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公開番号
2025139488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038451
出願日
2024-03-12
発明の名称
内燃機関
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
F02F
1/24 20060101AFI20250918BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】シリンダーヘッドの気筒間にロッカーアームホルダーを支持する構成で、シリンダーヘッドを製造しやすくすること。
【解決手段】複数の気筒を有し、シリンダーヘッド32とヘッドカバー33の間に、カムシャフト52と平行にロッカーアームシャフト53を有し、ロッカーアームシャフト53に揺動自在に複数のロッカーアーム54を有し、カムシャフト52に設けられたカムで各ロッカーアーム54が各気筒の複数のバルブを駆動する内燃機関において、気筒間に、ロッカーアームシャフト53を保持するロッカーアームホルダー71を有し、ロッカーアームホルダー71は、シリンダーヘッド32とは別体のベース部72を介してシリンダーヘッド32に締結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の気筒を有し、シリンダーヘッド(32)とヘッドカバー(33)の間に、カムシャフト(52)と平行にロッカーアームシャフト(53)を有し、前記ロッカーアームシャフト(53)に揺動自在に複数のロッカーアーム(54)を有し、前記カムシャフト(52)に設けられたカムで各ロッカーアーム(54)が各気筒の複数のバルブを駆動する内燃機関において、
気筒間に、前記ロッカーアームシャフト(53)を保持するロッカーアームホルダー(71)を有し、
前記ロッカーアームホルダー(71)は、前記シリンダーヘッド(32)とは別体のベース部(72)を介して前記シリンダーヘッド(32)に締結される
内燃機関。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記ロッカーアームホルダー(71)、前記ベース部(72)、及び前記シリンダーヘッド(32)は、ボルト(81,82,84)で締結される
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記ロッカーアームホルダー(71)は焼結体からなる
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記ベース部(72)は鋳鉄からなる
請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関。
【請求項5】
前記ボルトは複数本であり、前記ボルトの少なくとも1本は、前記ベース部(72)を貫通して前記ロッカーアームホルダー(71)と前記シリンダーヘッド(32)を直接締結する
請求項2に記載の内燃機関。
【請求項6】
追加クレーム案
前記ボルト(81,82,84)は、前記ロッカーアームホルダー(71)と前記ベース部(72)を締結する第1締結ボルト(81)と、前記ベース部(72)と前記シリンダーヘッド(32)を締結する第2締結ボルト(84)を含む
請求項2又は5に記載の内燃機関。
作用効果)
【請求項7】
前記ベース部(72)の一部は、前記シリンダーヘッド(32)との間に空間を形成する形状である
請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
シリンダーヘッドに1本のカムシャフト52を備える動弁方式の一つとして、ユニカム方式が知られている。ユニカム方式は、シリンダーヘッドとヘッドカバーの間に、カムシャフトと平行にロッカーアームシャフトを有し、ロッカーアームシャフトに揺動自在にロッカーアームを有し、カムシャフトに設けられたカムによりロッカーアームが気筒に設けられた複数のバルブを駆動する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-035689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の気筒を有する内燃機関の場合、シリンダーヘッドの気筒間に、ロッカーアームシャフトを保持するロッカーアームホルダーを支持する構造が必要になる。
ロッカーアームホルダーをシリンダーヘッドに直接固定する場合、シリンダーヘッドのカム室から割面(シリンダーヘッドとヘッドカバーの分割面)に向けて高い柱状のホルダー支持部をシリンダーヘッドに一体に形成する必要があり、剛性を確保したシリンダーヘッドの製造(例えば鋳造)が難しくなる。
また、シリンダーヘッドがアルミニウム合金製の場合、剛性を確保するためにホルダー支持部を大型化する必要が生じ、重量が増加するおそれもある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、シリンダーヘッドの気筒間にロッカーアームホルダーを支持する構成で、適切な剛性のシリンダーヘッドを製造しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
複数の気筒を有し、シリンダーヘッドとヘッドカバーの間に、カムシャフトと平行にロッカーアームシャフトを有し、前記ロッカーアームシャフトに揺動自在に複数のロッカーアームを有し、前記カムシャフトに設けられたカムで各ロッカーアームが各気筒の複数のバルブを駆動する内燃機関において、気筒間に、前記ロッカーアームシャフトを保持するロッカーアームホルダーを有し、前記ロッカーアームホルダーは、前記シリンダーヘッドとは別体のベース部を介して前記シリンダーヘッドに締結される内燃機関を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シリンダーヘッドの気筒間にロッカーアームホルダーを支持する構成で、適切な剛性のシリンダーヘッドを製造しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
シリンダーヘッドを内部構造と共に示す図である。
ロッカーアームホルダーの平面図である。
ロッカーアームホルダーの前面図である。
図3のa-a断面図である。
ベース部の平面図である。
図6のb-b断面図である。
シリンダーヘッドにおける第1ホルダー孔及び第1ベース締結孔の領域を周辺構成と共に示す断面図である。
シリンダーヘッドにおける第2ベース貫通孔の領域を周辺構成と共に示す断面図である。
参考例と本実施形態のエンジンの説明に供する図である。
ロッカーアームシャフトの断面を周辺構成と共に示す断面図である。
シリンダーヘッドの側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)
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