。
【0010】
<内燃機関の構成>
本発明の実施形態に係る内燃機関1の構成について、図1を参照しながら、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
19日前
トヨタ自動車株式会社
車両
24日前
トヨタ自動車株式会社
車両
22日前
ダイハツ工業株式会社
車両
17日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
16日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
16日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
16日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
10日前
スズキ株式会社
内燃機関の制御装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
8日前
株式会社SUBARU
エンジン制御装置
10日前
株式会社SUBARU
エンジン制御装置
16日前
株式会社IHI原動機
脈動減衰装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
24日前
本田技研工業株式会社
内燃機関の制御装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
19日前
株式会社豊田自動織機
車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンシステムの診断装置
10日前
愛三工業株式会社
吸気弁装置
10日前
愛三工業株式会社
吸気制御弁
17日前
個人
水素と酸素と水蒸気との活用を図って回転稼働する内燃機関
19日前
Astemo株式会社
燃料噴射弁
19日前
ヤンマーホールディングス株式会社
エンジンシステム
25日前
株式会社豊田自動織機
燃料噴射弁
2日前
スズキ株式会社
内燃機関の制御装置
8日前
本田技研工業株式会社
内燃機関
1日前
トヨタ自動車株式会社
シリンダ加熱装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置、及び車両の制御プログラム
10日前
トヨタ自動車株式会社
水素エンジンの空燃比算出方法
22日前
三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社
ガスエンジン
1日前
三菱自動車工業株式会社
副室式内燃機関
16日前
三菱自動車工業株式会社
副室式内燃機関
16日前
三菱自動車工業株式会社
副室式内燃機関
16日前
三菱自動車工業株式会社
副室式内燃機関
16日前
続きを見る