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公開番号
2025123745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019389
出願日
2024-02-13
発明の名称
内燃機関の制御装置
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
F02D
29/02 20060101AFI20250818BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】内燃機関の制御装置において、アイドリング運転時の内燃機関を、リザーブトルクを設定しない最適な状態に制御することにより、アイドリング運転中の負荷変動時にエンストする不具合を抑制しつつ、燃費を改善する。
【解決手段】内燃機関がアイドリング運転状態にあることを検出するアイドリング運転検出手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷センサと、アイドリング運転状態が検出されると、内燃機関の点火時期を、負荷に応じて最大トルクを発生する点火時期に設定する点火時期設定手段と、車両を停止させて休憩する際に乗員により操作される休憩スイッチと、オルタネータ等の車両補機の負荷が増大する作動状態を検出する補機作動検出手段と、休憩スイッチが操作されている状態で、車両補機の作動状態を検出すると、車両補機作動による負荷を、車両補機の作動検出後の時間経過と共に必要量まで漸次増加するように制御する車両補機制御手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関の運転状態に基づいて内燃機関の燃料供給量及び点火時期を制御する内燃機関の制御装置であって、
内燃機関がアイドリング運転状態にあることを検出するアイドリング運転検出手段と、
内燃機関の負荷を検出する負荷センサと、
前記アイドリング運転検出手段によりアイドリング運転状態にあることが検出されると、内燃機関の点火時期を、前記負荷センサにより検出される負荷に応じて、最大トルクを発生する点火時期に設定する点火時期設定手段と、を備える
内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1において、
車両を停止させて休憩する際に乗員により任意に操作されてオン、オフ信号を発生する休憩スイッチと、
内燃機関により駆動される空調装置、オルタネータ等の車両補機の負荷が増大する作動状態を検出する補機作動検出手段と、
前記休憩スイッチがオン操作されている状態で、前記補機作動検出手段が車両補機の作動状態を検出すると、車両補機作動による負荷を、車両補機の作動検出後の時間経過と共に必要量まで漸次増加するように制御する車両補機制御手段と、を備える
内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用の内燃機関(以下、エンジンともいう)では、アイドリング運転時においても空調装置(以下、エアコンともいう)の作動、非作動によって内燃機関によって駆動される負荷が変動する。そのため、アイドリング運転時の負荷変動によって内燃機関がエンジンストール(以下、エンストという)することがないように考慮されている。具体的には、空調装置が非作動のアイドリング運転状態では、内燃機関の点火時期を最適のタイミングよりも遅角してリザーブトルクを設定しておき、空調装置が作動されたときには、直ちに点火時期を最適のタイミングに戻して内燃機関のトルクを回復することにより、内燃機関の負荷変動に関わらず、内燃機関がエンストしないようにしている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-65571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来技術では、空調装置が非作動のアイドリング運転状態では、点火時期が最適のタイミングよりも遅角されているため、アイドリング運転時における内燃機関の燃費が悪くなる問題がある。
【0005】
本明細書が開示する技術の課題は、内燃機関の制御装置において、アイドリング運転時の内燃機関を、リザーブトルクを設定しない最適な状態に制御することにある。それにより、アイドリング運転中の負荷変動時に内燃機関がエンストする不具合を抑制しつつ、燃費を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本明細書に開示の内燃機関の制御装置は、次の手段をとる。
【0007】
第1の手段は、内燃機関の運転状態に基づいて内燃機関の燃料供給量及び点火時期を制御する内燃機関の制御装置であって、内燃機関がアイドリング運転状態にあることを検出するアイドリング運転検出手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷センサと、前記アイドリング運転検出手段によりアイドリング運転状態にあることが検出されると、内燃機関の点火時期を、前記負荷センサにより検出される負荷に応じて、最大トルクを発生する点火時期に設定する点火時期設定手段と、を備える。
【0008】
上記第1の手段によれば、内燃機関は、アイドリング運転時に内燃機関の負荷に応じた最適な点火時期で運転される。そのため、内燃機関の出力トルクがリザーブトルクを設定しない分だけ大きくされ、負荷変動に関わらずエンストを抑制することができる。しかも、リザーブトルクを設定していないため、燃費を改善することができる。
【0009】
第2の手段は、上述した第1の手段において、車両を停止させて休憩する際に乗員により任意に操作されてオン、オフ信号を発生する休憩スイッチと、内燃機関により駆動される空調装置、オルタネータ等の車両補機の負荷が増大する作動状態を検出する補機作動検出手段と、前記休憩スイッチがオン操作されている状態で、前記補機作動検出手段が車両補機の作動状態を検出すると、車両補機作動による負荷を、車両補機の作動検出後の時間経過と共に必要量まで漸次増加するように制御する車両補機制御手段と、を備える。
【0010】
上記第2の手段によれば、休憩スイッチがオン操作されている状態で、車両補機が作動されると、車両補機制御手段は、車両補機作動による負荷を、車両補機の作動検出後から時間経過と共に必要量まで漸次増加させる。そのため、車両補機が作動されても、車両補機作動のための内燃機関の駆動負荷は、車両補機の作動開始後の時間経過と共に漸次増加され、駆動負荷の急増を防止してエンストの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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