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公開番号
2025130347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027462
出願日
2024-02-27
発明の名称
内燃機関の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
9/02 20060101AFI20250901BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】構造が複雑化することを回避しつつ、触媒温度の上昇を抑制することを目的とする。
【解決手段】本発明は、燃料を噴射する燃料インジェクタ51と、内燃機関に流入させる吸気量を調整するスロットルバルブ34と、内燃機関において燃料と吸気との混合気が燃焼されることにより発生する排気ガスを浄化する触媒43と、を備える内燃機関の制御装置70である。制御装置70は、燃料インジェクタ51により燃料が噴射されないタイミングにおいて、触媒温度が所定温度以上の場合に触媒温度が所定温度以上ではない場合よりもスロットルバルブ34のスロットル開度を増加させるように制御することにより、構造が複雑化することを回避しつつ、触媒温度の上昇を抑制することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料を噴射する燃料インジェクタと、
内燃機関に流入させる吸気量を調整するスロットルバルブと、
前記内燃機関において燃料と吸気との混合気が燃焼されることにより発生する排気ガスを浄化する触媒と、を備える内燃機関の制御装置であって、
前記制御装置は、
前記燃料インジェクタにより燃料が噴射されないタイミングにおいて、触媒温度が所定温度以上の場合に触媒温度が前記所定温度以上ではない場合よりも前記スロットルバルブのスロットル開度を増加させるように制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
触媒温度に基づいて、あるいは触媒反応熱量と放熱量との差分に基づいて、前記スロットルバルブのスロットル開度を増加させるときの増加量を調整することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、燃料と吸気との混合気が燃焼されることにより発生する排気ガスを浄化する触媒を備えた内燃機関が広く知られている。触媒を備えた内燃機関において、混合気を燃焼させている状態からフューエルカット(F/C)が実行されると、酸素と燃焼時の未燃成分が触媒で反応する、いわゆる後燃えが発生する。後燃えが続くと触媒温度が上昇し、触媒が劣化してしまうという問題がある。
【0003】
特許文献1には、2次空気供給装置を備えた排気浄化装置が開示されている。この排気浄化装置は、フューエルカット中であって触媒温度が所定温度よりも高い場合に、2次空気供給装置が触媒に2次空気を間欠的に供給することにより、触媒温度を低下させて触媒が劣化するのを抑制させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-25005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の排気浄化装置では、2次空気供給装置を追加する必要があることから、2次空気供給装置を駆動するための電力が消費されるために電力消費量を増加してしまう。更には、排気浄化装置に2次空気供給装置を追加する分、排気浄化装置の構造が複雑化してしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、構造が複雑化することを回避しつつ、触媒温度の上昇を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、燃料を噴射する燃料インジェクタと、内燃機関に流入させる吸気量を調整するスロットルバルブと、前記内燃機関において燃料と吸気との混合気が燃焼されることにより発生する排気ガスを浄化する触媒と、を備える内燃機関の制御装置であって、前記制御装置は、前記燃料インジェクタにより燃料が噴射されないタイミングにおいて、触媒温度が所定温度以上の場合に触媒温度が前記所定温度以上ではない場合よりも前記スロットルバルブのスロットル開度を増加させるように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、構造が複雑化することを回避しつつ、触媒温度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の概略構成の一例を示す図である。
温度抑制処理の一例を示すフローチャートである。
第1実施例の温度抑制処理における各タイミングチャートである。
第2実施例の温度抑制処理における各タイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施形態は、燃料を噴射する燃料インジェクタ51と、内燃機関に流入させる吸気量を調整するスロットルバルブ34と、内燃機関において燃料と吸気との混合気が燃焼されることにより発生する排気ガスを浄化する触媒43と、を備える内燃機関の制御装置70である。制御装置70は、燃料インジェクタ51により燃料が噴射されないタイミングにおいて、触媒温度が所定温度以上の場合に触媒温度が所定温度以上ではない場合よりもスロットルバルブ34のスロットル開度を増加させるように制御する。したがって、構造が複雑化することを回避しつつ、触媒温度の上昇を抑制することができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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