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公開番号2025135664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033536
出願日2024-03-06
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/631 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ロック解除操作部が操作方向とは逆方向へ過大変形することを抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、ハウジング7と、ハウジング7にスライド可能に組み付けられるスライドハウジング9と、ハウジング7に設けられたハウジング突起23とスライドハウジング9に設けられたスライド突起53との係合を保持するロック機構61とを備える。ハウジング7は、ハウジング本体部71と、ハウジング本体部71にヒンジ部73を介して連結されたヒンジカバー部75とを有する。ハウジング本体部71には、ロック解除操作部21と、ロック解除操作部21に設けられた逆操作抑制突起部65とが形成され、ヒンジカバー部75には、ロック解除操作部21の操作方向OPとは逆方向への操作を規制する逆操作規制部67が形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングにスライド可能に組み付けられ、スライドすることにより相手コネクタに対して嵌合及び離脱される嵌合部を有するスライドハウジングと、
前記ハウジングに設けられたハウジング突起と前記スライドハウジングに設けられたスライド突起との係合を保持するロック機構と、を備え、
前記ハウジングは、
内部に端子が収容されるハウジング本体部と、
前記ハウジング本体部にヒンジ部を介して連結されたヒンジカバー部と、を有し、
前記ハウジング本体部には、
前記ロック機構の前記ハウジング突起と前記スライド突起との係合を解除するために操作されるロック解除操作部と、
前記ロック解除操作部に設けられた逆操作抑制突起部と、が形成され、
前記ヒンジカバー部には、前記逆操作抑制突起部に対向して配置され、前記ロック解除操作部の操作方向とは逆方向への操作を規制する逆操作規制部が形成されている、
コネクタ。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記逆操作抑制突起部は、前記ロック解除操作部の左右両側に一対に形成され、
前記逆操作規制部は、前記ヒンジカバー部における前記ヒンジ部が形成された基端部とは反対側の先端部に左右一対に形成されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記スライドハウジングは、
前記ハウジングに対して前記スライドハウジングをスライドさせるときに操作されるハウジング操作部と、
前記スライドハウジングの前記嵌合部が前記相手コネクタに対して嵌合した状態において前記ロック解除操作部に対向して配置され、前記ロック解除操作部の操作方向への移動を規制する解除操作規制部と、を有する、
請求項1又は2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、ハウジングと、ハウジングにスライド可能に組み付けられたスライドハウジングとしてのレバーとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。このコネクタは、スライドハウジングのハウジングに対する係合を保持するロック機構を備えており、ハウジングには、ロック機構によるスライドハウジングのハウジングに対する係合を解除するために操作されるロック解除操作部が設けられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-300327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタにおいては、ロック解除操作部の操作方向とは逆方向への操作が容易に可能であるため、レバー(スライドハウジング)を手指で把持して引き上げたときに手指がロック解除操作部に引っ掛かり、ロック解除操作部が逆方向へ過大変形し得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、ロック解除操作部が操作方向とは逆方向へ過大変形することを抑制することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、ハウジングと、ハウジングにスライド可能に組み付けられ、スライドすることにより相手コネクタに対して嵌合及び離脱される嵌合部を有するスライドハウジングと、ハウジングに設けられたハウジング突起とスライドハウジングに設けられたスライド突起との係合を保持するロック機構と、を備え、ハウジングは、内部に端子が収容されるハウジング本体部と、ハウジング本体部にヒンジ部を介して連結されたヒンジカバー部と、を有し、ハウジング本体部には、ロック機構のハウジング突起とスライド突起との係合を解除するために操作されるロック解除操作部と、ロック解除操作部に設けられた逆操作抑制突起部と、が形成され、ヒンジカバー部には、逆操作抑制突起部に対向して配置され、ロック解除操作部の操作方向とは逆方向への操作を規制する逆操作規制部が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ロック解除操作部が操作方向とは逆方向へ過大変形することを抑制することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るコネクタの一例を示す斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングの要部拡大の正面図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングにおいてヒンジカバーを開いた状態を示す斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのスライドハウジングの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのスライドハウジングが第1位置に配置された状態を示す断面図である。
本実施形態に係るコネクタのスライドハウジングが第2位置に配置された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示す本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載された電源回路遮断装置のサービスプラグに適用される。コネクタ1は、例えば、車両に搭載された機器に電気的に接続されている。コネクタ1は、例えば、車両に搭載された電源に電気的に接続された相手コネクタと嵌合可能に構成されている。コネクタ1と相手コネクタとには、嵌合及び離脱することにより、機器と電源との間の電力を、供給及び遮断する高圧回路部3が設けられている。また、コネクタ1と相手コネクタとには、嵌合及び離脱することにより、高圧回路部3における導通を、許可及び禁止する低圧回路部5が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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