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公開番号
2025136179
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034425
出願日
2024-03-06
発明の名称
一酸化炭素製造システム
出願人
ダイハツ工業株式会社
,
国立大学法人京都工芸繊維大学
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
C01B
32/40 20170101AFI20250911BHJP(無機化学)
要約
【課題】より効率的に、二酸化炭素から一酸化炭素を製造できる一酸化炭素製造システムを提供すること。
【解決手段】一酸化炭素製造システム1は、二酸化炭素を一酸化炭素に変換する。一酸化炭素製造システム1は、プラズマリアクタ3と、プラズマリアクタ3に二酸化炭素を供給するための二酸化炭素供給ライン4と、プラズマリアクタ3から一酸化炭素を排出するための一酸化炭素排出ライン5とを備える。プラズマリアクタ3は、ケーシング30と、ケーシング30内に配置される複数の電極パネル31、および、二酸化炭素吸着部材35とを備える。二酸化炭素吸着部材が、CeO
2
と、ストロンチウムを担持したCeO
2
と、アルカリ金属を担持したAl
2
O
3
とからなる群から選択される少なくとも1種を含有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二酸化炭素を一酸化炭素に変換する一酸化炭素製造システムであり、
プラズマリアクタと、
前記プラズマリアクタに二酸化炭素を供給するための二酸化炭素供給ラインと、
前記プラズマリアクタから一酸化炭素を排出するための一酸化炭素排出ラインとを備え、
前記プラズマリアクタは、
ケーシングと、
前記ケーシング内に配置される、複数の電極パネルおよび二酸化炭素吸着部材と
を備え、
前記二酸化炭素吸着部材が、
CeO
2
と、
ストロンチウムを担持したCeO
2
と、
アルカリ金属を担持したAl
2
O
3
と
からなる群から選択される少なくとも1種を含有する、一酸化炭素製造システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一酸化炭素製造システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カーボンニュートラルの観点から、二酸化炭素を一酸化炭素に変換することが、検討されている。二酸化炭素は、例えば、工場の排ガスに含まれる。一酸化炭素は、例えば、樹脂原料および燃料原料として、使用される。
【0003】
二酸化炭素を一酸化炭素に変換する方法としては、例えば、二酸化炭素をプラズマ処理する方法が、知られている。より具体的には、以下の一酸化炭素の製造方法が、提案されている。この一酸化炭素製造方法は、プラズマ粒子発生原料ガスからプラズマ粒子を発生させる工程と、プラズマ粒子を二酸化炭素含有原料ガスに接触させることにより、一酸化炭素を含有するガスを生成させる工程とを含む(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-252987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、一酸化炭素の製造では、二酸化炭素を効率よく一酸化炭素に変換することが、要求されている。
【0006】
本発明は、より効率的に、二酸化炭素から一酸化炭素を製造できる一酸化炭素製造システムである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明[1]は、二酸化炭素を一酸化炭素に変換する一酸化炭素製造システムであり、プラズマリアクタと、前記プラズマリアクタに二酸化炭素を供給するための二酸化炭素供給ラインと、前記プラズマリアクタから一酸化炭素を排出するための一酸化炭素排出ラインとを備え、前記プラズマリアクタは、ケーシングと、前記ケーシング内に配置される、複数の電極パネルおよび二酸化炭素吸着部材とを備え、前記二酸化炭素吸着部材が、CeO
2
と、ストロンチウムを担持したCeO
2
と、アルカリ金属を担持したAl
2
O
3
とからなる群から選択される少なくとも1種を含有する、一酸化炭素製造システムを、含んでいる。
【0008】
上記の一酸化炭素製造システムでは、二酸化炭素は、一旦、プラズマリアクタにおける二酸化炭素吸着部材に吸着する。そして、十分に吸着した二酸化炭素が、一酸化炭素に変換される。そのため、上記の一酸化炭素製造システムによれば、プラズマ処理によって、二酸化炭素を、優れた効率で、一酸化炭素に変換できる。その結果、上記の一酸化炭素製造システムによれば、より効率的に、一酸化炭素を製造できる。
【0009】
とりわけ、上記の一酸化炭素製造システムでは、二酸化炭素吸着部材が、CeO
2
と、ストロンチウムを担持したCeO
2
と、アルカリ金属を担持したAl
2
O
3
とからなる群から選択される少なくとも1種を含有する。このような二酸化炭素吸着部材は、とりわけ優れた二酸化炭素吸着能を有する。その結果、上記の一酸化炭素製造システムによれば、とりわけ効率的に、一酸化炭素を製造できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一酸化炭素製造システムによれば、より効率的に、一酸化炭素を製造できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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