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公開番号
2025126081
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022464
出願日
2024-02-17
発明の名称
変速機
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60K
6/543 20071001AFI20250821BHJP(車両一般)
要約
【課題】始動性確保等の観点から要求されるギヤ比(ギヤ径)を確保しつつ、全長を抑制可能な変速機の提供を目的とする。
【解決手段】変速機10は、内燃機関3から出力される動力を伝達する入力軸13と、電動機4に接続される電動機接続軸60と、入力軸13の動力を伝達する切替軸30と、車両の駆動輪に動力を伝達する出力軸15と、を備え、切替軸30には、電動機接続軸60及び入力軸13の間での動力の伝達を可能にする入力側接続状態と電動機接続軸60及び出力軸15の間での動力の伝達を可能にする出力側接続状態とを切り替える切替機構70と、電動機接続軸60に動力を伝達可能な切替軸ギヤ32と、が設けられており、切替軸30を回転可能に支持する切替軸ベアリング35と、切替軸ギヤ32とが、切替軸30の軸方向にラップしている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関及び電動機を備えた車両における変速機であって、
前記内燃機関から出力される動力を伝達する入力軸と、
前記電動機に接続される電動機接続軸と、
前記入力軸の動力を伝達する切替軸と、
前記車両の駆動輪に前記動力を伝達する出力軸と、
を備え、
前記切替軸には、
前記電動機接続軸及び前記入力軸の間での前記動力の伝達を可能にする入力側接続状態と前記電動機接続軸及び前記出力軸の間での前記動力の伝達を可能にする出力側接続状態とを切り替える切替機構と、
前記電動機接続軸に前記動力を伝達可能な切替軸ギヤと、
が設けられており、
前記切替軸を回転可能に支持する切替軸ベアリングと、前記切替軸ギヤとが、前記切替軸の軸方向にラップしていること、を特徴とする変速機。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記切替軸、及び前記入力軸の中間に設けられた中間軸と、
前記中間軸に設けられた中間軸ギヤと、
前記中間軸を回転可能に支持する中間軸ベアリングと、
を有し、
前記中間軸ギヤと、前記中間軸ベアリングとが、前記中間軸の軸方向にラップしていること、を特徴とする請求項1に記載の変速機。
【請求項3】
前記切替軸ギヤと、前記中間軸ベアリングとが、径方向にラップしていること、を特徴とする請求項2に記載の変速機。
【請求項4】
切替軸ギヤと、前記中間軸ギヤとが、径方向にラップしていること、を特徴とする請求項2又は3に記載の変速機。
【請求項5】
前記中間軸ベアリングを保持するリテーナを有し、
前記リテーナが、前記切替軸ギヤが配置される領域をかわすように形成されたものであること、を特徴とする請求項2又は3に記載の変速機。
【請求項6】
前記切替軸が、前記入力軸の動力を伝達可能な入力側ギヤを有し、
前記入力側ギヤが、前記中間軸ギヤと噛み合っていること、を特徴とする請求項2又は3に記載の変速機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の変速機に関する。さらに詳しくは、動力源として内燃機関と電動機とを備えたハイブリッド車における変速機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電動機(モータ)及び内燃機関(エンジン)が搭載されたハイブリッド車が知られている(例えば、特許文献1)。このようなハイブリッド車においては、電動機及び内燃機関の一方又は双方が駆動源として利用されている。また、ハイブリッド車における電動機は、車両制動時における回生トルクにより発電する発電機としての機能を発揮するものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-241331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に係る従来技術のように、モータジェネレータによりエンジンを始動できる構成とした場合、始動性確保のために十分なギヤ比を確保すべく、当該ギヤ比に応じた大きさのギヤを変速機に設ける必要がある。その一方で、車両の全長や、車両に搭載されるエンジン、プロペラシャフト、リアアクスル、トランスファ等の全長を考慮すると、変速機の全長には自ずと制約が生じる。そのため、内燃機関及び電動機を備えた車両における変速機においては、始動性確保等の観点において要求されるギヤ比(ギヤ径)を確保しつつ、変速機の全長をいかにして抑制するかといった課題が存在している。
【0005】
そこで本発明は、始動性確保等の観点から要求されるギヤ比(ギヤ径)を確保しつつ、全長を抑制可能な変速機の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の変速機は、内燃機関及び電動機を備えた車両における変速機であって、前記内燃機関から出力される動力を伝達する入力軸と、前記電動機に接続される電動機接続軸と、前記入力軸の動力を伝達する切替軸と、前記車両の駆動輪に前記動力を伝達する出力軸と、を備え、前記切替軸には、前記電動機接続軸及び前記入力軸の間での前記動力の伝達を可能にする入力側接続状態と前記電動機接続軸及び前記出力軸の間での前記動力の伝達を可能にする出力側接続状態とを切り替える切替機構と、前記電動機接続軸に前記動力を伝達可能な切替軸ギヤと、が設けられており、前記切替軸を回転可能に支持する切替軸ベアリングと、前記切替軸ギヤとが、前記切替軸の軸方向にラップしていること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明の変速機は、上記(1)のように切替軸ベアリングと切替軸ギヤとを切替軸の軸方向にラップさせた構成としたものである。これにより、本発明の変速機は、始動に適したギヤ比を確保するのに必要なギヤ径を有する切替軸ギヤを採用しつつ、全長を抑制することができる。
【0008】
(2)本発明の変速機は、前記切替軸、及び前記入力軸の中間に設けられた中間軸と、前記中間軸に設けられた中間軸ギヤと、前記中間軸を回転可能に支持する中間軸ベアリングと、を有し、前記中間軸ギヤと、前記中間軸ベアリングとが、前記中間軸の軸方向にラップしているものであると良い。
【0009】
本発明の変速機は、上記(2)のような構成とすることにより、中間軸及び中間軸を介して切替軸と入力軸の間に中間軸及び中間軸ギヤを配した構成とした場合であっても、全長を抑制したコンパクトなものとすることができる。
【0010】
(3)本発明の変速機は、前記切替軸ギヤと、前記中間軸ベアリングとが、径方向にラップしているものであると良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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