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公開番号
2025155159
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024058749
出願日
2024-04-01
発明の名称
単極モータ
出願人
個人
代理人
個人
主分類
H02K
21/20 20060101AFI20251006BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】DC電源をエネルギー源として動作可能な実用的な単極モータを提供する。
【解決手段】単極モータはステータ10とロータ20とを備える。ステータ10は、磁性材料でなる環状のコア30と、該コア30に対しコイル線42がトロイダル巻きされたコイル40を有する。ロータ20は、回転軸AXを中心とした環状をなし、厚み方向に垂直な第1主面及び第2主面においてそれぞれ互いに異なる極を持ち、第1主面がコイル40に対向するようにして配置された永久磁石50と、永久磁石50の第2主面52に接触するようにして第2主面側に配設されたヨーク60とを有する。コイル40において、永久磁石50に面した各コイル線42には第1方向D1に電流が流れ、永久磁石50が配置された側とは反対側に位置する各コイル線42には、第1方向D1とは逆方向の第2方向D2に電流が流れるよう構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータとロータとを備えた単極モータであって、
前記ステータは、
磁性材料でなる環状のコアと、
該コアに対しコイル線がトロイダル巻きされてなるコイルと、を有し、
前記ロータは、
回転軸を中心とした環状をなし、厚み方向に垂直な第1主面及び該第1主面の反対側の第2主面においてそれぞれ互いに異なる極を持ち、前記第1主面が前記コイルに対向するようにして配置された永久磁石と、
前記永久磁石の前記第2主面に接触するようにして前記第2主面側に配設されたヨークと、を有し、
前記コイルにおいて、前記永久磁石に面した前記各コイル線には第1方向に電流が流れ、前記永久磁石が配置された側とは反対側に位置する前記各コイル線には、前記第1方向とは逆方向の第2方向に電流が流れるよう構成されている、
ことを特徴とする単極モータ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の単極モータにおいて、
前記コアにおいて前記コイル線が巻回される部分をコア本体とし、前記永久磁石に対向する該コア本体の面において前記コイル線が這う方向の寸法をコイル巻回幅と定義したときに、
前記コアには、前記コア本体から外側に前記コイル巻回幅を超えて突出したコア突出部が、前記回転軸を中心とした円周上において離散的に複数箇所で設けられている、
ことを特徴とする単極モータ。
【請求項3】
請求項2に記載の単極モータにおいて、
前記コイルは、隣り合う前記コア突出部の間に形成されたスロットに巻回されている、
ことを特徴とする単極モータ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の単極モータにおいて、
前記ヨークには、前記永久磁石とオーバーラップする部分であるヨーク本体に接続され、前記ヨーク本体から外側に前記永久磁石の幅を超えて突出したヨーク突出部が設けられている、
ことを特徴とする単極モータ。
【請求項5】
請求項1に記載の単極モータにおいて、
前記コアにおいて前記コイル線が巻回される部分をコア本体とし、前記永久磁石に対向する該コア本体の面において前記コイル線が這う方向の寸法をコイル巻回幅と定義したときに、
前記コアには、前記コア本体から外側に前記コイル巻回幅を超えて突出したコア突出部が、環状の前記コアの円周上において離散的に複数箇所で設けられており、
前記ヨークには、前記永久磁石とオーバーラップする部分であるヨーク本体に接続され、前記ヨーク本体から外側に前記永久磁石の幅を超えて突出したヨーク突出部が設けられており、
前記コア突出部及び前記ヨーク突出部には、少なくともいずれか一方の端部において前記第1主面に垂直な方向へ屈曲した屈曲部が設けられており、
前記コア突出部及び前記ヨーク突出部は、該屈曲部においてラジアル方向のギャップを挟んで対向している、
ことを特徴とする単極モータ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の単極モータにおいて、
前記コアは、前記コイル線が巻回されるときに各ピースに分割可能な分割型のコアである、
ことを特徴とする単極モータ。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の単極モータにおいて、
前記永久磁石の前記第1主面と該第1主面に対向する前記コイル線との間のギャップが、前記回転軸を中心としたラジアル方向に設けられている、
ことを特徴とする単極モータ。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか一項に記載の単極モータにおいて、
前記永久磁石の前記第1主面と該第1主面に対向する前記コイル線との間のギャップが、前記回転軸と平行なアキシアル方向に設けられている、
ことを特徴とする単極モータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、単極モータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
直流電源(DC電源)をエネルギー源として物体を回転させる電気機械装置は、古くはファラデーが原理を見出したホモポーラモータ(単極モータ)が知られている。単極モータの基本原理は、磁界中の導体線に電流を流すと当該導体線に力が発生するという、いわゆるフレミングの左手の法則による(例えば非特許文献1参照)。
【0003】
DC電源をエネルギー源とするモータやアクチュエータとしては、その後、多種多様なものが開発されて現在に至っている。例えば、今日普及しているDCモータは、線材を巻回したコイルをいくつかの相に分け、各コイルに対し相の切替を行いながらロータを回転させるという機構になっている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
中川雅仁、「単極モーターの動作原理」、日本物理教育学会誌「物理教育」第2号、2007年、141-144頁。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、今日のDCモータは、例えばブラシ付きDCモータの場合にはブラシ及び整流子を用いたり、ブラシレスDCモータの場合にはホール素子及び電子回路による駆動回路を用いたりして、各相に対応したコイルに流す電流を適宜切り替えていかないと回転しない。
【0006】
一方、単極モータは、非特許文献1にもあるように比較的簡単な構成により回転可能である。しかし、このような周知の古典的な単極モータは、実験ベースのものであり実用的なものではない。
【0007】
そこで、本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、DC電源をエネルギー源として動作可能な実用的な単極モータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によればステータとロータとを備えた単極モータが提供される。ステータは、磁性材料でなる環状のコアと、該コアに対しコイル線がトロイダル巻きされてなるコイルと、を有する。ロータは、回転軸を中心とした環状をなし、厚み方向に垂直な第1主面及び該第1主面の反対側の第2主面においてそれぞれ互いに異なる極を持ち、第1主面が前記コイルに対向するようにして配置された永久磁石と、永久磁石の第2主面に接触するようにして第2主面側に配設されたヨークと、を有する。コイルにおいて、永久磁石に面した各コイル線には第1方向に電流が流れ、永久磁石が配置された側とは反対側に位置する各コイル線には、第1方向とは逆方向の第2方向に電流が流れるよう単極モータが構成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、DC電源をエネルギー源として動作可能な実用的な単極モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る単極モータ1の斜視図である。
実施形態1に係る単極モータ1を図1で示す仮想面PL1で切断して矢印P1に沿って視たときの断面図である。
実施形態1に係る単極モータ1を図1で示す仮想面PL2で切断して矢印P2に沿って視たときの断面図である。
実施形態1のコア30及びコイル40を示す斜視図である。
実施形態1におけるコイル40の結線状態を示す図である。
実施形態1に係る単極モータ1の作用を説明するために示す断面図である。
実施形態2に係る単極モータ2の断面図である。
実施形態3に係る単極モータ3を説明するための図である。
実施形態4のステータ10Dの構成方法を説明する斜視図である。
実施形態4のステータ10Dの斜視図である。
実施形態4に係る単極モータ4の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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