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公開番号2025154816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024058015
出願日2024-03-29
発明の名称車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F02D 9/02 20060101AFI20251002BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】内燃機関を停止した際に所望の位置にクランクシャフトを停止させることで再始動性を向上させることができる車両を提供する。
【解決手段】内燃機関(E)の出力を調整するスロットルバルブ(13)をアクチュエータ(14)で駆動し、電源をオンオフするイグニッションスイッチ(40)を有する車両(50)において、前記スロットルバルブ(13)を駆動制御するスロットルバルブ制御手段(32)と、前記車両(50)の使用電力を検知する使用電力検知手段(31)とを具備する。前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記イグニッションスイッチ(40)がオフにされた際に、前記使用電力検知手段(31)によって検知された使用電力が所定値以下であると、前記スロットルバルブ(13)を全閉するスロットルバルブ全閉制御を行う。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関(E)の出力を調整するスロットルバルブ(13)をアクチュエータ(14)で駆動し、該アクチュエータ(14)が駆動していないときに、前記スロットルバルブ(13)は小開状態を維持する機構を用いてアイドリング状態を維持すると共に、電源をオンオフするイグニッションスイッチ(40)を有する車両(50)において、
前記スロットルバルブ(13)を駆動制御するスロットルバルブ制御手段(32)と、
前記車両(50)の使用電力を検知する使用電力検知手段(31)とを具備し、
前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記イグニッションスイッチ(40)がオフにされた際に、前記使用電力検知手段(31)によって検知された使用電力が所定値以下である場合に、前記スロットルバルブ(13)を全閉するスロットルバルブ全閉制御を行うことを特徴とする車両。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記スロットルバルブ全閉制御は、前記内燃機関(E)の回転数が前記アイドリング回転数より低い所定値以下となった際に行われることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記内燃機関(E)の停止後、前記スロットルバルブ(13)の全開および全閉を繰り返す故障診断としてのスプリングチェックを行うことを特徴とする請求項1または2に記載の車両。
【請求項4】
前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記スプリングチェックの終了後、前記スロットルバルブ(13)を前記アクチュエータ(14)の制御オフにより小開状態とすることを特徴とする請求項3に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に係り、特に、駆動源としての内燃機関を停止した後に再始動する際の始動性を向上させることができる車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両の駆動源としての内燃機関を停止した後に再始動する際の始動性を向上させる工夫が検討されている。
【0003】
特許文献1には、内燃機関を停止した際のクランクシャフトの停止位置を推測し、再始動時に、この推測した停止位置に適した燃料噴射および点火制御を行うことで再始動性を向上させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-245105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の技術は、内燃機関を停止した際のクランクシャフトの停止位置を推測するものであり、内燃機関を停止した際に、再始動性を高められる所望の位置にクランクシャフトを積極的に停止させることに関しては検討されていなかった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、内燃機関を停止した際に所望の位置にクランクシャフトを停止させることで再始動性を向上させることができる車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、内燃機関(E)の出力を調整するスロットルバルブ(13)をアクチュエータ(14)で駆動し、該アクチュエータ(14)が駆動していないときに、前記スロットルバルブ(13)は小開状態を維持する機構を用いてアイドリング状態を維持すると共に、電源をオンオフするイグニッションスイッチ(40)を有する車両(50)において、前記スロットルバルブ(13)を駆動制御するスロットルバルブ制御手段(32)と、前記車両(50)の使用電力を検知する使用電力検知手段(31)とを具備し、前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記イグニッションスイッチ(40)がオフにされた際に、前記使用電力検知手段(31)によって検知された使用電力が所定値以下である場合に、前記スロットルバルブ(13)を全閉するスロットルバルブ全閉制御を行う点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記スロットルバルブ全閉制御は、前記内燃機関(E)の回転数が前記アイドリング回転数より低い所定値以下となった際に行われる点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記内燃機関(E)の停止後、前記スロットルバルブ(13)の全開および全閉を繰り返す故障診断としてのスプリングチェックを行う点に第3の特徴がある。
【0010】
さらに、前記スロットルバルブ制御手段(32)は、前記スプリングチェックの終了後、前記スロットルバルブ(13)を前記アクチュエータ(14)の制御オフにより小開状態とする点に第4の特徴がある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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