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公開番号
2025133385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031302
出願日
2024-03-01
発明の名称
制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
29/02 20060101AFI20250904BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】本発明の目的は、触媒の劣化を抑制しつつ、ブレーキ装置の負圧を発生させることができる。
【解決手段】本発明は、吸気経路と、排気経路と、触媒と、内燃機関と、モーターと、ブレーキ装置と、1以上の車輪と、を備える車両の制御装置である。モーターは、1以上の車輪に伝達される動力を発生する。吸気経路は、内燃機関に流入する空気が流れる経路である。排気経路は、内燃機関から流出する排気が流れる経路である。触媒は、排気経路に設けられている。ブレーキ装置は、吸気経路の負圧を利用して、1以上の車輪の回転速度を減少させる。制御装置は、内燃機関が停止し、かつ、触媒の温度が所定温度より高く、かつ、ブレーキ装置の圧力が所定圧より高い場合、内燃機関に燃焼運転を開始させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸気経路と、排気経路と、触媒と、内燃機関と、モーターと、ブレーキ装置と、1以上の車輪と、を備える車両の制御装置であって、
前記モーターは、前記1以上の車輪に伝達される動力を発生し、
前記吸気経路は、前記内燃機関に流入する空気が流れる経路であり、
前記排気経路は、前記内燃機関から流出する排気が流れる経路であり、
前記触媒は、前記排気経路に設けられており、
前記ブレーキ装置は、前記吸気経路の負圧を利用して、前記1以上の車輪の回転速度を減少させ、
前記制御装置は、前記内燃機関が停止し、かつ、前記触媒の温度が所定温度より高く、かつ、前記ブレーキ装置の圧力が所定圧より高い場合、前記内燃機関に燃焼運転を開始させる、
制御装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記内燃機関が停止し、かつ、前記触媒の温度が前記所定温度より低く、かつ、前記ブレーキ装置の圧力が前記所定圧より高い場合、前記内燃機関にモータリング運転を開始させる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記内燃機関が停止し、かつ、前記触媒の温度が前記所定温度より高く、かつ、前記ブレーキ装置の圧力が前記所定圧より高い場合、前記内燃機関に燃焼運転を開始させることにより、前記触媒が高温かつ空燃比がリーン状態であることに起因する前記触媒の劣化を抑制する、
請求項1または請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記車両は、発電機を、さらに備えており、
前記発電機は、前記内燃機関により動作させられることにより、電力を発生し、
前記モーターは、前記発電機が発生した電力により、前記車両の前記1以上の車輪に伝達される動力を発生し、
前記内燃機関は、前記1以上の車輪に伝達される動力を発生しない、
請求項1または請求項2に記載の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の内燃機関の制御装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のハイブリッド車両の制御装置が知られている。このエンジン制御装置では、ブレーキブースターに蓄えている負圧が下限閾値を下回ったときに、モータリング用電動機により内燃機関を回転させるモータリングが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-54241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、触媒が高温であり、かつ、空燃比がリーン状態であると、触媒に高温の酸素が大量に接触する。この場合、触媒の劣化が進み易い。モータリングでは、混合気の燃焼が行われないので、排気の酸素の濃度が高くなる。すなわち、空燃比がリーン状態となる。そのため、特許文献1に記載の制御装置では、触媒の温度が高い状態で、モータリング用電動機がモータリングを行うと、触媒が劣化しやすい。
【0005】
そこで、本発明の目的は、触媒の劣化を抑制しつつ、ブレーキ装置の負圧を発生させることができる制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面は、
吸気経路と、排気経路と、触媒と、内燃機関と、モーターと、ブレーキ装置と、1以上の車輪と、を備える車両の制御装置であって、
前記モーターは、前記1以上の車輪に伝達される動力を発生し、
前記吸気経路は、前記内燃機関に流入する空気が流れる経路であり、
前記排気経路は、前記内燃機関から流出する排気が流れる経路であり、
前記触媒は、前記排気経路に設けられており、
前記ブレーキ装置は、前記吸気経路の負圧を利用して、前記1以上の車輪の回転速度を減少させ、
前記制御装置は、前記内燃機関が停止し、かつ、前記触媒の温度が所定温度より高く、かつ、前記ブレーキ装置の圧力が所定圧より高い場合、前記内燃機関に燃焼運転を開始させる、
制御装置である。
【0007】
本発明の第2側面は、
前記制御装置は、前記内燃機関が停止し、かつ、前記触媒の温度が前記所定温度より低く、かつ、前記ブレーキ装置の圧力が前記所定圧より高い場合、前記内燃機関にモータリング運転を開始させる、
第1側面に記載の制御装置である。
【0008】
本発明の第3側面は、
前記制御装置は、前記内燃機関が停止し、かつ、前記触媒の温度が前記所定温度より高く、かつ、前記ブレーキ装置の圧力が前記所定圧より高い場合、前記内燃機関に燃焼運転を開始させることにより、前記触媒が高温かつ空燃比がリーン状態であることに起因する前記触媒の劣化を抑制する、
第1側面または第2側面に記載の制御装置である。
【0009】
本発明の第4側面は、
前記車両は、発電機を、さらに備えており、
前記発電機は、前記内燃機関により動作させられることにより、電力を発生し、
前記モーターは、前記発電機が発生した電力により、前記車両の前記1以上の車輪に伝達される動力を発生し、
前記内燃機関は、前記1以上の車輪に伝達される動力を発生しない、
第1側面ないし第3側面のいずれかに記載の制御装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、触媒の劣化を抑制しつつ、ブレーキ装置の負圧を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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