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公開番号2025135775
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033727
出願日2024-03-06
発明の名称車両用ホーン保護構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人
主分類B60Q 5/00 20060101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】ハーネス接続部に接続されるハーネスが悪意の者に刃物で切断されてホーンが無力化されることを防止することができる車両用ホーン保護構造を提供する。
【解決手段】車両前面のグリルの後方またはフロントバンパの開口部の後方に配置されたホーン110と、フロントバンパの後側で車幅方向に延びたバンパメンバ130とを備え、ホーン110を保護する車両用ホーン保護構造100であって、ホーン110は、ハーネス300が接続されるハーネス接続部112を有し、ホーン110のハーネス接続部112の一部は、正面視でバンパメンバ130の後方に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両前面のグリルの後方またはフロントバンパの開口部の後方に配置されたホーンと、前記フロントバンパの後側で車幅方向に延びたバンパメンバとを備え、前記ホーンを保護する車両用ホーン保護構造であって、
前記ホーンは、ハーネスが接続されるハーネス接続部を有し、
前記ホーンのハーネス接続部の全部または一部は、前記バンパメンバの後方に配置されていることを特徴とする車両用ホーン保護構造。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
当該車両用ホーン保護構造はさらに、
前記バンパメンバから鉛直方向に延び前記フロントバンパを車幅方向の中央近傍で支持しているバンパ支持ブラケットを備え、
前記ホーンは、前記バンパメンバおよび前記バンパ支持ブラケットで形成されたコーナー部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホーン保護構造。
【請求項3】
当該車両用ホーン保護構造はさらに、
前記バンパ支持ブラケットから延びて前記ホーンの裏面に固定され該ホーンを支持するホーンブラケットを備え、
前記ホーンブラケットは、前記バンパメンバまで延び前記ホーンのハーネス接続部の近傍で前記バンパメンバに固定された脚部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用ホーン保護構造。
【請求項4】
当該車両用ホーン保護構造はさらに、
前記グリルと前記ホーンとの間または前記フロントバンパの開口部と前記ホーンとの間に位置し前記バンパ支持ブラケットが支持しているフロントバンパリンフォースを備え、
前記フロントバンパリンフォースは、
前記ホーンを前方に露出させるホーン用開口部と、
前記ホーン用開口部の下縁から上方に隆起または上縁から下方に隆起している縦壁部と、を有することを特徴とする請求項2または3に記載の車両用ホーン保護構造。
【請求項5】
前記ハーネス接続部は前記ホーンの下部に位置し、
当該車両用ホーン保護構造はさらに、
前記バンパメンバに固定された実質的に水平な壁であって前記ホーンに対して前記バンパ支持ブラケットと車幅方向で反対側に配置された防護壁を備え、
前記防護壁には、前記ハーネス接続部に接近しながら下降するように傾斜した傾斜面が形成されていて、
前記ハーネス接続部は、下方にいくにつれて前記防護壁の方へと傾斜していることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用ホーン保護構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ホーン保護構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、円盤状の平型のホーンと、ホーンの周囲で開口を形成する蓋部と、を備える車両のホーン保護構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5976512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1のような技術では、正面視で、蓋部の開口とホーンとの間から、ハーネスの接続部が視認できる。したがって、この構成では、悪意の者がホーンに接続されたハーネスを切断してホーンを無力化してから、車両のドアのピッキングに及ぶこともあり得る。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑み、ハーネス接続部に接続されるハーネスが悪意の者に刃物で切断されてホーンが無力化されることを防止することができる車両用ホーン保護構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、車両前面のグリルの後方またはフロントバンパの開口部の後方に配置されたホーンと、フロントバンパの後側で車幅方向に延びたバンパメンバとを備え、ホーンを保護する車両用ホーン保護構造であって、ホーンは、ハーネスが接続されるハーネス接続部を有し、ホーンのハーネス接続部の全部または一部は、バンパメンバの後方に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ハーネス接続部に接続されるハーネスが悪意の者に刃物で切断されてホーンが無力化されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施例に係る車両用ホーン保護構造を含む車両を前方側から見た斜視図である。
図1の車両のフロントバンパの後方の構成を示す斜視図である。
図2の車両用ホーン保護構造を後方側から見た斜視図である。
図2の車両用ホーン保護構造の背面図である。
図1の車両用ホーン保護構造を前方側から見た斜視図である。
図5のホーン用開口部を前方側から見た斜視図である。
図1の車両用ホーン保護構造を後方側から見た斜視図である。
本発明の第2の実施例に係る車両用ホーン保護構造を後方側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態は、車両前面のグリルの後方またはフロントバンパの開口部の後方に配置されたホーンと、フロントバンパの後側で車幅方向に延びたバンパメンバとを備え、ホーンを保護する車両用ホーン保護構造であって、ホーンは、ハーネスが接続されるハーネス接続部を有し、ホーンのハーネス接続部の全部または一部は、正面視でバンパメンバの後方に配置されていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、ホーンのハーネス接続部の全部または一部が正面視でバンパメンバの後方に配置され、バンパメンバによって隠すように保護される。この結果、ハーネス接続部に接続されるハーネスが悪意の者に刃物で切断されてホーンが無力化されることを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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