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公開番号
2025138025
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036697
出願日
2024-03-11
発明の名称
燃料噴射弁
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
F02M
61/18 20060101AFI20250917BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】内燃機関の燃焼室に発生した水滴(特に、酸性成分を含む水滴)の付着に起因する腐食を長期に亘り抑制することができる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁であって、燃焼室に通じる挿入孔の内周面と隙間を有しながら対向する円筒部と、円筒部から先細り且つ噴孔が形成された先細り部と、を有し、先細り部及び円筒部の外面は、複数の凹部によって形成された撥水領域となっている、燃料噴射弁。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁であって、
前記燃焼室に通じる挿入孔の内周面と隙間を有しながら対向する円筒部と、
前記円筒部から先細り且つ噴孔が形成された先細り部と、を有し、
前記先細り部及び前記円筒部の外面は、複数の凹部によって形成された撥水領域となっている、燃料噴射弁。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された燃料噴射弁であって、
前記複数の凹部は、前記円筒部から前記先細り部まで前記噴孔を超えて延びる縦溝を含む、燃料噴射弁。
【請求項3】
請求項2に記載された燃料噴射弁であって、
前記複数の凹部は、鉛直下方へ向けて傾斜しながら前記縦溝に通ずる枝溝を含んでいる、燃料噴射弁。
【請求項4】
請求項1に記載された燃料噴射弁であって、
前記複数の凹部は、格子状に配列された窪みを含んでいる、燃料噴射弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料噴射弁に関する。具体的には、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
燃焼室にて燃料を噴射する燃料噴射弁を備える内燃機関が知られている。内燃機関が作動を停止して燃焼室の温度が低下すると、燃焼ガスに含まれていた水蒸気が結露し、燃料噴射弁の先端部及び燃焼室の内壁面等に水滴となって付着する。結露によって生じた水滴は、一般に、燃焼ガスに含まれていた窒素酸化物及び硫化酸化物等の酸性成分を含んでいる。特に、EGR装置を有する内燃機関では、燃焼室から排出された燃焼ガスが燃焼室へEGRガスとして還流するため、水滴に含まれる酸性成分が多くなる。
【0003】
酸性成分を含んだ水滴(酸性水滴)の付着に起因する燃料噴射弁の腐食を抑止するため、耐食性材料(例えば、クロム)を用いたメッキ加工が施された燃料噴射弁が提案されている。具体的には、燃料噴射弁を構成するノズルボディー(即ち、基材)における燃焼室に露出した表面には、メッキ層が形成されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-163759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、メッキ層が撥水効果を奏しない場合、燃料噴射弁に酸性水滴が付着した状態が継続する可能性が高くなる。そのため、燃料噴射弁が長期に亘り使用されると、メッキ層が酸性水滴によって腐食する虞がある。加えて、メッキ層の硬度が基材と比較して低ければ、内燃機関の作動中に燃焼室に流入した微細な異物によってメッキ層が損傷を受け、腐食を抑制する効果が低下する可能性もある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、酸性水滴に起因する腐食を長期に亘り抑制することができる燃料噴射弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明における第1の発明に係る燃料噴射弁は、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁であって、前記燃焼室に通じる挿入孔の内周面と隙間を有しながら対向する円筒部と、前記円筒部から先細り且つ噴孔が形成された先細り部と、を有し、前記先細り部及び前記円筒部の外面は、複数の凹部によって形成された撥水領域となっている。
【0008】
本発明における第2の発明は、上記第1の発明に係る燃料噴射弁であって、前記複数の凹部は、前記円筒部から前記先細り部まで前記噴孔を超えて延びる縦溝を含んでいる。
【0009】
本発明における第3の発明は、上記第2の発明に係る燃料噴射弁であって、前記複数の凹部は、鉛直下方へ向けて傾斜しながら前記縦溝に通ずる枝溝を含んでいる。
【0010】
本発明における第4の発明は、上記第1の発明に係る燃料噴射弁であって、前記複数の凹部は、格子状に配列された窪みを含んでいる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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