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公開番号
2025136473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035079
出願日
2024-03-07
発明の名称
内燃機関
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F02B
77/13 20060101AFI20250911BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】PCVバルブを覆うプレートが振動することに起因した騒音を抑制する。
【解決手段】内燃機関100はブローバイガス通路20を備える。内燃機関100は、ブローバイガス通路20の途中に設けられたベンチレーションケース22をさらに備える。内燃機関100は、ブローバイガス通路20に設けられ、かつ、ベンチレーションケース22に取り付けられたPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ24をさらに備える。PCVバルブ24は、ブローバイガス通路20を流れるブローバイガスの量を調整する。内燃機関100は、PCVバルブ24を覆い、かつ、ベンチレーションケース22に取り付けられたプレート26をさらに備える。内燃機関100は、プレート26を覆うとともに、プレート26のうちの一部分に接触したカバー28をさらに備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関であって、
前記内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏出したブローバイガスを前記内燃機関の吸気系に流すためのブローバイガス通路と、
前記ブローバイガス通路の途中に設けられたベンチレーションケースと、
前記ブローバイガス通路に設けられ、かつ、前記ベンチレーションケースに取り付けられたPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブであって、前記ブローバイガス通路を流れる前記ブローバイガスの量を調整するように構成されたPCVバルブと、
前記PCVバルブを覆い、かつ、前記ベンチレーションケースに取り付けられたプレートと、
前記プレートを覆うとともに、前記プレートのうちの一部分に接触したカバーと、を備える、
内燃機関。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ベンチレーションケースは、前記ベンチレーションケースのうちで突出した部位である取付部を有し、前記PCVバルブの第1部位の全体が前記取付部の取付孔に入っており、かつ、前記第1部位に連続した前記PCVバルブの第2部位が前記取付孔の外部に位置し、かつ、前記PCVバルブの前記第2部位が前記取付孔の全体を覆った状態で、前記PCVバルブは前記ベンチレーションケースに取り付けられており、
前記PCVバルブは、前記取付孔から離れる方向へと前記第2部位から延びる第3部位を有し、前記PCVバルブは、前記第2部位において最も径が大きくなっており、
前記プレートは、前記ベンチレーションケースの前記取付部に部分的に固定された片持ち部と、前記片持ち部から折れ曲がって延びた折れ曲がり部とを有し、前記折れ曲がり部は、前記PCVバルブの前記第2部位を、前記取付孔の軸線方向において部分的に覆い、前記折れ曲がり部は、前記PCVバルブの前記第3部位を、前記取付孔の前記軸線方向において覆っておらず、
前記取付孔の前記軸線方向における前記PCVバルブの前記第2部位と前記折れ曲がり部との距離は、前記取付孔の前記軸線方向における前記PCVバルブの前記第1部位の長さよりも短い、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記ベンチレーションケースは、前記ベンチレーションケースのうちで突出した部位である取付部を有し、前記PCVバルブの第1部位の全体が前記取付部の取付孔に入っており、かつ、前記第1部位に連続した前記PCVバルブの第2部位が前記取付孔の外部に位置し、かつ、前記PCVバルブの前記第2部位が前記取付孔の全体を覆った状態で、前記PCVバルブは前記ベンチレーションケースに取り付けられており、
前記プレートは、前記ベンチレーションケースの前記取付部に部分的に固定された片持ち部と、前記片持ち部から折れ曲がって延びた折れ曲がり部とを有し、前記折れ曲がり部は、前記PCVバルブの前記第2部位を、前記取付孔の軸線方向において部分的に覆い、
前記カバーは、前記片持ち部の全体に接触している、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記プレートは、前記取付部に溶着されている、
請求項2に記載の内燃機関。
【請求項5】
前記カバーは、ウレタンから形成されたウレタンカバーであり、かつ、前記PCVバルブを囲っている、
請求項1~4のいずれか一項に記載の内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は内燃機関に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブを開示している。PCVバルブは、ブローバイガス通路に設けられている。PCVバルブは、ブローバイガス通路を流れるブローバイガスの量を調整する。ブローバイガス通路は、内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏出したブローバイガスを内燃機関の吸気系に流すための通路である。PCVバルブが内燃機関から取り外されることを妨げるべく、PCVバルブはプレートによって覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-133607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関の稼働時においてプレートが振動する。これにより騒音が発生してしまう場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
本開示の一態様によれば、内燃機関であって、前記内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏出したブローバイガスを前記内燃機関の吸気系に流すためのブローバイガス通路と、前記ブローバイガス通路の途中に設けられたベンチレーションケースと、前記ブローバイガス通路に設けられ、かつ、前記ベンチレーションケースに取り付けられたPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブであって、前記ブローバイガス通路を流れる前記ブローバイガスの量を調整するように構成されたPCVバルブと、前記PCVバルブを覆い、かつ、前記ベンチレーションケースに取り付けられたプレートと、前記プレートを覆うとともに、前記プレートのうちの一部分に接触したカバーと、を備える、内燃機関が提供される。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、内燃機関の稼働時においてプレートが振動することを抑制できる。これにより、騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る内燃機関の構成を示す模式図である。
図2は、図1に示す内燃機関が有するベンチレーションケースに取り付けられる複数の部材を示す分解斜視図である。
図3は、図1に示す内燃機関が有するベンチレーションケースにおけるPCVバルブが固定されている部分を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、一実施形態に係る内燃機関について、図面を参照して説明する。
<内燃機関100の構成>
図1に示すように、内燃機関100は、シリンダブロック16を有する。内燃機関100は、シリンダブロック16の上端部に取り付けられたシリンダヘッド18を有する。内燃機関100は、シリンダブロック16の下端部に取り付けられたクランクケース12を有する。また、シリンダヘッド18の上部は、ベンチレーションケース22によって覆われている。
【0009】
内燃機関100の燃焼室10内での燃料の燃焼が行われるとき、内燃機関100の燃焼室10からクランクケース12にブローバイガスが漏出する。内燃機関100は、クランクケース12に漏出したブローバイガスを内燃機関100の吸気系14に流すためのブローバイガス還元装置を備える。図1は、吸気系14の一部である吸気通路14aを示している。
【0010】
ブローバイガス還元装置は、上記ブローバイガスを内燃機関100の吸気系14に流すためのブローバイガス通路20を有する。ブローバイガス還元装置は、ブローバイガス通路20を流れるブローバイガスの量を調整するためのPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ24を備えている。PCVバルブ24は、ブローバイガス通路20に設けられ、かつ、ベンチレーションケース22に取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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