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公開番号
2025133368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031274
出願日
2024-03-01
発明の名称
制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
41/06 20060101AFI20250904BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】本発明の目的は、モータリング運転後における燃料の噴射量を決定できる新たな制御装置を提供することである。
【解決手段】本発明に係る制御装置は、ポート噴射形式の内燃機関の制御装置である。噴射量は、内燃機関がファイアリング運転を行っているファイアリング期間に、インジェクタが内燃機関の吸気経路に単位時間あたりに噴射する燃料の量である。積算空気量は、内燃機関がモータリング運転を行っているモータリング期間に内燃機関に流入した空気の総量である。制御装置は、モータリング運転を終了した後にファイアリング運転を開始する際に、積算空気量が増加すると噴射量が増加するように、インジェクタを制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ポート噴射形式の内燃機関の制御装置であって、
噴射量は、前記内燃機関がファイアリング運転を行っているファイアリング期間に、インジェクタが前記内燃機関の吸気経路に単位時間あたりに噴射する燃料の量であり、
積算空気量は、前記内燃機関がモータリング運転を行っているモータリング期間に前記内燃機関に流入した空気の総量であり、
前記制御装置は、前記モータリング運転を終了した後に前記ファイアリング運転を開始する際に、前記積算空気量が増加すると前記噴射量が増加するように、前記インジェクタを制御する、
制御装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記噴射量は、ベース噴射量と補正噴射量との合計であり、
前記制御装置は、前記内燃機関の回転速度および前記内燃機関の負荷に基づいて、前記ベース噴射量を取得し、
前記制御装置は、前記積算空気量に基づいて、前記補正噴射量を取得し、
前記積算空気量が増加すると、前記補正噴射量が増加する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記ファイアリング運転において時間経過に伴って、前記補正噴射量を減少させる、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
モータリング終了時積算空気量は、前記モータリング運転の終了時の前記積算空気量であり、
ファイアリング終了時積算空気量は、前記ファイアリング運転の終了時の前記積算空気量であり、
前記制御装置は、前記ファイアリング終了時積算空気量を取得し、
前記ファイアリング終了時積算空気量は、前記モータリング終了時積算空気量より少ない、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記ファイアリング運転を終了した時の前記補正噴射量に基づいて、前記ファイアリング終了時積算空気量を取得する、
請求項4に記載の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の制御装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の動力出力装置が知られている。モータリング時に燃料カットの状態でエンジンを空気が通過すると、エンジンにおいて燃料で濡れているべき部分が乾燥する。この場合、エンジンの始動時にエンジンに供給される燃料が不足する可能性が有る。そこで、この動力出力装置では、内燃機関をモータリングした場合、モータリング期間に基づいて始動時の燃料の噴射量の増量値を決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-126096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上のように、モータリング運転後における燃料の噴射量の決定は、内燃機関の適切な燃焼に重要である。
【0005】
そこで、本発明の目的は、モータリング運転後における燃料の噴射量を決定できる新たな制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面は、
ポート噴射形式の内燃機関の制御装置であって、
噴射量は、前記内燃機関がファイアリング運転を行っているファイアリング期間に、インジェクタが前記内燃機関の吸気経路に単位時間あたりに噴射する燃料の量であり、
積算空気量は、前記内燃機関がモータリング運転を行っているモータリング期間に前記内燃機関に流入した空気の総量であり、
前記制御装置は、前記モータリング運転を終了した後に前記ファイアリング運転を開始する際に、前記積算空気量が増加すると前記噴射量が増加するように、前記インジェクタを制御する、
制御装置である。
【0007】
本発明の第2側面は、
前記噴射量は、ベース噴射量と補正噴射量との合計であり、
前記制御装置は、前記内燃機関の回転速度および前記内燃機関の負荷に基づいて、前記ベース噴射量を取得し、
前記制御装置は、前記積算空気量に基づいて、前記補正噴射量を取得し、
前記積算空気量が増加すると、前記補正噴射量が増加する、
第1側面に記載の制御装置である。
【0008】
本発明の第3側面は、
前記制御装置は、前記ファイアリング運転において時間経過に伴って、前記補正噴射量を減少させる、
第2側面に記載の制御装置である。
【0009】
本発明の第4側面は、
モータリング終了時積算空気量は、前記モータリング運転の終了時の前記積算空気量であり、
ファイアリング終了時積算空気量は、前記ファイアリング運転の終了時の前記積算空気量であり、
前記制御装置は、前記ファイアリング終了時積算空気量を取得し、
前記ファイアリング終了時積算空気量は、前記モータリング終了時積算空気量より少ない、
第3側面に記載の制御装置である。
【0010】
本発明の第5側面は、
前記制御装置は、前記ファイアリング運転を終了した時の前記補正噴射量に基づいて、前記ファイアリング終了時積算空気量を取得する、
第4側面に記載の制御装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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