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公開番号
2025113763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008084
出願日
2024-01-23
発明の名称
バッテリパック及びバッテリパックの搭載構造
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/244 20210101AFI20250728BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】冷却を効率的に行えると共に、車両に効率的に搭載することができるバッテリパックを提供する。
【解決手段】車両2に搭載されるバッテリパック10であって、電池セル20と、電池セル20を収容する多角柱状又は円柱状のハウジング11とを備え、ハウジング11は、ハウジング11の内部側中心から放射状に延びる複数の壁面12により分割された複数の区画13と、車両側取付部材50に支持される支持部14とを備え、電池セル20は、複数の区画13のうちの支持部14に対応する位置に配置されていることを特徴とする。車両側取付部材50は、車両2の下方側に吊下げ配置され、車両側取付部材50と車両2との間に収容空間3が形成されている。車両側取付部材50は、略コの字形状部材50を有し、支持部14における溝部14aが、略コの字形状部材50に係合可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるバッテリパックであって、
少なくとも一つの電池セルと、
前記電池セルを収容する多角柱状又は円柱状のハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、
前記ハウジングの内部側中心から放射状に延びる複数の壁面により分割された複数の区画と、
前記車両に設けられた車両側取付部材に支持される支持部と、
を備え、
前記電池セルは、前記複数の区画のうちの前記支持部に対応する位置に配置されていることを特徴とするバッテリパック。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記ハウジングが、多角柱状であり、
前記複数の壁面が、前記ハウジングの内部側における中心から側陵に向かって放射状に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
【請求項3】
前記車両側取付部材が、前記車両の下方側に吊下げ配置されており、
前記車両側取付部材と前記車両との間に収容空間が形成されており、
前記ハウジングが、前記収容空間に収容可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッテリパック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリパック及びバッテリパックの搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、農機具においても電動化が進んでいる。例えば、草刈り機や農作業等に用いられるドローンでは、駆動用に充電式の小型バッテリパックが用いられている。このような、充電式の農機具は、例えば、自動車等に積載して利用先まで搬送し利用されている。しかしながら、充電式の農機具等は、バッテリパックの電池容量が少ないため、長時間の作業を行うには、別途の交換用のバッテリパックの準備が必要とされる。
【0003】
一方、電気式(給電式)の農機具では、コンセントに接続することで電気を供給する関係上、移動先での作業は想定されていない。このような、電気式の農機具を移動先で使用する場合は、ポータブル電源等を都度、用意する必要があり、手間が掛かる問題がある。また、農機具等に加えて、ポータブル電源等を車両に搭載するためのスペースも必要とされる。そのため、移動先での使用が可能であり、長時間の使用に耐え得るバッテリパックや車両へのバッテリパックの効率的な搭載が求められている。
【0004】
ここで、電動車やハイブリッド車等においては、車内に設けられたスペアタイヤの収容スペースに車両駆動用の電源装置を収容することが行われている(例えば、特許文献1)。そこで、車内のスペアタイヤ収容スペースを利用したバッテリパックの搭載が考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-234370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術は、車内にスペアタイヤ収容スペースを設ける必要があり、車内スペースを確保することが困難である。また、軽トラック等では、荷室にスペアタイヤ収容スペースを備えないため、上記特許文献1に記載の従来技術を利用することができない問題もある。また、上記特許文献1に記載の従来技術は、車内のスペアタイヤ収容スペースを利用するため、バッテリパックの冷却が不十分となる懸念もある。
【0007】
そこで本発明は、冷却を効率的に行えると共に、車両に効率的に搭載することができるバッテリパック、及びバッテリパックの搭載構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明のバッテリパックは、車両に搭載されるバッテリパックであって、少なくとも一つの電池セルと、前記電池セルを収容する多角柱状又は円柱状のハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記ハウジングの内部側中心から放射状に延びる複数の壁面により分割された複数の区画と、前記車両に設けられた車両側取付部材に支持される支持部と、を備え、前記電池セルは、前記複数の区画のうちの前記支持部に対応する位置に配置されていることを特徴とするものである。
【0009】
上述したバッテリパックは、ハウジングの内部側中心から放射状に延びる複数の壁面により分割された複数の区画を備えており、当該複数の区画に電池セルが配置されている。従って、上述したバッテリパックは、例えば、電池セルが複数の壁面によって形成されるトラス構造又はトラス構造に近似した形状の区画に配置される。これにより、上述したバッテリパックは、電池セルの強度を保つことができるので、追突された際のバッテリパックの損傷を抑制できる。また、上述したバッテリパックは、ハウジングの支持部が、車両に設けられた車両側取付部材に支持されると共に、電池セルが、複数の区画のうちの支持部に対応する位置に配置されるので、電池セルで発生した熱を車両側取付部材を介して、排熱することができる。すなわち、上述したバッテリパックは、電池セルを効率的に冷却することができる。ここで、車両側取付部材は、車両の車室外部に設けられているとよい。これにより、上述したバッテリパックは、外気による冷却が期待できる。
【0010】
(2)上述した本発明のバッテリパックは、前記ハウジングが、多角柱状であり、前記複数の壁面が、前記ハウジングの内部側における中心から側陵に向かって放射状に延びるように形成されていることを特徴とするとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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