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公開番号
2025125287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021250
出願日
2024-02-15
発明の名称
グロメット装着治具
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
H02G
3/22 20060101AFI20250820BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡易な構成のグロメット装着治具により、組み付け方向性を有するグロメットを、その組み付け方向性に反することなく線材に容易に装着すること。
【解決手段】グロメット装着治具3は 組み付け方向性を有するグロメット2をハーネス1に装着するために、グロメット2の中央に設けられる挿通孔に嵌められて使用される。治具3は、管形状を有し、ハーネス1を挿通させる軸方向へ伸びる挿通部31を有する治具本体32と、挿通部31にハーネス1を挿通させた状態において、挿通部31からハーネス1を軸方向と交差する方向へ離脱させるための切り欠き部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
組み付け方向性を有するグロメットを線材に装着するために、前記グロメットに設けられる挿通孔に嵌められて使用されるグロメット装着治具において、
管形状を有し、前記線材を挿通させる軸方向へ伸びる挿通部を有する治具本体と、
前記挿通部に前記線材を挿通させた状態において、前記挿通部から前記線材を前記軸方向と交差する方向へ離脱させるための離脱手段と
を備えたことを特徴とするグロメット装着治具。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のグロメット装着治具において、
前記離脱手段は、前記治具本体の前記軸方向に沿って形成され、前記挿通部に連通する切り欠き部である
ことを特徴とするグロメット装着治具。
【請求項3】
請求項1に記載のグロメット装着治具において、
前記離脱手段は、前記治具本体の軸方向に沿って形成された、前記治具本体を少なくとも2つに分割可能な分割面である
ことを特徴とするグロメット装着治具。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載のグロメット装着治具において、
前記治具本体は、弾性材により形成される
ことを特徴とするグロメット装着治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書に開示される技術は、線材にグロメットを装着するために使用されるグロメット装着治具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載される技術が知られている。この技術は、ワイヤハーネスにグロメットを装着するときに使用する治具に関する。この治具は、円柱体を周方向へ等分割してなる複数の治具本体を備える。複数の治具本体は、先端側と基端側を有する。各基端側は、それぞれ上下方向及び左右方向へ往復動し得る作動杆に固定される。各治具本体は、各作動杆の作動により軸心に対して放射方向へ変位可能となる。また、各治具本体の周曲面が、グロメットの開口内周面と接触する接触拡張面となっている。
【0003】
この治具を使用してワイヤハーネスにグロメットを装着するには、各治具本体を放射方向へ変位させる前、各治具本体をグロメットへ向けて移動させ、その開口部に各治具本体を挿入する。その後、各治具本体を放射方向へ変位させてグロメットの開口部を拡張する。次に、拡張されたグロメットの開口部の中にて、放射方向に開いた各治具本体の間にワイヤハーネスを挿通する。その後、各治具本体をグロメットの開口部からワイヤハーネスに沿って挿入時と反対方向へ移動させ、グロメットの開口部から離脱させる。これにより、グロメットの開口部が縮小し、グロメットがワイヤハーネス上に装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-190014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1に記載の治具では、各治具本体を放射方向へ変位させる構成が複雑であった。また、各治具本体をグロメットの開口部に対し挿入及び離脱させるために、各治具本体をグロメットの開口部に対し往復両方向へ移動させる必要がある。ここで、グロメットには、治具やワイヤハーネスに対し組み付け方向性を有するものがある。すなわち、開口部の軸方向の一端側及び他端側いずれかの方向から治具やワイヤハーネスに組み付けることが定められたグロメットがある。例えば、開口部の一端側にシール方向性を有するシール部が設けられている場合、そのシール部の形状を崩さないように治具やワイヤハーネスを組み付ける必要がある。上記した治具では、各治具本体をグロメットの開口部に対し往復両方向へ移動させる必要があるので、組み付け方向性を有するグロメットには使用することができなかった。
【0006】
この開示技術は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡易な構成のグロメット装着治具により、組み付け方向性を有するグロメットを、その組み付け方向性に反することなく線材に容易に装着することを可能としたグロメット装着治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の技術は、組み付け方向性を有するグロメットを線材に装着するために、グロメットに設けられる挿通孔に嵌められて使用されるグロメット装着治具において、管形状を有し、線材を挿通させる軸方向へ伸びる挿通部を有する治具本体と、挿通部に線材を挿通させた状態において、挿通部から線材を前記軸方向と交差する方向へ離脱させるための離脱手段とを備えたことを趣旨とする。
【0008】
上記技術の構成によれば、グロメット装着治具は、単に、管形状の治具本体から構成される。グロメットを線材に装着するには、先ず、治具を、組み付け方向性を有するグロメットの挿通孔に、組み付け方向性を満たす方向へ挿入する。その後、挿通部に線材を挿通させた後、治具を線材に沿って組み付け方向性を満たす方向へ線材に沿って更に移動させ、グロメットを貫通させる。その後、離脱手段を介し、挿通部から線材を軸方向と交差する方向へ離脱させるように治具を移動させる。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項2に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、離脱手段は、治具本体の軸方向に沿って形成され、挿通部に連通する切り欠き部であることを趣旨とする。
【0010】
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、グロメット装着治具をその軸方向と交差する方向へ移動させるだけで、線材が切り欠き部を介して挿通部から離脱可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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