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公開番号2025117760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012653
出願日2024-01-31
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化に有利なコネクタを提供する。
【解決手段】外部コネクタに接続されるコネクタ1であって、電線100に接続された端子10と、端子10の一部を収容して保持するインナーハウジング20と、外部コネクタへの接続方向を貫通方向とし、インナーハウジング20の少なくとも一部を収容する筒状のハウジング30とを備える。ハウジング30は、内壁部31cに係止突起33を有する。端子10は、インナーハウジング20の外部に露出する部分に、接続方向で係止突起33の少なくとも一部と当接自在に対向する係止部13を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部コネクタに接続されるコネクタであって、
電線に接続された端子と、
前記端子の一部を収容して保持するインナーハウジングと、
前記外部コネクタへの接続方向を貫通方向とし、前記インナーハウジングの少なくとも一部を収容する筒状のハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、内壁部に係止突起を有し、
前記端子は、前記インナーハウジングの外部に露出する部分に、前記接続方向で前記係止突起の少なくとも一部と当接自在に対向する係止部を有する、コネクタ。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記端子は、
前記外部コネクタに設けられている外部端子と接続する接続部と、
前記接続部と前記接続方向で連続し、前記電線の端末部を接合させる接合部と、を有し、
前記インナーハウジングは、前記接続部の少なくとも一部を前記接続方向に沿って収容して保持する端子収容部を有し、
前記係止部は、前記接合部に設けられる、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記係止部は、一部に前記接続方向に沿った折り目で曲げ加工が施された片部である、請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記内壁部に、前記接続方向に沿って前記端子を貫通させる形状を有する貫通孔が形成された中間壁部を有し、
前記インナーハウジングは、前記接続方向とは反対方向で前記中間壁部の一部と当接自在に対向する延伸壁部を有する、請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記中間壁部は、前記延伸壁部の先端部が当接したときに、前記接続方向と直交する方向で前記延伸壁部の一部と当接自在に対向する突出壁部を有する、請求項4に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端子の少なくとも一部を収容して保持するインナーハウジングと、インナーハウジングを収容するハウジングとを備えるコネクタがある。特許文献1は、インナーハウジングの外周面のうち、上下の面に一対のばね係止突起を有し、両側部に一対のアウターハウジング係止部を有するコネクタに関する技術を開示している。当該技術によれば、インナーハウジングのばね係止突起は、アウターハウジングが有するばね係止部に対してばねを介して組み付けられるので、電線の振動が端子に直接伝わりづらい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-103087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタでは、インナーハウジングをアウターハウジングに保持させるためのロック構造の一部がインナーハウジングの外周面に設けられている。したがって、当該ロック構造は、インナーハウジングの大きさに直接的に影響し得ることから、コネクタを小型化するためには改善の余地がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、小型化に有利なコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、外部コネクタに接続されるコネクタであって、電線に接続された端子と、端子の一部を収容して保持するインナーハウジングと、外部コネクタへの接続方向を貫通方向とし、インナーハウジングの少なくとも一部を収容する筒状のハウジングと、を備え、ハウジングは、内壁部に係止突起を有し、端子は、インナーハウジングの外部に露出する部分に、接続方向で係止突起の少なくとも一部と当接自在に対向する係止部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化に有利なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図1のII-II部で切断されたコネクタの断面図である。
第1端子の斜視図である。
第2端子の斜視図である。
インナーハウジングの前側を視認させる方向視での斜視図である。
インナーハウジングの後ろ側を視認させる方向視での斜視図である。
図2のV-V部で切断されたコネクタの一部断面図である。
前側を視認させる方向視でのハウジングの斜視図である。
前側を視認させる方向視でのハウジングの正面図である。
図7のVIII-VIII部で切断されたハウジングの断面図である。
図2のIXA部の拡大図である。
インナーハウジングが接続方向に沿って引っ張られた図である。
図2のXA部の拡大図である。
インナーハウジングが接続方向とは反対方向に押し込まれた図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、図1のII-II部で切断されたコネクタ1の断面図である。図2における切断面は、インナーハウジング20における第1端子収容部21及び第2端子収容部22のおおよその中心軸を含む仮想面である。
(【0011】以降は省略されています)

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