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公開番号
2025136382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034907
出願日
2024-03-07
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
29/02 20060101AFI20250911BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】サーキット走行時での高周波振動を抑制しつつエンジンの高い出力性能を確保した車両の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】走行動力源であるエンジンが搭載された車両の制御装置であって、前記車両がサーキットコースにあるか否かを判定する判定部と、前記判定部で肯定判定の場合、前記判定部で否定判定の場合よりも前記エンジンの点火時期を遅角し、前記エンジンの吸入空気量を増大させるエンジン制御部と、を備えた車両の制御装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行動力源であるエンジンが搭載された車両の制御装置であって、
前記車両がサーキットコースにあるか否かを判定する判定部と、
前記判定部で肯定判定の場合、前記判定部で否定判定の場合よりも前記エンジンの点火時期を遅角し、前記エンジンの吸入空気量を増大させるエンジン制御部と、を備えた車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自車両がサーキットコース場に位置していることを判定する技術がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-199382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サーキット走行時にはエンジンの負荷率が増大するため、車両が高周波振動するおそれがある。このため、車両に搭載された部品に高周波振動が伝達され、部品に影響を与えるおそれがある。また、サーキット走行時には、エンジンの高い出力性能が望まれる。
【0005】
そこで本発明は、サーキット走行時での高周波振動を抑制しつつエンジンの高い出力性能を確保した車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、走行動力源であるエンジンが搭載された車両の制御装置であって、前記車両がサーキットコースにあるか否かを判定する判定部と、前記判定部で肯定判定の場合、前記判定部で否定判定の場合よりも前記エンジンの点火時期を遅角し、前記エンジンの吸入空気量を増大させるエンジン制御部と、を備えた車両の制御装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、サーキット走行時での高周波振動を抑制しつつエンジンの高い出力性能を確保した車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の概略構成を示した模式図である。
図2は、ECUが実行する高周波振動抑制制御を例示したフローチャートである。
図3Aは、点火時期を規定したサーキット用マップと通常マップとの例示図であり、図3Bは、吸入空気量を規定したサーキット用マップと通常マップとの例示図であり、図3Cは、サーキット走行と通常走行とでのエンジン回転数に対するエンジントルクの例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[車両の概略構成]
図1は、車両1の概略構成図である。車両1は、エンジン10、ECU(Electronic Control Unit)30、駆動輪40を備える。エンジン10は車両1の走行動力源であり、ガソリンエンジンである。エンジン10の燃焼室11には、吸気通路12を通じて空気が吸入されるとともに、燃料噴射弁13から噴射された燃料が供給される。そして、吸入空気と噴射燃料とからなる混合気に対して点火プラグ14による点火が行われると、その混合気が燃焼してピストン15が往復運動し、エンジン10のクランクシャフト16が回転する。燃焼後の混合気は排気としてエンジン10の燃焼室11から排気通路17に送り出される。クランクシャフト16の回転動力は、不図示の変速機を介して駆動輪40に伝達される。
【0010】
ECU30は、車両1の走行のための各種制御を実行する。このECU30は、各種制御に関係する各種の演算処理を実行する中央処理装置、その演算に必要なプログラムやデータが記憶された不揮発性メモリ、中央処理装置の演算結果が一時的に記憶される揮発性メモリ、外部との間で信号を入力及び出力するための入力ポート及び出力ポート等を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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