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公開番号
2025154937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024058242
出願日
2024-03-29
発明の名称
鞍乗型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62J
40/10 20200101AFI20251002BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】湾曲した連結管にレゾネータを取り付ける場合でも、レゾネータによって吸気音を効果的に消音することができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】エアクリーナボックス(27)からスロットルボディ(31)に吸入空気(A)を導く連結管(28)に、共鳴室としてのレゾネータ(40)が取り付けられた鞍乗型車両(1)において、前記連結管(28)が、吸入口(IN)から前記吸入空気(A)を吸入する方向と、吐出口(EX)から前記吸入空気(A)を吐出する方向が異なるように、所定方向(D)に凸をなして湾曲しており、前記レゾネータ(40)を、前記連結管(28)が湾曲している湾曲部分(28a)の外周部のうち、前記所定方向(D)に対する側面視で、前記連結管(28)の中心線(C)より前記所定方向(D)寄りの外周面に取り付ける。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
エアクリーナボックス(27)からスロットルボディ(31)に吸入空気(A)を導く連結管(28)に、共鳴室としてのレゾネータ(40)が取り付けられた鞍乗型車両(1)において、
前記連結管(28)が、吸入口(IN)から前記吸入空気(A)を吸入する方向と、吐出口(EX)から前記吸入空気(A)を吐出する方向が異なるように、所定方向(D)に凸をなして湾曲しており、
前記レゾネータ(40)が、前記連結管(28)が湾曲している湾曲部分(28a)の外周部のうち、前記所定方向(D)に対する側面視で、前記連結管(28)の中心線(C)より前記所定方向(D)寄りの外周面に取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記レゾネータ(40)が、前記外周面のうち、前記湾曲部分(28a)の前記所定方向側の頂部(28b)より前記吸入空気(A)の下流側に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記レゾネータ(40)の下端部(40a)寄りの位置に、前記連結管(28)に接続される連通路(41)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記連通路(41)は、前記鞍乗型車両(1)の車体側面視で、前記連通路(41)より前記レゾネータ(40)の方が上方にあるように傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記連通路(41)の中心軸(41a)が、該中心軸(41a)の軸方向視において、前記スロットルボディ(31)の吸気通路(31a)の範囲内に位置することを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記連結管(28)は、車体平面視で、車体前後方向に対して傾斜して配設されており、
前記レゾネータ(40)は、前記鞍乗型車両(1)のパワーユニット(P)と上下方向で重なる位置に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記スロットルボディ(31)は、前記エアクリーナボックス(27)の後方下方に配設されており、
前記連結管(28)は、前記エアクリーナボックス(27)の後端部から後方に延びた後、下方前方に湾曲する前記湾曲部分(28a)を構成し、さらに前方に指向しつつ前記スロットルボディ(31)の後端部に連結されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、エアクリーナボックスからスロットルボディに吸入空気を導く連結管にレゾネータが取り付けられた鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、内燃機関を駆動源とする車両において、エアクリーナボックスからスロットルボディに吸入空気を導く連結管に、周波数の共鳴作用を利用して吸気音を低減する共鳴室としてのレゾネータを取り付けた構成が知られている。
【0003】
特許文献1には、エアクリーナボックスとスロットルボディとを連結する直線状の連結管に、連結管の流路方向に対して垂直方向に延びる小径パイプを有するレゾネータを取り付けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭63-104666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、内燃機関とエアクリーナボックスとの位置関係に応じて、エアクリーナボックスからスロットルボディに吸入空気を導く連結管が大きく湾曲している場合には、特許文献1の構成とは異なるレゾネータの取付構造を検討する余地があった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、湾曲した連結管にレゾネータを取り付ける場合でも、レゾネータによって吸気音を効果的に消音することができる鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、エアクリーナボックス(27)からスロットルボディ(31)に吸入空気(A)を導く連結管(28)に、共鳴室としてのレゾネータ(40)が取り付けられた鞍乗型車両(1)において、前記連結管(28)が、吸入口(IN)から前記吸入空気(A)を吸入する方向と、吐出口(EX)から前記吸入空気(A)を吐出する方向が異なるように、所定方向(D)に凸をなして湾曲しており、前記レゾネータ(40)が、前記連結管(28)が湾曲している湾曲部分(28a)の外周部のうち、前記所定方向(D)に対する側面視で、前記連結管(28)の中心線(C)より前記所定方向(D)寄りの外周面に取り付けられている点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記レゾネータ(40)が、前記外周面のうち、前記湾曲部分(28a)の前記所定方向側の頂部(28b)より前記吸入空気(A)の下流側に取り付けられている点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記レゾネータ(40)の下端部(40a)寄りの位置に、前記連結管(28)に接続される連通路(41)が形成されている点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記連通路(41)は、前記鞍乗型車両(1)の車体側面視で、前記連通路(41)より前記レゾネータ(40)の方が上方にあるように傾斜している点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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