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公開番号
2025151413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052821
出願日
2024-03-28
発明の名称
収容装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H01M
50/267 20210101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】蓄電容量の違いによって形状及び大きさが互いに異なる複数種類の蓄電装置であっても、1台の収容装置に収容することが可能となる収容装置を提供する。
【解決手段】収容装置であるバッテリ交換機は、スロット16と充填部材170とを有する。充填部材170は、スロット16に第2バッテリ12Bが挿入されたときに、スロット16の内面56と、第2バッテリ12Bの外面との間に形成される隙間を埋めるようにスロット16内に配置される。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電部を有する蓄電装置を収容可能な収容装置であって、
前記蓄電装置は、第1の外装形状を有する第1蓄電装置と、前記第1の外装形状よりも小さい第2の外装形状を有する第2蓄電装置と、を含み、
前記収容装置は、
筒部と底部とを有し、前記筒部の一端側に開口が形成されると共に前記筒部の他端側に前記底部が連なることによって有底筒状に形成され、前記開口を介して前記蓄電装置を挿抜可能に収容する収容部と、
前記収容部に前記第2蓄電装置が挿入されたときに、前記収容部の内面と前記第2蓄電装置の外面との間に形成される隙間を埋めるように前記収容部内に配置される充填部材と、
を備える、収容装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1記載の収容装置において、
前記充填部材の外形形状は、前記第1の外装形状と前記第2の外装形状との差異に対応する形状である、収容装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の収容装置において、
前記第2の外装形状は、前記収容部に対する前記第2蓄電装置の挿抜方向と交差する平面における形状が、前記第1の外装形状の前記平面における形状よりも小さくなるように設けられる、収容装置。
【請求項4】
請求項3記載の収容装置において、
前記収容部に前記第2蓄電装置が挿入された状態では、前記充填部材は、鉛直方向において、前記第2蓄電装置よりも下方に位置する、収容装置。
【請求項5】
請求項3又は4記載の収容装置において、
前記蓄電装置は、第1電気端子を有し、
前記第1電気端子は、前記蓄電装置に接続される電力装置が有する第2電気端子と着脱可能に設けられ、
前記第1蓄電装置の前記第1電気端子は、該第1蓄電装置の底部の外面において、該外面の中央から偏位した位置に配置され、
前記第2の外装形状のうちの前記第1電気端子が存在する領域と、前記第1の外装形状のうちの前記第1電気端子が存在する領域とが共通化されている、収容装置。
【請求項6】
請求項5記載の収容装置において、
該収容装置は、前記収容部の前記内面に配置された前記第2電気端子を備える前記電力装置であり、
前記充填部材は、前記第2電気端子を避けた位置に配置される、収容装置。
【請求項7】
請求項6記載の収容装置において、
前記第2電気端子は、前記収容部の前記底部のうち、鉛直方向において、該底部の中央よりも高い位置に配置され、
前記充填部材は、前記収容部の前記内面のうち、前記鉛直方向における上方を向く面に配置される、収容装置。
【請求項8】
請求項3~7のいずれか1項に記載の収容装置において、
前記蓄電装置が前記収容部に収容されたことを検出する収容検出部をさらに備え、
前記充填部材は、前記収容検出部を避けた位置に配置される、収容装置。
【請求項9】
請求項8記載の収容装置において、
前記収容部内で前記挿抜方向に移動可能に設けられる被押圧部材をさらに備え、
前記被押圧部材は、前記蓄電装置が前記収容部内に挿入されたときに、前記蓄電装置による該蓄電装置の挿入方向への押圧力によって該挿入方向に変位し、
前記収容検出部は、前記収容部の前記底部に設けられ、前記蓄電装置に押圧された前記被押圧部材が該収容検出部に接触することで、前記蓄電装置が前記収容部に収容されたことを検出する、収容装置。
【請求項10】
請求項9記載の収容装置において、
前記収容検出部は、前記挿抜方向から見て、前記充填部材と重なり、
前記充填部材と前記収容検出部との間には、前記収容部内における前記第2蓄電装置の収容空間に連通する間隙が形成され、
前記被押圧部材は、
前記充填部材に対して前記挿抜方向に相対移動可能に該充填部材に連結され、
前記第2蓄電装置が前記収容空間に挿入されたときに前記第2蓄電装置によって前記挿入方向に押圧される被押圧部と、
前記間隙に挿入され、前記被押圧部に連動して前記挿入方向に変位することで前記収容検出部に接触する接触部と、
を有する、収容装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリセル(蓄電部)を有するバッテリ(蓄電装置)を収容可能な保持装置(収容装置)が開示されている。保持装置には、複数のスロット(収容部)が設けられている。複数のスロットは、互いに同じ形状及び大きさを有する。複数のスロットの各々は、バッテリを挿抜可能に収容する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/107069号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電装置の需要の増大に対応して、蓄電装置の電力を使用する電力装置の種類に応じて、蓄電容量の異なる複数種類の蓄電装置が用意されることが望ましい。この場合、複数種類の蓄電装置は、形状及び大きさが互いに異なる可能性がある。これに対して、複数の収容部を有する1台の収容装置に複数種類の蓄電装置を収容できることが望ましい。
【0005】
本発明は、上記した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、蓄電部を有する蓄電装置を収容可能な収容装置であって、前記蓄電装置は、第1の外装形状を有する第1蓄電装置と、前記第1の外装形状よりも小さい第2の外装形状を有する第2蓄電装置と、を含み、前記収容装置は、筒部と底部とを有し、前記筒部の一端側に開口が形成されると共に前記筒部の他端側に前記底部が連なることによって有底筒状に形成され、前記開口を介して前記蓄電装置を挿抜可能に収容する収容部と、前記収容部に前記第2蓄電装置が挿入されたときに、前記収容部の内面と前記第2蓄電装置の外面との間に形成される隙間を埋めるように前記収容部内に配置される充填部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、蓄電容量の違いによって形状及び大きさが互いに異なる複数種類の蓄電装置であっても、1台の収容装置に収容することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る収容装置の斜視図である。
図2は、第1バッテリの斜視図である。
図3は、第1バッテリの平面図である。
図4は、第1バッテリの底面図である。
図5は、第2バッテリの斜視図である。
図6は、第2バッテリの平面図である。
図7は、第2バッテリの底面図である。
図8は、第3バッテリの斜視図である。
図9は、スロットの斜視図である。
図10は、スロットの斜視図である。
図11は、第1バッテリが収容されたスロットの断面図である。
図12は、図11のスロットの一部断面図である。
図13は、第1バッテリが収容されたスロットの正面図である。
図14は、スロットの後部の分解斜視図である。
図15は、スロットの後部の斜視図である。
図16は、ボトムカバーの斜視図である。
図17は、第2バッテリが収容されたスロットの断面図である。
図18は、図17のスロットの一部断面図である。
図19は、第2バッテリが収容されたスロットの正面図である。
図20は、第2バッテリが収容されたスロットの他の構成例を示す正面図である。
図21は、第3バッテリが収容されたスロットの断面図である。
図22は、本実施形態の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[バッテリ交換機10の概略構成]
図1は、本実施形態に係るバッテリ交換機10(収容装置、電力装置)の斜視図である。バッテリ交換機10は、モバイルバッテリ12(蓄電装置)の充電を行う装置である。ユーザ(使用者)は、充電率(SOC)が低くなったモバイルバッテリ12をバッテリ交換機10に預ける。ユーザは、充電が完了した別のモバイルバッテリ12をバッテリ交換機10から受け取る。モバイルバッテリ12は、その内部に、電力を蓄電するセルパック14(蓄電部)を有する(図2参照)。
【0010】
バッテリ交換機10は、12個のスロット16、及び、1つの操作パネル18を有する。ユーザは、モバイルバッテリ12をスロット16に挿入する。モバイルバッテリ12がスロット16に収容されると、バッテリ交換機10は、モバイルバッテリ12の充電を開始する。操作パネル18は、ユーザにより操作される装置である。ユーザは、操作パネル18を操作することにより、例えば、料金の支払い等を行う。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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